してもいい借金、悪い借金
全ての借金が悪いわけではありません。
お金持ちになる人は借金を活かし、ビジネスを大きくしています。
例えば、
しっかりと計画して組んだ住宅ローン、教育ローンは良い借金です。
お金は人生を楽しむ為にあります。ないお金を作り出して、適切なタイミングで人生を楽しむのが借金です。それ相応のリターンがある時は良い借金なのです。
特に、考えもなしに消費者金融でしてしまった借金とかは。
借金してまでやる事の理由が、消費か、投資か、この2つで大きく意味合いが違います。
良い借金っていうのは、将来性リターンが期待できる投資の事で、悪い借金というのは、目の前の自分の欲を満たす為の借金です。
貧乏になる人は借金におぼれ、普通の人は借金を嫌い、お金持ちになる人は借金を活かします。
借金はない方が良いとは限りません。
会社を大きくしていく人の中には、借金を活かして資産形成をする人もいます。
またこういう風に分ける事もできると思います。
良い借金=返済可能
悪い借金=返済不可能
例え借金してまでやる事でも、それを自分のキャパシティで返せるのなら、良い借金といえます。払える人が組む住宅ローンは、若い時に家族を幸せにする為に使う良い借金です。
子供が小さい時に、広くて安心して住める住宅を買う…これは買うタイミングとしては一番いいです。子供が20歳を超えて独立し、どこか別の住まいを借りるようになる時に大きな住居は要りませんし、また働き盛りの30代でしか信用はありませんから大きなローンを組む事はできません。
住宅ローンは若いタイミングで家を買う事で、利息を支払ってでも人生的に満足できるのなら、その方がいいです。
ですが、ちゃんと仕事を続けていけない人が組む住宅ローンは悪い借金と言えるでしょう。人生で最も大きな借金である住宅ローンを組んで家を買ったはいいものの、金銭管理ができずに住宅ローンを滞納してせっかく買った家を売り払わなければならなくなる…、競売で出ている家の多くはこういったパターンです。
良い借金になるかどうかっていうのは、自分がどんな人間なのか、しっかりと仕事を続けていける人間なのかっていう事も関わってきます。
借金は借りるのはすぐですが、返すには何年もかかるものです。
少額の借り入れだからすぐに返せる、そんな風に軽く考えない方がいいです。むしろ借金が癖になってしまう可能性を考えれば少額の方が怖い面もあります。
もし、あなたがこれから借金をしようかと迷う事があったら、自分は借金してもいい人間なのか、自分の性格、今までの事を思い出して下さい。
これからする借金は返す事ができるのか。どうやって、いつごろまでに返そうと思うのか…、消費者金融がCMでやっているご利用は計画的に!という言葉は伊達じゃありません。
本当に計画的に、利息のムダを飛び越えて意味のある借金にできるのなら、それは良い借金と言えるのです。
今度もし、あなたが借金しようかなって思う事があれば、その借金を良い借金にできるかどうかを考えて見て下さい。
でも別に既に今、悪い借金をしてしまった…っていう人を責めるつもりはありません。私も悪い借金をしてしまった人間ですし。
悪い理由で、無計画に作ってしまった借金がある方は、後悔なんてせずに今からどうすればいいのかを考えていくのがいいと思います。
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