労金や信用金庫のカードローンは誰でも申し込める?
労金、信用金庫の金利は消費者金融、銀行カードローンと比べて非常に安いです。
ですが、労働金庫は、労働組合が関係していて普通の金融機関ではないイメージですし、信用金庫も商売人向けというイメージがあります。
今回のテーマは、どういう人が労金、信用金庫を使えるのか、という事について解説します。
労金や信用金庫のカードローンは誰でも申し込めるのでしょうか?
質問にある労働金庫と信用金庫が取り扱っている商品やサービスはほとんど「銀行」と同じです。
しかし、銀行とは次のような違いがあります。
上の表のように労働金庫と信用金庫には類似点があるのですが、銀行とは異なります。
実はこの違いがカードローンの申込条件に反映されることから、一般の銀行系と労金や信金のカードローンの申込条件には違いがあるのです。
一般の銀行系や消費者金融系カードローンにない申込条件を、具体的に紹介しましょう。
(1)中央ろうきんのカードローン「マイプラン」の場合
- 申込できる人:中央労働金庫に出資のある団体会員の構成員、または自宅もしくは勤め先(事業所)が当金庫の事業エリア内(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県)にある給与所得者の人
- 金利:団体会員の構成員(3.875~7.075%)・生協会員の組合員およびその家族(4.275~7.475%)・一般の勤労者(5.275~8.475%)
(2)東京信用金庫
- 申込できる人:当金庫の営業地区内(東京都と埼玉県の一部)に住所、勤務先、事業所のいずれかを有する人
・総合口座または普通預金の取引印鑑(口座をお持ちでない方は、新規にご契約いただきます) - 金利:年11.50%(含む保証料・年2.00%)
このように、質問に対しては「労金や信金は、営業地域内の住民や労働組合・生協などの組合員のための金融機関であることから、原則それら以外の人からの申込は受け付けていません」というのが答えです。
誰でも労金や信用金庫のカードローンを申し込めますか?
まとめ
- 取り扱っている商品やサービスは「銀行」とほとんど同じだが、カードローンの申込条件には違いがある。
- 労金、金庫のカードローンの申込条件は次のとおりで、だれでも申込可能ということではない。
①労働金庫に出資のある団体会員の構成員、または自宅や勤務先が当該金庫の事業エリア内にある給与所得者
②当該金庫の営業地区内に住居や勤務先があり、個人総合口座または普通預金の取引がある人
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