借金返済中も大事な人生です!焦らず落ち着いた生活をして下さい
借金していても3万以上繰上返済しているなら、全然焦らなくていい
以下のグラフは一ヶ月にみんなどれだけ貯金しているかっていうMYLOHASさんというサイトのアンケート結果に対するグラフです。
3万円以上貯金している人は全体の44%以下です。
…借金返済で大事なのは繰上返済です。
この繰上返済を月3万以上できているなら、それはもう全体の半数以上の勤労世帯よりも頑張ってるわけです。
また、繰上返済は投資しているのと同じ効果があります。
繰上返済で得しよう | 借金道より少し引用します。
いくら貯金できるかというのは、いくら繰り上げ返済できるかという数字によく似ています。
それは、使わずに貯蓄(=借金がある人は返済)に回せた数字だからです。
収入から生活費を引いて、それでも残ったお金は貯蓄、もしくは返済に回す事ができるお金です。グラフは、借金がない人、借金がある人、その両方の人の戦闘力(=貯蓄力、返済力)を表しているといえると思います。
グラフを見ると、まったく貯金していない方が20%で最多なことを見てもわかる通り、借金の返済も、意識しないとまったく進んでいかないものになると思います。
もともと調査対象がそもそも借金をしている人のレンジではないというのがありますが、それを考えても、1万~3万以上を貯蓄(=借金がある人は返済)に回せれば、それは成績上位という事になります。
人間誰しも、収入があればあるだけ使ってしまうものです。欲しいモノなんて際限なくありますから。
ですが、借金がある人は、ちょっと支出を堪えて、普段の返済額以上に返していけるようにしていきましょう。
考え方を変えれば、 貯金がある人よりも借金がある人の方が、いい運用先を持っています。
運用先っていうのは、借金の返済に充てるという事です。
例えば、貯金をしている人が銀行預金をしていても、利率は0.1%とかです。結構ハイリスクな投資信託を選んだとしても、それは年利6%もあればいい方です。(但し、年6%を目指すと結構な確率で元本割れします。)
ですが、借金がある人は、すごくいい投資先を持っています。
借金の返済は、18%位の年利で投資しているのと同じ事です。繰上げ返済した時にどれ位の得をしたのかを計算する方法があります。
“繰上げ返済額×利率÷12×残り回数”
↑これが繰り上げ返済効果測定式です。繰上げ返済する時に式に当てはめると、将来利息をどれだけ削ったかがわかります。
このように返済は投資しているのと同じ効果があります。
そして、その返済ペースが月3万以上なら、全体の54%よりも早いペースであなたはお金持ちになる方向に進んでいる事になります。
しかも、貯金している人は3万貯金しても3万円分の価値しかありませんが、借金している人が繰上返済すれば、それは18%(=あなたが借りている利息分)で資産運用したのと同じ効果があるのです。
なんかちょっと借金してる分得してますね。
実際、貯金をしていても、借金を繰上返済していても、節約生活という意味では同じなわけです。
今借金がある人、3万以上繰上返済しているなら、全然焦らなくていいと思います。今、これから繰上返済していこうという方は、一ヶ月3万以上を目安に頑張って取り組んでみて下さい。
※一人暮らしなら手取り月収24、25万位ないと正直毎月3万は厳しいと思います。
社会人3年生くらいまでは、あくまで目標というスタンスで取り組まれるのがいいと思います。
毎月この金額は繰上げ返済すると決めて、達成できるよう他の支出を切り詰めていきましょう。
しかしながら焦ってしまう事もあると思います。早く完済したいあまりに繰り上げ返済額に高い額を設定してしまい、自分が思ってる程には返済できない場合もあると思います。
しかし、それはそれでかまわないと思います。うまくいけば早く終わるというだけの事で、設定した額まで繰り上げ返済できなくても、自分で自分の事を許してあげましょう。
借金返済は長期戦です。うまくいく時ばかりが続くとは限りません。長期戦においてはいつも自分が最高の行動をとれるわけではありません。どうしても食費に多めに使いたい時もあるでしょうし、突発的な出費もあるかもしれません。
そんな中、繰上げ返済しようと思った額までいかずとも、少しでも減らせていけていれば、いい状況に変えていける事ができると思います。
自分が思っているペースで返済ができる方はたぶん少ないと思います。
本当に借金を返済したいと心から思っている人が、かなり緻密に支出予想を計算して、給料の使い道を考えてみても、実際に繰り上げ返済できる額は思っていたよりも少なくなってしまう事が多くあります。
借金返済はサバイバルです。長すぎる期間を淡々と働いて過ごす事が必要です。仕事にもよりますが、仕事をやめずに淡々と働き続け、サバイバルしていく事こそがお金を残していく秘訣だと思います。
まず計画する事、そして実践していく事。借金返済においてはこの2つが一番大切だと思います。
以上繰り上げ返済をしていきましょう | 借金道より抜粋
他社を抜かすだけが借金返済ではありません。自分のできる限りの返済ペースが作れるように頑張ってみて下さい。
借金を返していくのに近道はない
結局借金を返していくのに近道はないと思います。
どんなにあがいても、ある程度は時間がかかるものです。
地道に考えていくのが、一番いいと思います。借金を返していくのは時間がかかる、と考えれば焦らなくていいですから。
同じ時間を過ごすなら、心配とか、不安、焦りっていうのはない方がいいもの、ない方がより充実した時間です。
でも借金があると、そういう事を忘れそうになったりするんですよね。
必死になりすぎても、結果が出なければ精神的に疲れるだけです。
私が初めて借金を抱えてた時に、どうすればすぐに返せるかを真剣に考え、本屋さんの立ち読みで株式投資とかの儲け話の情報を探しまくったり、ネットで稼げる方法がないか、探しまくったりしてました。
でもそういうのって、今考えると無駄だったなぁって思います。
あの時の自分に対して思うのは、もっと料理を覚えたり、自分に向いている仕事はないか情報を集める事だったと思います。
料理、自炊スキルの獲得は、その後の人生の食費を大きく削りますし、何より食への楽しみという視点が持てるようになれるというメリットがあります。
職について深く考えれば、今自分がやっている仕事が向いている仕事なのかそうでないのかがわかります。
方向転換はできるだけ早くやり、これと思った仕事を見つければそれをできるだけ長く勤め続けるのが上手なサラリーマンの生き方だと思います。
借金の返済というのはスピードを上げるのは何かを代償にしなければなりません。
お金を求めるんじゃなくて、幸せを求めなければ人は幸せにはなれないと思います。
お金を求めすぎて健康を壊してはいけません。
結局借金を返す事を突き詰めていくと、収入からお金を残して、それを繰上返済していくしかないです。
返済する為の近道はないです。
だから、急ぎ過ぎてはいけません。完済という結果に至るまでのスピードはそんなに変えられないからです。
食を作るスキル、自炊するスキルを上げて支出を減らし…同時に食べる事の豊かさも手に入れる。
職を考えて、収入を増やす。借金の返済にだけ役立つ事ではなく、人生全般を助ける考えだと思います。
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