債務整理でクレジットカードのポイントは消滅!消滅を回避する方法
債務整理するとクレジットカードのポイントは消滅します。
当然、消える前に消化した方がお得です。
任意整理をするとクレジットカードのポイントは失効しますか?
まず答からいえば、任意整理をすると手持ちのクレジットカードが使えなくなり、これまで貯めてきたポイントはすべて無くなってしまいます。
任意整理の手続きをすると、そのことは事故情報として信用情報機関に登録されます。
この状態をブラックリストに載った状態といい、そのことで手持ちのクレジットカードが使えなくなり、5~7年は新規のローンの審査にも落ちてしまうのです。
そして、クレジットカードの停止によって、これまで貯めてきたクレジットカードのポイントも同時にすべて消滅してしまいます。
消滅したポイントを取り戻すことはできないので、消滅させないためには、任意整理をする前にクレジットカード会社が提供している景品に交換することです。
商品への交換には申込から受け取りまで1カ月近く必要ですから、任意整理の申立てを行う1カ月前までには手続きしなければなりません。
クレジットカードの契約が解除されると同時に失うポイントは、一般的なクレジットカードの「有効期限付きのポイント」に限ったことではありません。
アメックスやダイナースなどの「有効期限のないポイント」、セゾンカードの「永久不滅ポイント」といったポイントも消滅します。
では、ETCカードのETCマイレージポイントやTSUTAYATのTポイントなどはどうなるのでしょう?
原則として、クレジット一体型のカードで得たポイントは、クレジットカードが解約と同時に消滅してしまいます。
ETCパーソナルカードなら債務整理した後でもETCカードとして使える!
ETCカードに関しては任意整理後でも、最低40,000円の保証金(デポジット)を支払えば、支払いが銀行引き落とし形式の「ETCパーソナルカード」を持てます。
ですから、任意整理前にETCパーソナルカードを購入してETCカードのポイントを移しておけば、ETCマイレージポイントを消滅させることはありません。
また、TSUTAYAのTカードに関しても、クレジット一体型のものは原則として解約されますしTポイントも消滅してしまいます。
しかし、Tポイントにはクレジット機能なしのさまざまなポイントカードへの移行可能ですから、ポイントを消滅させないようにしたいものです。
なお、ポイントを消滅させないようにするためには、カード会社によってはポイントをキャッシュバックしたり電子マネーに移行したりできるサービスがあります。
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