借金を完済した私が語る!借金返済を上手に進める為の5つのコツ
今回は私が毎月の借金を返済していく中で学んだことや借金を上手に返済していくコツをお伝えしたいと思います。
借金返済のコツ① まずは現在の全ての借金を把握する
私は、消費者金融や銀行からの借入が7件、クレジットカードでのリボ払いが2件ありましたが、1度も返済日に延滞したことはありませんでした。
これは私の場合ですが、1冊のノートに、どこからいくら借入したのか、自分の全ての借金を記入して、管理把握していたからです。
その際、それぞれの毎月の返済日、最低返済金額、年利などの補足情報も記入していました。
記入する媒体ですが、私のようにアナログ的なノートやスケジュール帳でもいいですし、スマホや携帯電話の下書き保存、PC上のメモ帳、ワード、エクセルなど、自分が管理把握しやすいものを選んだらいいかと思います。
自分の借金総額を、どこかに記入しておいた方が、いつでも忘れずに思い出せます。
計画的に返済を行っていくためにも、現在の自分の借金の状態を、「見える化」しておくことが、借金返済のコツのひとつだと思います。
借入先が複数ある場合、まずは正確な借金総額を知ることから始めていきましょう。
現在、いくらの借金があるのかを確認したい場合は、ATMでの残高照会、電話での問い合わせ、ネットから各社の会員ページにログインして確認する等の方法が考えられます。
また、そもそもどこから借入したのか分からない場合は、個人信用情報機関に、自分の情報を開示請求するのも、ひとつの手だと思います。
但し、無登録業者(闇金)からの借入や個人間の貸し借りの場合は、この個人信用情報機関には、情報が記載されていませんので、そこは注意が必要です。
毎月、いくらの収入があって、いくらの支出があるのか。
そして、借金返済に充てることが出来る金額は、果たしていくらなのか。
毎月の支出入を明確にし、借金の総額を知ることこそが、計画的に借金を返済する上で、大事な最初の一歩であるといえるでしょう。
借金返済のコツ② 定期的な返済に加えて臨時的な繰り上げ返済を行う
毎月の定期的な返済に加えて、借入金の一部または全部を、前倒しして任意に追加で返済することを、繰り上げ返済や随時返済、追加返済などと呼びますが、余裕が出来た時は、繰り上げ返済していくことをオススメします。
カードローンの利息は日割り計算ですので、随時、繰り上げ返済をしていけば、その分利息を安く抑えることが出来るからです。
出来る限り借入期間を短くして、膨らむ利息を少しでも減らしていくのが、借金返済のコツのひとつだといえます。
また、その際、臨時的な返済は、各社とも随時受け付けていますが、返済日の前に行った場合、そのお金の扱い方は、各社によって異なりますので、注意が必要です。
例えばアコムの場合は、返済期日の15日前に入金すれば、そのお金は、前月分の臨時返済,追加返済という扱いになります。
そのため、たとえ返済日の15日前に入金していたとしても、後でやって来るその月の返済日に、またもう一度、最低返済金額を入金しなければならないので、そこは注意が必要です。
定期的な返済と、繰り上げ返済などの臨時的な返済を組み合わせて、膨らむ利息を抑え、出来る限り早く、借金を返済していきましょう。
借金返済のコツ③ 複数の借入がある場合は、一番高い利息の借入先を優先して、繰り上げ返済する
「元金+利息=毎月の返済金」
これが借金の通常の基本形となりますが、カードローンの利息は、日割り計算ですので、日々刻々と、その利息が膨らんでいきます。
複数の借入を行っている場合は、その膨らんでいく利息を抑えるためにも、一番高い利息の借入先を優先して、繰り上げ返済していくことが、上手に返済していくコツのひとつだと言えます。
例えば、利息が年18%のA社と利息が年14.5%のB社から借入している場合、A社を優先して繰り上げ返済していき、利息の高い方から順番に片付けていくということです。
借金返済のコツ④ 塵も積もれば山となる!ATMでの返済は、手数料無料のATMから返済する
消費者金融から借入した場合、自社のATMでの返済ならば、手数料が無料のところがほとんどですが、提携しているコンビニや銀行のATMでの返済の場合、返済を行う度に、100円〜200円程度の手数料がかかる場合も有ります。
確かに、コンビニATMは営業時間も長いため、大変便利なのですが、数百円の手数料と言えども、侮れません。
「塵も積もれば山となる」という言葉もある通り、その手数料が嵩んでいくともったいないです。
細かいことかもしれませんが、出来る限り手数料無料のATMを利用して、返済していくことをオススメします。
借金返済のコツ⑤返済日は、給料日の翌日に設定しておく
これはあくまでも一例ですが、例えば返済期日を、給料日の翌日などに設定しておけば、給料日から日数がそれほど経過していませんので、まだ懐にお金が残っていると思います。
収入から先に、毎月の支出や借金返済を行うことで、慌てることなく、未然に延滞を防ぐことに繋がります。
また、会社によっても異なりますが、アコムは返済日を自由に決めることが出来ますし、プロミスの場合は、5日,15日,25日,末日の中から選択することが出来ます。
もちろん、最初から返済日を会社側に定められている場合もありますが、
お金を借りる前に、返済日を自分で設定することが出来るのかどうか、これもチェックポイントのひとつだと思います。
「借金は諸刃の剣である」
借金には、何かとネガティブなイメージが付きまといますが、一概に悪い借金ばかりではありません。
場合によっては、良い借金もあるのです。
例えば、今月分の生活費が足りないとします。
この場合、お金を借りて、その足りない生活費を調達してきて、一時的なピンチを凌ぐことが出来て助かったという場合は、良い借金をしたとも言えます。
また、例えば、ベンチャービジネスを始めようと思った際に、起業資金が足りないとします。
せっかく新しく思いついたビジネスのアイデアやプランを持っていたとしても、せっせと起業資金を貯金している間に、他の人に先を越され、そのチャンスを奪われたり、情勢が変化して、チャンスが消えてしまう場合があるかもしれません。
ビジネスチャンスを逃さないためにも、また、起業資金を貯めるという行為をショートカットするためにも、お金を借りて起業資金を調達する方が、時には有効な場合もあるのです。
この場合、良い借金をしたとも言えるのです。
このように、お金を借りたことで、自分の生活を維持出来たり、ショートカットや時短に繋がったり、金額以上のリターンが期待出来たりするならば、お金を借りるのもアリだといえます。
但し、ここで注意してもらいたいことは、必ず借金すべきだと言いたいわけではありません。
返済出来る見込みがあり、きちんと計画的に借入するならば、借金というものは、人生を豊かにし、プラスに働く場合もあると言いたいのです。
借金返済のコツまとめ
借金返済のコツをお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。
借金というものは、向き合い方やその利用の仕方次第で、人生を豊かにもしてくれますし、壊してしまう場合もあります。
お金を借りる前に必ず、「果たして本当に、お金を借りてまでこの目的を達成すべきか?」と、何度も自問し、検討する必要があります。
よく考えた上で、本当に必要な場合は、借入金額が返済可能な範囲であるかどうか、きちんと返済出来る見込みやアテはあるのか。
借りる前に1度、これらを考えた上で、借入したいものです。
ネガティブなイメージが付きまとう借金ですが、人生を豊かにしてくれる借金もありますので、お金を借りること自体が悪いというわけではありません。
月並みな結論になりますが、お金を借りる場合は、計画的に借りて、上手に活用していきたいものです。
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