2019年の銀行カードローンの審査事情~審査が難かしい?
銀行カードローンは消費者金融と比べて審査が難かしい?そうでもないみたいです。
2019年のカードローンの審査のお話をします。
銀行のカードローン審査は厳しくなっているのか?
審査そのものは厳しくなりません。しかし、高額融資は厳しくなる可能性が高いです。
2017年に全国銀行協会の申合せ、3大メガバンクの自主規制や銀行業界の自主規制を受けて、銀行のカードローンが厳しくなってきています。
自主規制の目的が「審査の厳格化」ですから、銀行のカードローン審査は厳しくなってきているといえます。
しかし、規制することになった背景や規制内容などをよく検討すれば、一般の申込者にとってこれまでよりも厳しくなるとは考えられません。
多くの人がご存知のように、銀行の審査は消費者金融などと比較して厳しいといわれてきました。
しかし、それは根拠のないものであったことは、金融庁の問題指摘で明らかです。
銀行カードローンの審査は、消費者金融と比べて難かしくなかったのです。
銀行のカードローンの融資残高の爆発的な増加は、保証会社への審査の丸投げ・反社会的勢力への融資・収入を無視した高額融資などに支えられてきたからといえるでしょう。
さらに、これに拍車を駆けたのがマイナス金利です。銀行の収益が低迷するなか、カードローンの金利収益が全体収益に大きな役割をはたしてきました。このことから高金利商品であるカードローン利用者を増やすことは、銀行にとって重要な経営戦略だったのです。
この銀行の戦略に警鐘を鳴らしたのが日弁連やマスコミであり、金融庁です。
また、国会議員のなかには、「銀行のカードローンへの総量規制適用」を求める声もあがりはじめました。
こうした社会問題化し始めたテーマに対処するために、この間の申合せや自主規制が行われているのです。
「審査の厳格化」といいながら、申合せや自主規制の内容は、総量規制の適用を受ける消費者金融並みにすることでしかありません。
少し斜めから表現すれば、法律によって規制を受ける前に総量規制並みの自主規制によって、さまざまな問題を解決しようということなのでしょう。
一連の自主規制などで影響を受けるのは、「年収の3分の1を超える高額な融資を期待する人」と「反社会的勢力と見なされる人」だけといえるのではないでしょうか。
一般のカードローンでの借金を考えている人が、銀行のカードローンの審査が厳しくなったと感じるようなことはないと思われます。
マイナス金利は継続していますから、銀行にとっては高金利のカードローンの利用者を急激に減少させるわけにはいきません。
従来から審査は保証会社に委託されている消費者金融課や信販会社が行ってきたのですから、当面、変化があるとしても、高額融資の制限と警察庁へのデータ照合が確実に行われるようになる程度といえるでしょう。
銀行のカードローン審査は厳しくなるのか?
・規制することになった背景や規制内容などをよく検討すれば、一般の申込者にとってはこれまでよりも厳しくなるとは考えられません。
・変化があるとしても、高額融資の制限と警察庁へのデータ照合が確実に行われるようになる程度といえます。
2019年 一番おススメのカードローンは?
三菱UFJ銀行カードローンが一番おすすめです。
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