日本政策金融公庫、銀行をうまく利用する方法
今回は、今は借金があってすぐにはできないけれども、近い将来、完済して、その後起業して商売を始めたいと思っている方向けに、日本政策金融公庫(=旧、国民金融公庫)や、銀行をうまく利用する方法について書いてます。
店を作る為に借金、事業を新しく始める為の借金にで国金や銀行を利用したいと考えている場合どういう風にしたら、借りる為の信用をつけられるでしょうか?
事業をやるには、お金を借れた方が有利に展開できるケースが多いです。
ですが、どんな事業でもそうですが、最初はいかに上手にお金を借りるかとかそういう事を考えるよりも先に、自分がどれだけそのビジネスで儲けれるか?というところに焦点を当てて考えた方がいいです。
そして、この商売のやり方なら儲かる!っていう確信を持てたら、そこに集中的に投下していくのがいいです。
銀行で借金し易くする方法は?
>定期預金をしてた方が信用がついていいのか?
定期預金や、給料決済用の口座がある人は、その銀行と過去から付合いがあるという事になります。
銀行からすると素性がよくわかるので融資とかの話の際、信用につながります
>信用金庫のほうが資金を調達しやすい?
信用金庫は銀行と比べると(貯金しているお金のデリバリーをしてくれる点や、経営計画の相談に乗ってくれるらしいので)私的にはおすすめなのですが、完全な新規事業となると(美容院での勤務経験はあっても自分の屋号での店を持った経験がない状態だと新規事業という事になります。)銀行や、信金での融資を考えられるよりも国の新規事業支援制度を利用されるという方法から考えられた方がいいと思います。
公的機関からの貸付けの利用を検討してみよう!金利安いのでいいですよ
日本政策金融公庫(国民生活金融公庫)は、銀行などの金融機関から資金の融通を受けることが困難な小さい会社用の制度です。
国はそういう小さな会社に融資する事で起業する人をサポートし、お金がまわっていくようにしようとしています。
国民生活金融公庫法
国民経済の健全な発展と公衆衛生などの国民生活の向上に寄与することを目的とすると、国民生活金融公庫法にあります。
国民生活金融公庫(=日本政策金融公庫)の事業としては、会社への融資が270万件(!)年収が一定以下の世帯への教育資金融資(70万世帯)、恩給・共済年金等を担保とする融資があります。
>過去に多額の借金があった人は信用されない?
返し終わった後ではそれほど影響はないです。
今どんな事業をやっているのか、この5年~10年の間の信用情報の問題がないかどうかが重視されます。
借金の審査に落ちたらどうしたらいいのか?
自身の信用情報をCICで問い合わせてみるといいです。
結局誰に聞くわけにもいきません。金融機関からは残念ですが今回は…的な断り方をされるので、自分のどこが悪くて審査に落ちたのかはわかりません。
そこで、借金を申し込んだ後に、金融機関が参照するCICという信用情報機関の方に、あなたの信用情報がどう登録されているのかを調べてみるという方法を取るのです。
こうすれば、自分がどうして審査に落ちたのかを客観的に見る事ができます。
商工会議所を使おう
商工会議所は、政府から税金をもらい、中小企業を支援するのが目的の機関です。
電話で相談してもいいですし、実際に行くと対面で相談にのってもらえます。
資金の借り入れについても教えてもらえます。
あと、創業塾という商工会議所の創業支援講座もいい方法だと思います。
創業塾に限らず、商工会議所にはたくさんの起業したい人向けの講座があります。通って卒業しておくと、日本政策金融公庫(国民生活金融公庫)から、無担保無保証人のうけやすくなります。商工会議所だと地域にある創業の為の融資制度の情報も集めやすいと思いますし何かと相談にのってもらえると思います。上記で情報を提供していただいた方のように一度訪問されて今からできる事を尋ねられるのがいいと思います。
次ページは、返せない金額の借金をして、債務整理しないでいるとダメですよ!です。
前ページは、借金があり、儲かってない法人の社長はどうすればいいか?です。
最近のコメント