借金返済する時に最も損なのがリボ払い!
借金の返済には『方法』と『方式』があります。
借金返済する時に最も損なのがリボ払いです。一番長い期間、利息を取られ続けるからです。
残高スライドリボルビング返済とは、借入残高に応じて段階的に決められた金額を、毎月返済していく方式です。
元金は減りにくいのですが限度額内で何度でも借入や返済をできることから、リボルビング返済の中でも最も多くのカードローンで採用されています。
しかし、この方式は月々の返済額は低く抑えられるメリットがありますが、返済期間が延びる可能性が高くなるデメリットがあります。
カードローンの返済について
カードローンの「返済」に関連して、「返済方法」と「返済方式」という非常によく似た2つの用語があります。
返済方法とは「カードローンを返済する際の手段のこと」で、カードローン提供会社によってさまざまな手段が用意されています。
具体的には「ATMでの返済」「口座振替での返済」「振込での返済」などがあり、カードローン利用者はそれらの中から自分の都合にあわせて選びます。
一方返済方式とは「カードローンの返済額(元金部分と利息部分)の計算に用いる方式(一定のやり方・形式・手続き)のこと」で、基本になるのは「分割返済方式」と「リボ返済方式」の2種類です。
しかし元金部分と利息部分の取扱い方にいくつかの種類があるので、一般的に6種類に分類されます。
カードローンの返済方法とその特徴
カードローンの返済方法については、商品説明書の「返済方法」の欄に必ず詳細に記載されています。
近年は、返済方法にも簡単で便利であることが求められるようになってきました。
そのことで各カードローン提供会社では何種類も返済方法を用意しており、利用者自身の都合に合わせて選べるようになっています。
各カードローン提供会社が近ごろ用意している一般的な返済方法は、次のとおりです。
①店頭窓口での返済:一番アナログで昔ながらの返済方法ですが、その場で正式な領収書を受け取れる唯一の返済方法です。
店まで出向く必要のあることや対面で返済することで人目が気になる方法ですが、手続きミスの心配の無い安心できる返済方法といえます。
②銀行振込による返済:一番オーソドックスな返済方法で、約定返済日(契約で定めた返済日)までに指定の銀行口座へ振り込みをします。
振込手数料の負担が必要ですが、細かい額の返済ができることやインターネットバンキングでの振込が可能といった利点があります。
③口座振替による返済:基本的には「約定返済」に利用される返済方法で、毎月の返済額と利息額を利用者が指定する金融機関の口座から約定日に引き落とす方法です。
返済のためにわざわざ出掛ける手間が省けて便利ですが、口座の残高不足による延滞が発生しやすいので注意を要します。
④インターネットバンキングでの返済:②の返済に含まれる方法の一つです。
曜日や時間など関係なく返済可能で、インターネットバンキング利用者の拡大にともなって増加しています。
⑤自社ATMからの返済:大手の銀行や消費者金融は自社でATMを設置しているので、それを利用する返済方法です。
約定日までに自分で手続きに出向く必要がありますが、自社ATMであればたいていの場合、手数料無料で利用できるのがメリットといえます。
⑥提携ATMからの返済:提携銀行やコンビニエンスストアなどに設置されている提携ATMを利用する返済方法で、近年最も利用されている返済方法です、提携ATMの中でもコンビニATMが特に利用されています。
コンビニはいたる所に店舗がありしかも24時間営業ですから、コンビニ設置ATMの利便性は抜群の高さです。
カードローンの返済方式とその特徴
返済が始まってから初めて自分が利用しているカードローンの返済方式を知る、というのが多くの人の現実ではないでしょうか。
返済方式はカードローンの構成要素の一つですから商品が提供される時点ではすでに設定されており、申込者が自分好みの方式に変更することは不可能です。
また、月々の返済額についても商品説明書に記載されていることから、申込段階で返済方式を改めて確認することはないのかもしれません。
しかし、返済計画を検討する際には必要な情報なのですから、申込前には返済方法や特徴についてぜひとも理解しておきたいものです。
そこで、このサイトでは、返済方式の種類と特徴について要約して情報提供しておきます。
①分割返済:当初借入総額を返済回数で割り算した額を返済する方式です。
金利を抑えやすいのですが、追加の借入は別扱いになるので、追加借入をすると月々の返済額が多くなる点に注意しておかなければなりません。
②元利均等返済:元金部分と利息部分を合わせた毎月の返済額が、返済期間中は一定になるように計算されている返済方式です。
返済額が一定ですから計画的な返済ができるメリットと、返済当初は返済金を利息部分へ多く充当するので元金がなかなか減らないデメリットがあります。
③元金均等返済:毎月の元金部分の返済額を一定にしておき、変動する利息部分を上乗せして返済する方式です。
元利均等方式に比べて利息の総返済額も元金の総返済額も少なくなるメリットと、元金部分の返済額を一定にすることで当初の返済額が大きくなるデメリットがあります。
④リボルビング返済:当初の借入総額に対して一定の金額を毎月返済していき、追加の借入れは借入総額に加算して返済する方式です。
毎月の返済額が固定されているので追加借入によって借入総額が増えても毎月の返済額は今までどおりで、借入額が増えると返済期間が延びます。
なお、月々の返済のほとんどが利息に充当されることから、毎月確実に返済しても借入元金が減らないといったことが発生しやすい方式です。
⑤定率リボルビング返済:毎月の締日の借入残高に一定の割合(定率)を掛けることで返済額を算定し、その額を返済する方式です。
この方式には、毎月の締日の借入残高に利息を足した額に一定の割合(定率)掛けた額を返済する「元利定率リボルビング方式」と、毎月の締日の借入残高に定率をかけた額に利息を加えて返済する「元金定率リボルビング方式」もあります。
⑤定額リボルビング返済:毎月の元金部分の返済を一定額で行う方式です。
ただし、借入残高に対する利息をプラスして返済することから、毎月の総返済額は変動します。
この方式には毎月の元金部分の返済額も利息部分の返済額も一定額で固定する「元利定額リボルビング返済」と、元金部分の返済だけを一定額に固定した上に利息部分の返済を加えることで返済額が毎月変動する「元金定額リボルビング方式」もあります。
⑥残高スライドリボルビング返済:借入残高に応じて段階的に決められた金額を、毎月返済していく方式です。
元金は減りにくいのですが限度額内で何度でも借入や返済をできることから、リボルビング返済の中でも最も多くのカードローンで採用されています。
しかし、この方式は月々の返済額は低く抑えられるメリットがありますが、返済期間が延びる可能性が高くなるデメリットがあります。
なお、この方式には「残高スライド元利定額リボルビング返済」や「残高スライド元利定率リボルビング返済」などもあります。
借金の返済には『方法』と『方式』がある。:まとめ
カードローンの返済には、「返済方法」と「返済方式」というよく似た2つの用語が使われます。
返済方法とは「カードローンを返済する際の手段のこと」
返済方式とは「カードローンの返済額の計算に用いるやり方や手続きのこと」
各カードローン提供会社では次のような返済方法を用意しており、利用者の都合に合わせて選べます。
①店頭窓口での返済
②銀行振込による返済
③口座振替による返済
④インターネットバンキングでの返済
⑤自社ATMからの返済
⑥提携ATMからの返済
返済方式はカードローンの構成要素の一つで、次のような方式があります。
返済方式は商品が提供される時点ではすでに設定されているので、申込者が自分好みの方式に変更することはできません。
①分割返済
②元利均等返済
③元金均等返済
④リボルビング返済
⑤定率リボルビング返済
⑥残高スライドリボルビング返済
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