自分の目標がぼやけていれば、辛いときにどうすればいいか迷ってしまうと思います。

ですが、こうしたい！こんな状況になりたい！っていうビジョンが明確であれば、それに向って努力しやすくなると思います。

私の友達で何軒も店を作ってる奴がいるんですが、そいつの店の作り方はすごいです。まず、できてないスペースにどんな風にするか、できてる絵を描きます。それがもう、すごく鮮明なんですね。

絵が上手とかではないんですけど、お客様側から見た視点、店の外から見た視点、従業員から見た視線。まるで、本当にそんな店があるかのように描くんです。まだ存在してない場所に、こんな風に作りたい！っていうビジョンですね。

すごい鮮明なんです。それが。

それを見て私は、ああ、だからこの人は、成功したんだなぁって思いました。

まぁ、店を作ってるような人と、借金がある状況からなんとかビジョンを作ろうとする人では、実際のモノ（＝店）を作るのと、理想型の状況を作るという無形のモノを作るという違いはありますが、ビジョンっていう意味では同じだと思うんですね。

ただ単に借金を返したい、それだけでは動機付けとして足りないと思います。

何のタメに働くのか

モノが欲しいとか、
旅行に行きたいとか、
大切な人によくしてあげたいとか、
強く思わないと叶わないと思います。

あれもできない、これもできない、そんな縛られた人よりも
欲のある人の方が、ずっと自然だと思います。

借金があるから、求めてはダメだ、そう考えるのではなく、借金を返した後、どうなりたい、そこまで考えて初めて、大きな動機になるんじゃないかと私は思います。

図々しく、自分の思う、理想の絵を描いてみるのがいいと思います。

たとえかなわなくても、いい方向、理想の方向に行くには目標が必要だからです。