カードローンの契約後に契約条件が変更されることはありますか?
カードローンの契約後に契約条件が変更されることはありますか?
まず質問に対してお答えします。
「商品によっては、契約後に契約条件が変更されることがあり得ます」というのが答えです。
特に一般的な変更といえば、「金利」でしょう。
カードローンの金利は、契約時の金利が返済完了まで続くものと、特定の要因によって変動するものがあります。
前者は消費者金融系カードローンのほとんどで採用されている「固定金利型」で、後者が銀行系カードローンのほぼ全てが採用している「変動金利型」です。
金利が変動型のカードローンでは、契約後に当初契約時に設定された金利は、契約後に変更されることがあります。
このことは商品説明書に「お借入利率は変動金利です。金融情勢などにより金利を見直しさせていただきます」、といったように記載されていますので注意しておかなければなりません。
金利以外にも次のような事項が、契約後に当初契約時の設定が変更されることがあります。
変更は変更前の条件で契約した利用者に不利にならないように配慮されますが、何らかの手続きを求められる場合があるようです。
①申込上限年齢:例えば申込の際の上限年齢を、62歳から65歳や69歳への変更といったことが行われます。すでに契約している人にとっては、不利になることはありません。
②返済額の変更:借入限度額と返済額の関係を細分化する、といったことが行われます。
例えば次の「表1」から「表2」へのような変更です。
「表1」
「表2」
すでに契約している人にとっては、不利になることはありません。不利だと思う場合は、返済額が引き下げられた分を「繰り上げ返済」に利用すればいいのです。
こうした「契約後の契約条件変更」といったことが、いきなり行われることはなく、変更前に十分な周知が行われるのが普通です。知らないうちに金利が上下したり返済額が変更されたり、といったことはありません。
カードローンの契約後に契約条件が変更されることはありますか?:まとめ
- 商品によっては、契約後に契約条件が変更されることがあり得る。
- 特に一般的な変更は「変動金利型」カードローンの「金利」
- その他次のような変更もあり得る。
①申込上限年齢:申込の際の上限年齢の変更
②返済額の変更:借入限度額と返済額の関係を細分化
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