借金返済中に気持ちが折れないようにするコツ
借金している時って、精神的につらいので、気持ちが折れてしまいますよね。
しかし、私は長く借金返済生活をしている中で、借金がある状態でも気持ちが折れなくなる方法がわかりました。
この記事では、今、現在進行形で借金に苦しんでいる方向けに、借金返済しててもメンタルを強く保つ事ができるようになる方法について解説します。
借金の返済は長期戦
借金の問題をなんとかしたいと思っても、1日1日でできることは限られてきます。
借金して間もないうちはがむしゃらに節約してみるのもいいですが、ある程度経てば、あれもコレもやろうと無理し過ぎず、自分が最大パワーでやれる事の60%から70%を狙ってやっていくのが、”疲れずに生活を続けながら返済生活をしていくコツ”だと思います。
借金してからも岐路はたくさん出て来る
誰しもに自分の人生における岐路に立つ事があります。
どんな仕事に就くのか、仕事に就いてからも転職するのか、それとも仕事を続けるのか。人によっては独立するのか、サラリーマンでずっといるのかという判断があるかもしれません。
小さい岐路も含めて考えれば、人生は選択の連続です。
朝起きて仕事に行く準備をして職場に向う事すら、小さな選択です。
寝てたいから仕事に行かずに寝るっていうのもまた選択だからです。(そんな堕落した選択肢を選んでいればどんどん状況は悪くなるばっかりですが。)
借金があり、辛い状況であっても、その状況から精神的にある程度分離する事は可能だという事です。
多額の借金がある人には選択肢があります。自身の借金に対して、どういう行動をしていくか、(気づいてないだけで)多数の選択肢があるものです。
初めのうちはお金を作って返済する修行僧のようになるのがいいと思います。(初めて借金を背負ってしまった人の通常返済にはこれが一番効くと思います。自分を変える為にもできるだけ極端にやった方がいいからです。)
稼ぐ事と、節約する事、これが借金を返す基本行動
働いてお金を作る、そして可能な限りストイックにそのお金を使わない、その為だけに生きる、という考え方を持ってまず返済生活のスタートダッシュです。
この期間には失うものも多くあります。
代償としては友達づきあい(交際費はお金がかかりますので修行僧にとってはその生きる目的と反目します。)をなくしたり、返済が終わるまでの数年間のうちの何か(=キャリアであったり、これから先どうするかといった未来への選択肢であったり、詳しくは過去は変えられない、でも未来は も見てください)、貴重な時間であったりします。
人はよくも悪くも状況に対して”慣れるもの”です。
どんなにキチキチの返済生活をしていても、どんなに最初苦しいと思ったカツカツのお金で暮らしていても、ある程度の期間を耐えれば、けっこう自然にそれができるようになります。
その時が”精神をある程度分離させる事のできる時”です。
自身の借り入れの状況と、精神を(ある程度)分離したまま生活していくという段階…これはまず、どこかで借金を増やしてきた事に区切りをつけ、上記の修行僧スタイルの中で借金返済時の生活スキルを高めないと、”精神的な豊かさを追求しながら、自身を取り巻く金銭的な事情を鳥瞰視(=鳥のような視点で上から見る事)しながら気持ちと状況を(ある程度)分離させる事はできません。
私は、”精神的な豊かさと、現在の自身の金銭状況とはあまり関係がないと思います。”
借金を上手に返済していくには
今、カードローンの返済に追われていても、返した後にどうなるか、理想を持つ事が大事です。
例えば今貧乏であっても、自分の事を将来的にお金持ちになると確信している人は、現在の状況は”道の途中”と考えるので、ちょっとやそっとの苦境も苦だと思わないでしょう。
ほとんどの方の場合、
“借金の問題がある=将来が不安”
となると思いますが、
生活が(辛いながらも)当たり前になってきたら、今度は自分の精神状態を変える時です。
本当はお金が全然ないのに、それを少しも出さず(と言いますか本人気にしてないのでしょう。)、
幸せに暮らしている人はいます。意外とたくさんいると思います。
本当にうまい借金返済生活には2段階レベルがあると思います。1つ目はがむしゃらに頑張る期間、2つ目は精神的な豊かさを求めながら頑張る期間です。
ちゃんと出入りさえ管理できるようになって、順調に進むようになれば不安でなくなってくると思います。
根拠のない自信を、根拠のある自信に変えていく…借金している時って先行きの不透明さから不安になってしまう事がたくさんあると思います。
借金していても自信を持って生きる為に、上手に生活していく方法を自分なりに作っていくのがいいと思います。
借金あるなしは人生評価に関係ない
かなり逆説的に考えれば平穏な毎日、幸福の価値を知るために借金の不幸があるともいえます。
私自身、借金をした事によってお金の事を真剣に考えるようになりました。
また借金をした事によって、物やサービスの本当の価値を見極める大切さを知った気がします。
結構そんな風に借金をした事が役に立ったと思われる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
今、2000万人以上が一度でも消費者金融を利用した事があるそうです。
返していけているうちは誰にも迷惑をかけていないのですから、借金があっても別に普通な事だと思います。
一時的にでも借金をした事によって、恋人との幸福なひと時やよい生活を楽しめたり、生命の生存をはかれたら、それは、価値あることです。
しかし、重要なのはそのあとで。人生は一瞬ではなくて続くものです。
私が落ち込んでる時、私の彼女がよく言うのですが、人間上がっていく時が一番楽しいんだという事です。
例えば何か仕事で失敗したり、思うように進まなかったりしても、うまくいかなくても、ある意味それが当たり前。
そんなに簡単に、急に思い通りにはならない、ゆっくり進んでいけばいいという事です。
私は今の彼女ができる前は、借金があると彼女なんてできない、と思ってましたがそんな事ありませんでした。(なかには借金がある男なんて絶対嫌っていう女性もたくさんいらっしゃるので、そういう人は確かに対象として無理ですが)
他人が自分を評価する基準とは何でしょうか?
大切なのはお金ではなく、その人の人間性だと思います。
もし仮に明日から仕事がなくなっても仕事に対する信念や、取り組み方があればまたやり直す事もできるからです。
ただ単に今借金があるかないかという事よりも、自身のあり方や、これからのその人の可能性が、職場での評価や女性(=異性)からの評価を決めるのではないでしょうか。
よく商売してる人が数千万とか借りたまま商売の調子が悪くなったりしてますが、それと比べれば数百万までの借金にはまだまだやれる事がたくさんあると思います。どうやって今の状況に取り組むか、どう自分の人生を好転させるか、人生の楽しみは上がる事にあると思います。
がんばっていきましょう!!
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