最速で借金返済する為の7つの節約方法
節約せずに誰も金持ちにはなれない。そして、節約する者で貧しい者はいない。byサミュエル・ジョンソン
サミュエル・ジョンソンはシェイクスピアの研究英語辞典の編集を行った偉人です。
節約は借金返済する為だけではなく、借金を返し終えてからお金持ちになっていく為にも必要な事、という事です。
借金返済の為に節約するのではなく、あなた自身の人生を良くする為に、節約という過程を通る、と考えれば精神的に楽に取り組めると思います。
本当の意味で必要な支出、自分を満足させる為の支出というのはそんなに多くありません。
家賃、保険代、車関連費用、交通費、食費、必要最低限で考えればいいのです。
自分の支出を見直す時は、まずは固定費(払っている意識が比較的少ない、自動的に引き落とされていく部分)から考える必要があります。
借金返済する為の高効率の節約方法を7つにまとめました。
項目別に節約箇所を解説しています。
家賃 借金返済の為の節約方法 1
今よりも安いところに引っ越したとしても、それ程苦にならないかもしれません。引越しには一時的にお金がかかりますが、それでも2年、3年と長い期間住めば家賃のマイナス分で引越し関連費用(敷金礼金とか)を償却し、その後は自動的に得をしていきます。家賃は削れるとすれば最も”節約してる感”が少なく、大きく削れるところです。
保険 借金返済の為の節約方法 2
保険も自分が入っているものよりももっと安いものがあるかもしれません。契約時だけ安心して、あとはお金を払っているだけで、保険の保険の存在すら忘れているという人がほとんどでしょうし。
車関連費用 借金返済の為の節約方法 3
そもそも車を手放して他の交通手段で生活する方法を考える。
バイクにする、電気自転車にするというのが他の代換案です。
車のグレード、クラスを落としたり、燃費のいい車に買い換えるといった方法が考えられます。
過激に節約を考える方は日本で住んでいて車を所有するのはお金がかかり過ぎるので本当にバカバカしいとして、車の所有の無駄さを指摘する人もいます。
交通費 借金返済の為の節約方法 4
通勤で電車を使っている人は、それを自転車にかえるといった選択肢が考えられます。
ですが、これは結構難かしんですよね。
心理的に抵抗がありますし、実際にかかる通勤時間も長くなる事も考えなければなりません。
体力的な事を考えても最初はかなり踏み出す勇気が必要です。
食費 借金返済の為の節約方法 5
自分で食事を作るスキルをあげればかなりの節約になります。
毎日の生活から少しづつ削りながら、しかも心が貧しくならない、自炊はおすすめです。長く続ける為には自炊を楽しめるようになれるようにならないとなりません。
通信費 借金返済の為の節約方法 6
携帯通話料ってどのくらい使ってますか?
5千円以下っていう人はそこから月の携帯代を大幅に減らすのは難かしいですから、今のままで月に話す量をセーブしたり、携帯のパケット通信料を抑える方向で考えられるのがいいと思います。
ただ、一ヶ月の携帯代が8千円以上いく人は、ドコモ→ソフトバンク、とか、ソフトバンク→格安SIMとかのキャリア変更や、料金プランの変更を考えた方がいいと思います。
基本的には自分の家族や、付き合ってる人にしか電話しないという人は、その親しい人たちが持っている携帯のキャリアと同じものを持つのが一番だと思います。
節約したお金を繰り上げ返済に回す事で、利息という無駄金を節約し、返済に回せるお金を作っていけるようになります。借金道: 繰り上げ返済という武器
自身の状況、自分のお金の使い方を考えて、削れる箇所を探していくのが支出を見直す第一歩だと思います。
節約生活っていうのは楽じゃありません。ほんっとにツラい事です。
また、今まで節約した事がない人や、今回初めて借金を返すっていう人にとっては、節約生活はすごく大変な事です。(でも、そういう人程、初めは全力で節約に取り組むべきです。)
自炊をするのにも、やった事ない人は抵抗あるでしょうし、遊びに行くのを控えて家に籠もるのも、慣れない間はツラい事だと思います。
ですが、そういうのって見えない慣れ、習慣化への鍛錬です。
最初は慣れない事でも続けていくうちに、苦労だと思わずにできるようになってきます。ちゃんと働いて、お金を使わずに帰宅する、そういう習慣をつける事ができればしめたものだと思います。
どうすれば借金を返せるのか!?と焦って考えるよりも、借金を返していく生活は長期戦だと考えて、じっくりと自分を変化させて取り組む方がいいと思います。
借金を返していく上で、少しつけた方がいい習慣を列挙していきます。
- 家計簿をつける
- 予算配分して、繰上返済する。
- 無駄遣いの悪習をやめる
(自分の無駄遣いの悪習を探してやめる事です。) - 分相応のバランス感覚を持つ。
お金との使い方で重要なのはバランス感覚です。自分はこれは買っても良いのか、ダメなのか、それが判断できるようにバランス感覚を鍛える事が大切です。
借金を返していく上で注意しなければいけない点、自分に取り入れて習慣化した方がいい点っていうのはたくさんあります。
あえてポイントカードは持たないという選択
「ポイントカードを持たない事が節約につながります。特典に目がくらんで使い過ぎてしまうリスクが実は大きい。」
ポイントカードは確かにポイント分得をしますが、そのお得分って1%とかそんなもんですよね。
ポイントカード自体を使わない方がいい、という方法は雑誌のインタビューで節約コメンテーターが答えていた節約方法です。
ココロと節約はリンクしていますから、面倒だと思った瞬間にお金を使ってしまう
他にもこの方が述べている節約方法で、ちょっといいのがあるので抜粋します。
「家計簿をつけることもいいです。ただつけるのではなく、前月比や、対前年対比を意識してつける。例えば20日はいくらのお金が残っていなければいけないか、把握できているか。また8月、9月、12月といった出費の多い月に意識ができているか。月末や出費の多い月にしっかり節約することでお金は絞り出せます。ココロと節約はリンクしていますから、面倒だと思った瞬間にお金を使ってしまうんです。」
自分がどうなりたいかをイメージし、どんな風に変わっていきたいかを考えよう
さぁ、節約しましょう!って言われても、そんなの、やる気わかないですよね。
節約って、苦労なしにはできません。
節約=苦痛なわけです。
まず、何の為に節約するのか、という事から考えた方がいいです。
どうして借金を返したいのかをハッキリさせる
お金が欲しい、なんとなく思っているだけでは、ほとんどの人はお金持ちにはなれません。
どうしてお金が欲しいのかをハッキリさせないとゴールがイメージできなくて変われないからです。
当然の話ですが、お金持ちが資産をつくっていくには、お金を貯めていった過程があったはずです。
今、一代で財を作ってお金持ちになってる人(相続で金持ちになったわけではない人)には、つつましい生活をして、財力を蓄えていった過程が必ずあります。
今借金があるポジションにいても、その人たちの過程と同じく、節約して金を返済に回していく事はできるはずです
目的が人を変える 借金返済が終わった後の事をイメージしてみよう
いつまでたっても資産ができていかない…、いつまでも借金を返す事ができない、それは自分がなりたい状態がイメージできてないから、目的がはっきりしていないからではありませんか?
人生は長期で考えていく必要があります。計画的にお金を貯めていけない、計画的に借金を返済していけない人というのは、なんとなく返済に回し、なんとなく使ってしまう傾向があります。
何のために、借金を返すのか?
何の為にお金持ちになろうと思うのか?
まずここをハッキリさせる事が大事です。
目的さえハッキリ描ければ、じゃ、それまで頑張る!っていう風に現状のつらさが見えなくなるからです。
欲しがりません、勝つまでは、です。引用元の国は負けてしまいましたが、根性論としてはこれ以上ないと思います。
借金返済の場合で、この名言を言い換えるなら、欲しがりません、完済するまでは、ですね。
節約生活なんて、コツも何もありません。やってきた私が言いますが、ホントに暗くて、つらい、長く地に潜るような生活です。
でもまぁ、工夫次第で暗くならずに借金生活をする事もできます。
今年中にいくら返済する、とか今年中にいくら年収を上げる、とか年単位の目標を決めるのも大事
前月比、対前年比はとても大事です。企業でも同じやり方で資産管理をしています。
これは大きな視点で自身の方向性を見る、という事ですね。
節約は大事ですが、節約と対局にあたる考え方もあります
借金がある時には抑えるところは抑えた方がいいですが、興味のあるものに使うお金は削り過ぎないようにした方がいいかもしれません。
ケチってばっかではダメ
お金を使いたくないからって、毎日家でゲームしたり、無料で見れるネットコンテンツ(ニコニコ動画とか)ばっかり見てても、世間の人の感覚からはズレていくばかりですから、普通の人がどこでお金を使いたくなるとか、わからなくなっていきます。
大きな視点で考え、収入を上げてお金持ちになる事を考えよう!
収入を増やし、将来的には貧乏暮らしなんてしたくないという人は(私もそうなんですが)、発想を変えてみる事も大切だと思います。
テレビ番組でよく、主婦が涙ぐましい節約と家計管理をしている様子が映し出されています。それはそれで、その他大勢の人にとっては役に立つ番組なのでしょう。
でもあなたにとっては違います。カリカリの節約に努力するくらいなら、もっと収入を増やす方向へ頭と時間を使う方がいいです。
そりゃ借り入れが多い人、今の今まで借り入れが増えてきた人は節約することが至上ですが、それだけでは、先にお金持ちになるのは無理だと思うのです。
20代、30代は可能性がある立場なんですから、好きな物はできる限り(度が過ぎて返済のスピードが遅くなってしまうとダメですが)お金を使ってみて、なんでもやってみた方が人によってはいいかもしれません。
お金を使うっていう事は投資的な話でもあるんですね。
ケチるところと、出すところを分けて考える事も重要
あなたの節約ポイントはどこでしょうか?
人によって効果的な節約ポイントは違います。例えば外食を頻繁にする人はまずその習慣を改める事が一番の節約になります。
自炊をする事による節約効果
完全自炊で1年間通すと、完全外食と比べて年間42万円の節約になります。50万しか借金ない人だと、これだけでほとんど返せてしまうような差になります。ちなみにこのデータは一人暮らしのケースで、です。家族持ちの方なんかですと、外食するかどうかがかなり大きなポイントになってきますので、注意が必要です。
住まいを変えるという節約方法
他に節約できるかもしれないポイントとしては、住居費です。住居費を削る事ができれば毎日何もしなくても自動的に節約されていきます。結構住めば都とも言えるような、家賃が安いのに住みよい物件っていうのはあるものです。ですが、引っ越しにも費用がかかるので、簡単にコロコロ住まいを換えるのはかえって節約ではなく浪費になってしまいます。
通信費を変えるという節約方法
携帯の支出も考える余地があるケースも結構あります。
そして、節約したお金を繰り上げ返済に回す事で、利息という無駄金を節約し、返済に回せるお金を作っていけるようになります。
毎日の生活の中で、お金の事を追求しようとする姿勢がまず大切なのではないでしょうか。
借金あっても、節約はほどほどに
節約できる事は何でもやっていく、借金をして間もない頃は自分に気合いを入れるためにそういう考えでもいいのですが、返済に慣れてくればどこもかしこも節約というのではなく効果を考えていくのがいいと思います。
ケチり過ぎると惨めになる。
節約しているからといって落ち込まない事です。
精神状態に気をつける事が重要だと思います。節約で借金分の金額を浮かそうと思えば、すごい年月がかかります。
借金返済の為の節約方法 7 電気代の節約はあえてしない
電気代の節約は、効果としては弱い!(精神修行としてはいいですが)
たとえば、電気をこまめに消したから月間30円節約。これで30万円分節約しようとすると、833年(!)かかります。
電気を消しまくって節約して暗い気持ちになる位ならそこはケチケチしなくてもいいと思います。
元気でいる事、それが仕事での収入にもつながってきます。
もちろん節電の世ですから、エコ的精神から節電は必要です。何も電気代だけの問題ではなく、ですね。私がお話したいのは、あくまで節約できるお金の話です。
過度の節約は自分を暗くする
借金を返していく生活の中では、効果対ストレスを考えるのがいいと私は思うのです。
たとえば夕食を我慢して家に帰れる時間に仕事が終わる人は、スーパーで食材を買って、家に帰って自炊するのがいいですが、終電までギリまで仕事した人は、家のある駅で降りた後に290円の牛丼を食べるというのも選択肢としてありだと思うのです。
自炊の効果はすごいですが、絶対しなければいけないとなると、ストレスがかかってきます
いつでも自炊が正しいとは限らない!
自炊するかしないかは、ストレス対効果を考えて判断する必要が出てきます。
家に帰ってから自炊するよりも、早く食べて消化する時間を作りながらお風呂とかに入って、早めに就寝した方がいいと思います。
いつでも最高の節約をしよう、とか思ってると上手に生活する事ができなくなります。
節約なんてした事ない、という借金初心者の人は初めのうちは全開で節約していくべきですが、ある程度借金生活に慣れてきた人はどこで手を打つかという視点も持っていく方がいいと思います。借金はすぐには返せないものですしね。
底値帳をつけてみてもいいかも
安い買い物を追求する事は結構大切な事です。
できるだけ無駄なものを買わない癖をつけるのがまず第一ですが、どうしても必要なモノを買う場合、底値を調べる癖をつけるといいと思います。
出費をチェックする為に必要なのは家計簿です。これは絶対に必要です。
また他に節約の為にやっておいた方がいいと思うのが、底値帳の概念です。
底値帳というのはある商品の最安値、つまり底値をメモしておく為の帳面の事です。
同じ商品でも店によって値段が違うものがあります。
どの商品がどこで一番安いのか、それをチェックして、何はどこで買うのが一番いいのかという事を整理するのです。
たとえば、ティッシュやトイレットペーパー、野菜、果物、肉など、生活していく上で定期的に必要な物があります。それらを買う時になってから、適当にあった場所で買っていては無駄が生じます。
どこで買うのが一番安いのか、それを把握する為にアドレス帳(使っていない小さなノートとかでも可です)を1冊用意して、そこにあいうえお順で品物の名前を書き、安いと思った買い入れ先の名前と値段を書いていくとわかりやすいです。
こうしておくと、1品1品の値段に対してとても気が回るようになり、値段をチェックし易くなります。また、必要なものが何なのかをしっかりと把握できるようになり、無駄遣いがなくなっていきます。
実際に底値帳をつけなくてもいいですが、普段、習慣的に買っている物はできるだけ安くまとめ買いできないか?という工夫をすると、うまく節約する事ができるようになります。
私自身、コーヒーのペットボトルを1日に二本買うという習慣があるのですが、それをコンビニで買うと高いので、アマゾンで24本のケースで買っています。
150円のペットボトルが104円で買えるようになって、節約になってます。
アマゾンで買う前は、薬局やディスカウントストアで安く買ってたのですが、結局はアマゾンが底値というのがわかり、アマゾンで買うようになりました。
また、アマゾンで買うようになった事で、コンビニに寄る時間も節約できるようになりました。
次ページは、まず節約を習慣化しよう!です。
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