闇金から借りた後の最善の対処法
闇金、それに類する業者について知らない人は多いです。
貸金業協会の調査では、今現在借金がある人でも、76.8%の人が闇金について詳しく知りません。
闇金から借りちゃった!借どうすればいい?
悪徳業者は、大別すると闇金ともう1種類、詐欺のような事をする業者があります。ですので、合計2種類あります。
1つは、必要以上の額をムリやり借入させたり法定金利を超える高金利で貸し付けたりするなど、法律違反の金融業を行う金融業者で、いわゆる「ヤミ金」です。闇金ウシジマ君とかがやっているのがこの闇金です。
で、ちょっとややこしいのですが、闇金と類似で貸したような関係を作り出して面倒な関係性を作り出すという悪質業者があります。
今回お話しする闇金対策は、こういった悪質業者に対する対処法でもある為、検索してくる人の為に、もう一つの悪質業者の事についてもご説明します。
一般的な闇金の他のもう1つは、実際には融資をしないにも拘わらず融資する広告(ネット広告・ダイレクトメール・電話など)を行い、借り入れを希望する者に対し紹介料や保証金を振り込ませてだまし取る詐欺をする悪質業者です。
「ヤミ金」であっても「悪質業者」であっても、犯罪を行っていることに違いはないのですから、こうした業者を利用してしまったと感じたり気づいたりしたら、すぐに次の行動をしてみて下さい。
まずは、闇金(もしくは悪質な事をしてくる金融業者)が、貸金業者として正式に登録されているかどうかの確認する事です。
「貸金業登録番号」がわかっていれば、金融庁のホームページで確認できます。番号が載ってなければその時点で、普通の業者ではないかも?と、それ以降は疑がって、さらに調べてみて下さい。
正式に届け出ていない業者であれば、都道府県行政あるいは財務局に通報、問い合わせをするといいです。
正規の貸金業者であるかどうかは、貸金業相談・紛争解決センター、貸金業協会加入会員、財務局、日本貸金業協会(悪質業者の検索)などでも確認可能です。
もし、貸金業登録番号がないか他業者の番号だった場合は、下記に相談します。
- 弁護士・司法書士
(普通の弁護士さん、司法書士さんはお金になりにくいので、敬遠してきます。珍しいのですが、闇金専門の対策弁護士がいます。それは、闇金との交渉を抱えている方にオススメの法律事務所に掲載しています。) - 警察(個人的に脅迫された場合、悪質そうなら相談した方がいいです。)
- 消費者生活センター
- 国民生活センター
悪徳業者のカードローンを利用してしまった場合にどこに相談すべきかについてはさまざまいわれていますが、最終的に問題解決を期待できるのは、法律の専門家である弁護士や司法書士、それも闇金を専門にしていて、闇金と交渉ができるノウハウのある弁護士、司法書士事務所です。
以下、闇金から借りた後に相談する先を紹介します。
- 弁護士・司法書士
- 警察
- 消費生活センター
- 国民生活センター
闇金との交渉を抱えている方にオススメの法律事務所
相談先として頼りになるのは、債務整理手続きに精通した法律の専門家である弁護士や司法書士です。
法律の専門家による交渉でないと、ヤミ金との交渉は決裂することが多いからです。普通の弁護士さんでは対処できません。上記の弁護士さん、司法書士さんに相談して下さい。
警察としては民事不介入を理由に被害届を受理してもらえないことが多いのが実情です。また、警察は借りたものを返さないとモラルハザードを引き起こすと判断して、元金だけは返済するようアドバイスするケースがあるようです。
ただし、違法な取立て行為に関しては警察に相談すべきです。
地方公共団体が運営する消費者のための相談業務を行う行政機関です。商品やサービスなどの相談の他、多重債務や闇金に関する相談も受け付けているので気軽に相談することができます。
なお、ヤミ金問題に強い弁護士や司法書士の照会を受けることが可能です。
独立行政法人であり、国の機関です。国立の消費生活センターと考えてください。
あとは、弁護士や司法書士の指示どおりに動いてください。
最近のコメント