もしかして借金依存症?原因と対策を解説
住宅や車など、高額な商品を購入する際にお金を借りる人は多くいます。
また銀行などの金融機関はお金を借りてくれる人がいなければ経営が成り立ちません。
借金といっても収入に見合った額を借り入れ、計画的に返済できているのであれば、何も問題はありません。
ただし、収入は変わらないのに借金を重ね、多重債務に陥ってしまう人がいます。(筆者もその一人です。)
自分ではそのつもりがないのに、いつのまにか借金を重ねてしまう。
これはもう立派な借金依存症と言えるのかもしれません。
今回のテーマは「もしかして借金依存症?その原因と対策とは?」です。
毎月の返済に四苦八苦しているのであれば、既に借金依存症かも?
債務整理経験のある筆者が、その実態と対策を紹介します。
借金依存症チェック!
借金依存症に陥ってしまう人にはいくつかの傾向があります。
自分がいくつ当てはまるか、確認してみましょう。
風俗依存、アルコール依存、借金依存といった依存症から脱出する方法 | 借金道
①生真面目・完璧主義である
「~しなくてはいけない」「こうあるべきだ」という確固たる意志を持つ生真面目な人や完璧主義者の人は、借金に対しても同じような考え方をしがちです。
- 「何が何でも○日までに返済しなくては」と考え他から借りてでも支払いをする。
- 支払いが遅れることに対し「非常に申し訳ない」という気持ちが強すぎる。
- 借りた以上はきちんと返済するべきだと考え無理をしてでも返済を優先する
このような考え方をする人は、目的を遂行するために借金を重ねてしまう傾向があります。
間違った考え方ではありませんが、自分の支払い能力を超えていてもこのような考え方を続けてしまうと、気が付いたら借金地獄に陥っていた・・・なんてことになりかねません。
②親族に頭を下げられない
収入に見合わない借金を重ねてしまった場合、支払いが滞るのは時間の問題です。
返済のために借り入れをしている、2社以上の金融機関から借金をしている場合などは、既に金利のみの返済となっている可能性が高く、雪だるま式に借金は増えて行ってしまいます。
本来は毎月余分に返済ができれば着実に元金は減っていくのですが、それができないから借金をしているのです。
自分ではどうしようもできない問題であるとわかっているのに、家族や親族にばれたくないと必死に取り繕ってしまうケースがあります。
- 自分で借りられる金融機関を探して満額借り入れをしてしまう
- お金がないのがばれないように普通の生活を装ってしまう
- 借金をしていることを話せない
このような考え方をしていると、どんどん借金ばかりがかさみ、あっという間に多重債務者の仲間入りをしてしまいます。
家族や親族に「お金がないから貸してほしい」「お金がなくて苦しい生活をしている」と話ができない場合は、要注意です。
③ローンの借り入れ可能金額=使えるお金と思ってしまう
ここまできたらもう立派な借金依存症です。
銀行の残高の様に借金の借り入れ額を考えるようになっていませんか?
- 手元にお金がないのにクレジットカードの枠があれば買い物をしてしまう
- 新しく契約した金融機関の借入額=使えるお金と考えてしまう
- 借金することを前提で予算を立ててしまう
借金は使えるお金・・・そんな考え方をするようになっているのであれば、早急に対策が必要です。
返せるお金を借りるのではなく、足りないお金を補充する時点で、既に立派な多重債務者だからです。
借金をしない対策とは?
借金をこれ以上増やさないためには、生活自体を見直して改善する必要があります。
借金依存症の傾向のある人は、一度試してみる価値があると言えます。
①カードを持たない
クレジットカードは非常に便利です。
その場で支払いをしなくても欲しいものは手に入るからです。
通常どこのクレジット会社でも翌月や翌々月の一括払いとなることが多いので、手元からお金が減る感覚が薄くなるのです。
また信用性の問題から、ネットショッピングなどではクレジットカード払いが多く、何かと使う機会が増えているのも事実です。
1枚だけならまだしも、比較的簡単に入会できるクレジットカードを何枚も所有している場合は、非常に危険です。
支払いをきちんと管理できるのであれば問題はありませんが、できればクレジットカードはすべて解約し、持たないようにするのが賢明です。
もし支払いが残っているようであれば、カードにはさみを入れて使えないようにしてしまいましょう。
②現金のみでの生活をする
月の収入額はほぼ一定です。
銀行の引き落とし金額を口座に残し、それ以外の現金を一旦手元に置きましょう。
そこから食費、光熱費、お小遣いなどを現金で出し、決められた金額の中で生活できるようにすることが大切です。
クレジットカードやローン系のカードは財布に入れないくらいの気持ちが大切です。
支払い方法が現金以外の場合は仕方ありませんが、それ以外の支払いは現金でやりくりをする・・・この時点でやりくりができなければ、既に生活が破たんしているということなのです。
③身の回りを整理整頓する
借金を重ねる方の中には、物欲が非常に強く、あまり考えずに購入してしまう人がいます。
- 同じような服や靴、カバンがいくつもある
- 賞味期限切れの食品がよく出てくる
- 欲しい物は考えずに買ってしまう
このようなケースでは無駄にお金を使っている確率が非常に高くなります。
雑然とした部屋では何があって何が足りないのかが分かりづらいからなのです。
一度身の回りの整理整頓をし、何がどれだけあるのかを把握してみましょう。
断捨離という言葉がありますが、まさにその言葉の通り、今の自分に必要な物なのかどうかをきちんと整理する必要があります。
ネットオークションやリサイクルショップなどを活用し、不要な物は持たないようにする・・・これだけでもずいぶん出費を抑えることができます。
借金依存症を断ち切るには?
いくつかの方法をご紹介してきましたが、それでもまだ借金の返済が追い付かない状況であれば、一刻も早く借金問題の専門家への無料相談をおススメします。
筆者の場合、収入だけでは返済が間に合わず、自転車操業の状態になっていました。
子どもの学費の支払いすら借金をしなければ払えない状態になっていたのです。
「いつか何とかなる」そんな甘い気持ちで借金を重ね、気付いた時には月の支払いが10万円を超えてしまうような結果になっていたのです。
もともと生活費が足りないから借金をするのであって、収入が劇的にUPしない限り生活は変わりません。
何とかしたいとネットサーフィンをしている時に飛び込んできたホームページがありました。
「2社以上の借金、本当に返せますか?」・・・筆者の心にズキンと響くホームページでした。
家族にはどうしても相談できず、何とか自分だけの力で事を収めたかった筆者は、専門家への相談という手段を度外視していました。
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その結果は債務整理が必要という結果でした。過払い金がないことから「今のままでは借金が返済できません」とお話しされたのです。
残酷な現実でしたが、相談を受けてしばらく考えた後に筆者の心は決まりました。
この地獄のような生活を立て直したい!という気持ちで、債務整理を行うことを決意したのです。
もしかして借金依存症?原因と対策を解説:まとめ
借金の怖いところは感覚が次第に麻痺していくところです。
1万円を稼ぐのは大変なのに、1万円借りることは何とも思わない・・・そんな特殊な金銭感覚が身に付いてしまうのです。
借金依存症は1つの病気と捉え、なんとか治療をしなくてはいけません。
自分自身で治せるということはないに等しいと言えます。
自分が少しでも「借金依存症かな?」と思うようであれば、無料で相談を受け付けてくれる東京ロータス法律事務所を活用することをおススメします。
借金で命を絶つ人がいるのも現実です。
そこまで追い込まれる前に、是非一度相談をしてみてください。
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