内定者は借金し易いか?内定者なら学生ローンで借金できるのかを解説

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種類は少ないのですが「内定者向け」のカードローンは存在します。

一般のカードローンでは、「内定者」という表現が使われることはありません。

学生ローンという表現の方が合ってるかもです。アルバイトをしている人の学生ローンと考えるとわかり易いと思います。

収入が無ければ「無収入者または収入のない人」であり、アルバイト収入などがあれば「アルバイト」として取り扱われるのが原則です。

このページでは、微妙な立場の内定者とカードローンに関して、次のようなテーマで情報提供します。
・内定者なら学生ローンで借金できる?
・内定者が借金の審査をクリアする条件は?
・内定者が借金することについて!

内定者なら学生ローンで借金できる?

銀行系であっても消費者金融系であっても、カードローンの申込条件としては「年齢」と「収入」が設定されています。この申込条件は、それぞれのカードローンの商品説明書に必ず明示されているものです。

一般的には、次のように記載されています。

・年齢については「申込時の年齢が満20歳以上満69歳(62・65・70歳などさまざま)以下の方」といったように、申し込める人の最低年齢と最高年齢で示されています。
・収入については「原則安定した収入のある方」といったように示されています。
この申込条件を満たしている人は当該カードローンの利用を申し込め、審査をクリアすればカードローンを利用できるということです。

この申込条件を「内定者」に当てはめてみましょう。

内定者つまり就職内定者は大学や専門学校を卒業予定で就職が内定している人のことですから、たいていの人が満20歳以上です。ですから、内定者は年齢の申込条件を満たしています。

問題は「安定した収入のある方」という収入に関しての条件です。

「安定した収入」とは正規社員並みの収入と言うことではなく、金額が少なくても返済できるだけの定期的な収入を指します。

このことから、アルバイトなどで毎月一定の収入のある内定者であれば、カードローンの収入に関しての申込条件を満たします。

しかし、アルバイトなどの収入(親からの仕送りは収入と見なされません)のない無収入の内定者は、申込条件を満たさないことから申し込めないのです。

消費者金融は貸金業法に定める総量規制の適用を受けるので、無収入者への貸付は違法です。

従って無収入の内定者は消費者金融系カードローンへ申し込めません。

また、総量規制の適用を受けない銀行は無収入者へ貸付をしても違法ではないのですが、原則として。

回収不能リスクの高い無収入者へ貸付をすることはありません。ですから、無収入の内定者は、銀行系カードローンへも申し込めないのが現実なのです。

なお、真偽は確認できていませんが、ネット上には「無収入の内定者であっても就労(勤務)開始が1カ月以内の場合は申込みを受け付ける銀行がある」との記事はあります。

以上のことから、カードローンに申し込めるのは、次の2つの条件を同時に満たす内定者です。
・申込時の年齢が満20歳以上で最高年齢以下の内定者
・アルバイトなどによる安定した収入のある内定者

内定者が審査をクリアするための条件は?

審査に関しての情報提供する前に、審査を受けるための申込条件についておさらいをしておきましょう。

就職内定者がカードローンへ申し込めるのは、内定者が次の2つの条件を満たしている場合に限られます。

  1. 申込みをする時の年齢が、満20歳以上で最高年齢以下の内定者
  2. アルバイトなどによる安定した収入のある内定者

ただし、銀行系カードローンのなかには、②に関連して申込時点で無収入であっても就労(勤務)開始が1カ月以内の内定者については申込みを受け付けるケースがあるとの情報はあります。

申込が受け付けられると審査開始です。

申込者が内定者であるということで、特別な審査が行われるわけではありません。

一般の申込者と内容的に違いがあるとすれば、それは在籍確認でしょう。

一般的な在籍確認では、申込者の勤務先へ電話を入れます。

内定者の勤務先にあたるのは「大学や専門学校など」のように思われますが、実際には申込者の内定先へ電話を入れることで行われます。また、一部には、申込者が勤務を開始した直後に行うカードローン提供会社もあるようです。

では、内定者が審査をクリアするための条件について情報提供していきましょう。

しかし、すでに紹介したとおり、内定者向けの特別な審査が行われるのではありません。

ですから、審査をクリアするための詳細については、他ページでたっぷり解説してます。
借金の審査は〇〇で決まる!利用限度額はどうやって決まるの?
審査落ちになった人必見!審査に通るようになるコツは延滞しない事

審査については上記をご覧になっていただくとして、このページでは内定者であるからこそクリアしたい条件について紹介します。

内定者が学生ローン審査をクリアするコツ!1つ目は「提出書類」です。

カードローンに申込むときの一般的な本人確認書類は運転免許証・パスポート・健康保険証などですが、内定者の場合、在学証明や学生証などの写しも本人確認書類として認められます。

また、内定者の場合は内定先発行の内定通知書や採用通知書の提出を求められるのが一般的です。

なお、カードローン提供会社から、勤務開始後に給与明細書や社員証の提出を求められることがあります。

内定者が学生ローン審査をクリアするコツ!2つ目は「信用情報」です。

内定者であれば信用情報はあまり関係ないように思うかもしれませんが、近年は、クレジットカードやスマートフォンなどを利用している人は大勢います。

これらの返済に係わって延滞や滞納など個人信用情報機関の記録に登録される事故を発生している内定者は、審査のクリアはほぼ困難です。

しかし、それとは逆にクレジットカードやスマートフォンの返済がスムーズに行われている人を「スーパーホワイト」と呼び、審査に好印象を与えます。

こうしたスーパーホワイトの審査通過率は、非常に高いです。

内定者が学生ローン審査をクリアするコツ!3つ目は「借入限度額」です。

ネット上には内定者の借入限度額として、「10万円程度」と紹介されています。通常、カードローンの借入限度額は最低額~最高額で表示されますが、たいていのカードローンの借入限度額として提示されているのが10万円です。つまり、内定者の借入限度額は、カードローンとしては最低額であると言えます。
これはアルバイト収入しかない内定者に保証人なしで貸し付ける額としては、決して少ないとは言えないでしょう。
なお、カードローン提供会社によっては、勤務開始後に増額申請があれば審査を行ってくれるようです。

内定者がカードローンを利用することについて!

「東京都民銀行」が2014年10月1日から「大学卒業予定者ローン」の取扱いが開始された際には、内定者がカードローンを利用することについての是非がネット上でも話題になりました。

銀行が内定者向けに提供するこのカードローンに対しては、ファイナンシャルプランナーやアルバイトなどで収入を得ている学生からは「学生は利用すべきではない」と否定的でした。

一方、親に甘えるのではなく自分で借りて自分で返したいといった学生からは、「ぜひ利用したい」と歓迎されていました。

このサイトで、あらためて内定者がカードローンを利用することについて論じることはしません。

しかし、借金は返済の義務を伴うことですから、「返済の計画と見込み」が有るか無いか自分自身でシッカリと検討して決定したいものです。

ファイナンシャルプランナーなど生活設計の専門家などが内定者向けローンに否定的なのは、次のような理由に因ります。

  1. いまや大学生の2人に1人が奨学金を利用しているが、社会人になってその返済ですら苦労する人が急増していること(奨学金返済滞納者33万人・滞納額880億円:平成26年度末)。
  2. 平成25年3月大学卒業者の卒業後3年以内の離職率31.9%です。これだけ多くの大学卒業者が離職するような状況のなかで、勤務開始してからの返済は危険すぎる。
  3. カネがないなら「あきらめろ!」、諦められないなら「アルバイトで稼げ」「親に甘えろ!」
  4. 借りる場合は、もっと低金利なローンを懸命に探すべき。
    なお、借金に関しては、アルバイトなどで収入を得ていない内定者は信用度も返済能力もゼロとしか見なされないことを知っておきましょう。

内定者とカードローン:まとめ

内定者でもカードローンを借りられる?
・カードローンに申し込めるのは、次の2つの条件を同時に満たす内定者に限られる。
①申込時の年齢が満20歳以上で最高年齢以下の内定者
②アルバイトなどによる安定した収入のある内定者
・ネット上には、無収入の内定者であっても就労(勤務)開始が1カ月以内の場合は、申込みを受け付ける銀行があるとの情報が提供されている。
内定者が審査をクリアするための条件は?
・内定者であるからこそクリアしたい条件は、次の3つである。

  1. 「提出書類」:一般的な本人確認書類は運転免許証・パスポート・健康保険証などだが、内定者の場合、在学証明などの写しも本人確認書類として認められるほか、内定通知書や採用通知書の提出を求められる。
  2. 「信用情報」::クレジットカードやスマートフォンなどの利用者で個人信用情報機関に事故の記録があると、審査のクリアはほぼ困難。逆にスーパーホワイトの審査通過率は非常に高い。
  3. 「借入限度額」:借入限度額は最低額~最高額で表示されますが、内定者の借入限度額は、カードローンとしては最低額である10万円程度である。

内定者がカードローンを利用することについて!
・内定者がカードローンを利用することの良し悪しは一概には言えないが、内定者が最初から借金を負った状態で勤務するのはかなり精神的にもつらいですよ、という意見は無視せずにもう一度借金しない方法を一考していただきたいと思います。

記事を書いているのは?

楽に借金返済
貸金業務取扱主任者 3級 ファイナンシャル・プランニング技能士。元貸金業者で働いていた経験と、自身も長年借金をしている経験を併せ持つ。 借金道を10年運営。借金コラムを2000枚以上執筆。 借金アドバイザーとして、WEB上での借金相談を1,000件以上行っている。
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  6. 繰上返済で借金を減らす方法
  7. 繰上げ返済時に振込手数料を無料にする方法
  8. 借金してても楽しいことあるさっ
  9. 借金返済の生活
  10. 借金返済の生活 その2
  11. 借金が増えていっている人へ
  12. ストイック(=禁欲的)に
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