借金返済手段としての職

返済の時間もいかに活きるか

人間生きてるとだんだん得るものより、失っていくものの方が多くなっていきます。

でもそれでも、お金は稼がなければなりません。

お金がなければ、どんどん弱っていってしまうからです。

今借金がある状態の人にとってはなおさらです。

自分が幸せだと思える生活を送れるようになる為には、借金がある状態を終わらせる事が絶対に必要不可欠だからです。

単純な事ですが、お金ないと幸せにはなれないですからね。
返済の時間もいかに”活きるか”

お金を稼ぐ事はとても大変です

職場の人間関係をうまくこなす事ができず、悩んだりしてる人、仕事が自分にマッチしているとは思えない中で仕事をしてる人、たくさんいらっしゃると思います。

辛いことですが、今のご自身の状況から(←借金があるから、といった理由)それでもこの仕事を辞めれば後がないんだと追い詰められている人もいらっしゃると思います。

しかし、実は誰にでも転職する、という選択肢があります。

若ければ若いほど、簡単に仕事を変えれる選択肢があります

誰もが今日が人生の中で一番若い日、今日が人生の中で一番楽しく過ごせる可能性を持った日、自分が本当に打ち込める仕事なら今日が一番人生を乗せた仕事ができる日です。

借金人生を変えたいなら、転職という可能性を考えてみて下さい

仕事を変えようとすれば、変える事もできます。

思い切って辞めて新天地を探す事が正しい人もいっぱいいると思います。

親の世代の終身雇用、年功序列、そんなのはもはや崩壊です。

世間一般の考え方とは真逆でしょうけれど、雇用流動化と言われている今、身を削って働いて、とりかえしのつかない精神的ダメージや、体を壊してしまう前に、次の仕事にもう一度就けるように、思い切って辞めるのも選択肢だと思います。

自分自身のキャリアプラン、今の自分はこれが全てだと思って打ち込めるもの、これから先の自分が目指すもの、仕事は、キャリアは人生をクリエイトする大切な大切な選択です。

人はパンと水のみにして生きるにあらず、この諺は本当の事だと思います。仕事とはパンと水のような最低限の生活を手に入れる為だけのものではないとシロウは思っています。

自分を磨こう

借金の関係でお金がない事により、行動は制約されます。

生活の中で必要なものが変えなかったり、買えても自分はこれを買ってもいいんだろうか、というような卑屈な考えが浮かんできたりして、精神的に不安定になったり、どうしようもなく無気力になってしまう事もあると思います。

給料とは慰謝料?

私の知り合いが言ってましたが、給料とは慰謝料だと。会社に嫌なことをさせられて、その対価が給料なんだ、という話でした。

この考え方は本当に貧しく、傷ついた話だなぁと思うのですが。

まず、何のために自分は苦労しているのかを考える事が必要です。

借金というのはほとんどの場合、自分がやってしまった失敗ですから、何が悪かったのか、どこで判断ミスをしたのか考えるべきです。

次に考える事は、いつまで借金がある状態を続けるのか、です。

さらにそこから考えれば、返済の時間もいかに”活きるか”です。少ない出費でいかに最大限に自分を満たせるのか、考えるべきです。

借金を作ってしまったなら、誰もが”時間”を犠牲にしなければならないと思います。

ですが、本当の”人生の達人”の生き方は、他の人が犠牲にするような時間でもあきらめずに自分を磨く事だと思います。

自身の状況が悪いほどしっかりと生活し、自分自身を内面から磨いていくと、人生を好転させる事ができます。

精神的に追い詰められたり、ありえない位にサービス残業させられたり、不条理な人間関係に追い詰められたり(職場の中にいる時には視野が狭くなって見えない事は多々あると思います。)

借金してる人には職業選択の自由はありませんか?

一度しかない人生、自分はこの為に生まれてきたんだと、燃えるように働いてみたいと思いませんか?

世のため人の為と胸張って言える仕事したくないですか?

仕事こそが、借金を返済する為の最も重要な手段です。支出を調整しながら収入さえ上げる事ができれば、強引に問題を解決に向かわせる事も不可能ではないからです。

収入が少ないことが、生活を圧迫している要因だという人は、今一度重い腰を上げて、転職を考えてみられるのも選択肢だと思います。

今派遣やアルバイトの人は仕事について考えてみよう

派遣3年やってみる、アルバイト3年やってみる、っていうのもキャリアとしてはプラスです。

3年続けるには、工夫してストレスを散らしながら生活を楽しんでいく事も大事です。

いかにストレスなくお金を稼ぐかも重要な事です。

ストレスが溜まり過ぎる職だと、長続きしないからです。

返済の為に短期間だけでいいという考え方もありますが、自分のキャリアを犠牲にしながらの仕事というのは、短期的に見ればお金が入るかもしれませんが、長期的に見れば積み重ねるキャリアではないので、あまり得とは言えないと思います。

長く働けば昇給もしますし、その社内での仕事のスキルもあがっていきますから、よりストレスなく仕事ができるようになっていきます。(仕事にもよりますので一概には言えませんが)

借金とは、結局お金の話です

自営業者を除いた多くの人にとってお金の話をもっとも単純に解決する方法は、人に雇われてお給料をもらう事です。

まず返していける職に就く事が必要です就く事ができれば、今度は自分の人生この仕事でいいのか(笑)といった観点から職を選ぶ事も重要です。

今のままの仕事でいいのか、すぐにでも次の就職先を探した方がいいのか、それとも移りたい方向の為の今の仕事と割り切ってやるのか、仕事の事って考えれば考える程、深いと思います。

ただ、長く勤めた事のない私が今痛感して思うのは、長く勤めたキャリアを作る事もとても大切な事だという事です。

転職サイトの多くは3年以上の職務経歴を当然のように要求してきます。

今正社員やってる人は、耐えるのも大事な一手でもあると思います。同じような状況の人、お互い頑張っていきましょう。

借金があっても年収アップで強引に幸せに持っていける

幸せになるにはいくら稼げばいい?

この答えは年収630万です。
意外と現実的な数字ではないですか?20代、30代前半の方ならなんとか頑張れば5年~10年以内に達成できそうな年収です。

この年収630万(アメリカドルだと年収7万5千ドル)は米プリンストン大学の研究で、米国人45万人以上を対象に年収と幸福の関係について分析をして出てきた数字です。

収入が上がるにつれて、生活満足を感じるようになりますが、幸せな気持ちは年収630万のところから上はそこまで変わらないというのです。

どういう仕事に就くか?あなたなりの戦略で賢く立ち回ろう

昔ナニワ金融道書いた故青木雄二氏が、職業に貴賎なしは嘘やでって言ってたのを思い出します。

安定して稼ぎまくってる奴らにはなれなくても、自分の身位は自分で守れるような社会人になりたいものです。

その為に、自分は何が好きで、どういうジャンルなら稼いでいけるのかを考えてみるのがいいと思います。

仕事の事を考えるとつきません。自分は稼ぐ為に、何を犠牲にしても平気なのかっていう事も大きく関わってきます。

残業してでもその仕事がやりたい位好きな仕事とかだったら、幸せに稼いでいけますしね。

また、年収と借金のバランスも大事ですね。

年収アップの事ばっかり考えていて、どんどんお金使っていたんじゃ破綻してしまいますし。上記記事はどこまでが借金できて、どこからが危ないかについて書いています。良かったら見てみて下さい。

じゃ、どうやって年収を上げるの?
上記したようにフリーターやっている人は、正社員の仕事に就けないか考えてみる。そして、まずは最低限ベースとなる収入を確保する事です。

で、そこからです。今30代、40代で自営とか、日雇いとかやってる人は、介護でも運送でもなんでもいいです。ある程度無茶でも正社員として安定した基盤を確保するのが最善策…いえ、どうしても必要な策です。

自営で実質手取り年収200万円とか、日雇いで年収240万円とか、もしあなたがそういう人なら、まずそこを変えましょう。

クソ嫌な仕事をするか、運転というリスクを取るとか、人が嫌がる事に取り組めば、なんとか年収300万円まではいかせれます。

既に年収300万円はあるという人は
あと330万稼げるようになれればいいのです。

1,節約
2,副業する
3,借金があるなら返済に充てていく。
この3つを併行してやっていきながら、特に2,副業するに力を入れていくのがいいと思います。

本当に大事なのは借金の問題を解決する事よりも、あなた自身が幸せになる事だと思います。

借金があると、精神状態が不安定になります。

精神状態があれている時ほど、考え事をしてしまうものです。
しかもろくな事を考えません。

人間の脳は1日に使うエネルギーの40%を消費するそうですが、考え事ばかりしている人は、ずっと40%のエネルギーを脳で無駄に使ってしまう事になります。

いつも悩み事でいっぱいいっぱい、そうなってくると、仕事もうまくできなくなります。そこに脳で使うエネルギー40%の中の大半をつぎ込んでしまって、うまく考える事ができなくなるからです。

仕事というものはただ行っていればお金になるというものでもありません。

人の役にたってはじめてお金がもらえます。だからちゃんと仕事しないといけません。ダラけようと思いながら仕事に取り組むのと、自分から仕事に取り組むのでは、同じ時間を過ごすのでも全然違います。

借金の事で頭の中がいっぱいになり、自分の頭の中が混乱しているような状況ですと、何もかもがうまくいかなくなります。

仕事中は余計な事は考えず、淡々と働いていきましょう。借金で鬱だと思っても、目の前の仕事に集中してやっていきましょう。

考え方を変えれば、仕事があるから、集中する対象ができ、嫌な事を忘れる事ができる、という風に考えれます。

借金という自分の大問題に対して、最も効率的な返済活動をしているのが、仕事をしている時間です。稼ぐから返せるのですから。

また、家で落ち着いた時間を取れる時には、自分の仕事全体を見渡す事を考えてみましょう。

少し前に、”短期的にワッと稼げるが、長続きしない仕事をするよりも、人生は長いんだから長く働ける職につき、全体で見て稼ぐ額を増やした方がいい”という記事を見つけました。これが本当にその通りだと思います。

長い期間働ければ稼げるお金は当然大きくなります。毎日は積み重ねです。今日の意味を考えながら、しっかりと稼いでいけば借金を減らしていく事ができます。

また勤め続ければ、会社内で収入アップする事も可能ですし、仕事を頑張ってやっていれば転職できる可能性だって出てきます。

借金がある状況では、お金の面に関して人と比べると焦ったり、惨めな気持ちになったりするのでその辺りは比べない方がいいですが、仕事のキャリアプランや、女性との付き合いでのお金の使い方とかは人の意見を聞いていった方がいいと思います。

今20代、30代の未来ある人は暗い未来を防げるように、ちゃんと目の前の仕事をやり、(そうすれば可能性は広がっていきますから、そこから)将来ビジョンを組み立てていく事が大切なのではないでしょうか。

次ページは長く続く仕事に転職すれば借金返済が楽に進みますです。

記事を書いているのは?

楽に借金返済
貸金業務取扱主任者 3級 ファイナンシャル・プランニング技能士。元貸金業者で働いていた経験と、自身も長年借金をしている経験を併せ持つ。 借金道を10年運営。借金コラムを2000枚以上執筆。 借金アドバイザーとして、WEB上での借金相談を1,000件以上行っている。
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元金融マンが語る完済の鉄則 -目次-

  1. 借金道の想い
  2. 借金の悩みは語られない
  3. 自分の借金を把握する
  4. シロウの返済理論
  5. 家計簿をつければ効果的に返済できる
  6. 繰上返済で借金を減らす方法
  7. 繰上げ返済時に振込手数料を無料にする方法
  8. 借金してても楽しいことあるさっ
  9. 借金返済の生活
  10. 借金返済の生活 その2
  11. 借金が増えていっている人へ
  12. ストイック(=禁欲的)に
  13. 何のタメに働くのか
  14. 完済の向こう側
  15. 行動
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低利化で借金は楽になります!

即日融資に関するマンガ - 1コマ目 利息減らせないかなぁ。- 2コマ目 シロウ絵 そんな時は低金利カードローンです!。 - 3コマ目 なるほど!やってみる - 4コマ目 やった、低利化で楽になったぞ!


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