自己破産や個人再生手続き中に副業してもいいのか?
債務整理中に副業をしてもいいのか?
債務整理中でも、副業をすることに問題はありません、というのが答えです。
債務整理中であっても、副業はOKです。
むしろ、副業した方がいいです。
特に「任意整理」や「個人再生」は返済していく債務整理の方法ですので、返済期間の短縮につながるので、ガンガン副業した方がいいです。
自己破産であっても生活費に充てることで、何もしていない状態よりはるかに楽な返済生活を期待できるのです。
それなりの副業収入を得られるのであれば、自己破産そのものを回避できる可能性もでてきます。
債務整理前に副業をしていなかったのであれば、債務整理中にあらたに副業を始めるのは良い選択です。
上記のように、債務整理中であっても副業をすることについて問題はありませんが、次の点に注意してください。
それは、債務整理中の収入を隠さないことです。
裁判所を介さない任意整理であれば、いちいち報告する必要はありませんが、手続きを依頼している弁護士や司法書士には報告しなければなりません。
それをしないと申立人の正確な収支状況が把握できないので、債権者との交渉の弊害になる可能性があります。
裁判所を介して行われる自己破産や個人再生手続き中の収入は、必ず裁判所に報告しなければなりません。
副業の収入を裁判所に報告しないで隠したことが明らかになると、隠ぺい工作をしていたと見なされます。
そのことで裁判官の心証を害し、裁定に悪影響を及ぼす可能性があるのです。
なお、もう1点注意しておきたいのは、副業収入が年間で20万円を超える場合、「確定申告」をする必要がある点です。
会社から給与収入を得ている場合、副業による収入20万円を超えると、確定申告の義務が生じます。
このことは裁判所から指導があるわけではありませんが、納税義務を果たさないで放置していると、副業の収入を裁判所に報告しなかった場合と同様に裁判官の心証を害し、裁定に悪影響を及ぼす可能性があるのです。
債務整理(任意整理)の手続きが進み、後はお金を返していくというシチュエーションになった場合は副業収入を報告する必要はありません。
ただ単に任意整理後の支払いをしっかりとしていけばいいだけです。
自己破産や個人再生手続き中の副業は、手続きを依頼している先に報告する必要がある、という事です。
自己破産や個人再生手続き中に副業してもいいのか? まとめ
自己破産手続きが終わって、免責が得れた場合は、それ以降は副業しても大丈夫です。
自己破産手続き中は、副業収入が年間で20万円を超えない範囲なら、副業をしてもバレません。
自己破産の場合は免責が下りるまではメルカリなどで資産を処分してはいけません。
ですが、自己破産後はメルカリなどで、物を売る副業なんかおススメです。
運転代行、人力車車夫、デリヘルドライバー、スカイプコーチング、在宅電話サポート、間取り図作成、地域メンテナンス、ニュースサイトライター、フィッテングモデル、ホットヨガインストラクター、ミステリーショッパー、AVメーカーカスタマーサービス(!)、チャットボーイ、モザイク職人、黒魔術師(!!)、アダルトグッズモニター。
デリヘルドライバー…昼は空調設備師として働く中山哲さん(仮名・28歳)が派遣型風俗、いわゆるデリヘルのドライバーを始めたのは約1年前。当時施行されたばかりの改正風営法が関係している。
「あれで店舗型風俗の多くがデリヘルに鞍替えして、女の子を派遣するドライバーへの需要が増えました。僕は飲み屋で仲良くなった店長さんに誘われて、丘陵もそこそこだし、僕にはいいかな、と」
彼の場合、20時から翌4時までの勤務で、最低補償額が8000円。遠方まで運転する際はプラス1000円、他県になると2000円プラスなど歩合制。
「実際の労働は運転している2時間~3時間程度。女の子がプレイしている中は車内でずっと寝て待っているので、体力的にも昼の本業の方に影響なし。
僕なんて寝やすいようにスウェットが仕事着ですからね。デメリットをあげるなら、やっぱりガス代が自腹なこと(!)最近ガソリンが高いから燃費のいい軽に買い換えたいですね。
車は自前で、高級店の場合はベンツなど車種も限定される。
事故や違反も自己責任だ。でも警察よりも怖い人はからんでこないんだろうか?
「ホテル街に車を止めていると、たまにその筋の方に「どこのシマ?」とは聞かれますけど、店長に言われた通り対応すればなんら問題はありません。お客とのトラブルも今まで一回もない。
でも送迎した女の子に誘惑されて店とトラブルになりかけたことはあったけど(笑)」給料以外もおいしい仕事のようだ。
以上抜粋終わりです。次はスカイプコーチング(!)です。
さらに同誌より抜粋です。
スカイプコーチング…1本のクライアントで週1対応三ヶ月間が基本コースで約6万円。個人のコーチングはもともと電話がメインでスカイプ(インターネット無料電話の事です)でも大丈夫。
対面していないので相手が本音を話しやすいという側面もあります。
コーチングは国家資格はありません。
財団法度法人生涯学習開発財団や国際コーチング連盟など民間の団体が発行する資格があるだけ。
これらを持っていれば開業には有利でしょう。
以上抜粋終わりです。
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