10年借金してわかった!安心して借金生活する方法
借金してしまうと焦っちゃいますよね
借金をして生活が苦しくなり、こんなんじゃ駄目だ、今のままじゃ駄目だ、と焦ってしまう方は多いと思います。
しかし、焦っても状況は変わるものではありません
焦りというのは自分の状況をよくしたい、と強く思う事の裏返しです。自分の事をよくしたいという気持ちが強ければ強いほど焦ってしまうのです。借金を作ってしまった人が今までの事を後悔し、反省する事はとても大切な事です。
しかし、自分を責めすぎることもまた、無駄な事です。真面目な人ほど、自分がした事を許せずに、自分の事を責めてしまう傾向があると思います。真面目な人はまぁいいか、とか、仕方なかったとか、楽天的にとらえる事が難かしいのです。
自分を責めるのではなく、反省すべき材料を特定して、改善方法を考える、っていうのが大事ですね。
借金している人には、それぞれにその人だけの課題がある
借金した理由は人それぞれです。
突発的な事情で借金してしまったという方もいらっしゃると思いますし、例えば風俗やパチンコなどの悪い癖によって徐々に借金を作ってしまった方もいらっしゃると思います。
もし、自身の悪癖によって借金をしてしまった場合には、それをいかに克服するかも課題になってきます。
パチンコ依存等の悪癖を断つ | 借金道
自責はほどほどに
借金した事を何も反省しないのはとても悪いことですが、過去の自分の事をいつまでもグチグチと責め続けるのも良くない事だと思います。
借金を返している時というのは時間だけがたくさんあります。借りて使う時間よりも、返済する時間の方がずっと長いものです。後悔する時間は、返済している期間中ならいつでも作る事ができます。
反省も必要な事ですが、後悔ばっかりしてても状況が好転する事はありません。何かしないと、何もかわらないからです。後悔は思考であって、行動ではないからです。
それよりも何をするか、どうすればいいのか、を考える事の方が重要です。
時間がたくさんあると思うから、後悔とか雑な考えに捕らわれてしまいます。
もし仮に、自分の寿命があと1年だとしたら、あなたは後悔なんてしますか?
私だったら、後悔したり、悩んだりする前に、自分が大切だと思う人に何を残せるか、自分がこの残りの人生でしたい事はなにかを真剣に考えて、とにかく行動すると思います。
本当に時間がなければ時間の大切さがわかります。焦って、自分が本当にしなければならない事を見失う前に、何か前向きな行動を決めてそれをやる。結局は自分の金銭状況、お金の出入りを良くしていく事しか、借金返済に有効な手立てはないのです。
借金をしてしまった後、具体的に何ができるのか?
今の状況を、よくしたいという気持ちが強いのなら、しっかりと借金問題を解決していく行動をしていきましょう。
まずは自分自身で返済スケジュールを考えてみる事です。
自分自身で返済スケジュールを作ろう!
借金してしまったのに、なんとなく過ごしていてはいつまで経っても借金は減りません。
消費者金融、カード会社が作った返済スケジュールで返していくのではなく、自分自身で返済スケジュールを作って繰り上げ返済していく方が支払利息が少なくなるので得です。
返済スケジュールを作れば、このままいくと、3年後に完済できるな、という風に、自分の借金がいつ終わるかがわかります。
借金を返済する間、この3年は我慢するぞ!っていう風に期間がわかれば、焦らなくていいようになるのです。
また、借金を返済するテクニックとして、低利化という方法も併用して考えていくといいです。支払うはずだった利息を元金に入れていけば、返済スケジュールも短くなりますからね。
借金生活は勉強期間
借金を返すという事は、できるだけ最小限の出費で生活していく必要があります。
あとで何とかできると思って高額の出費ばかりしていると、どんどん返済期間が延びていく事になるからです。
ですが、最小限の出費にしようと考えていると、いつも取れる選択肢は最低のものばかりになります。これはとてもストレスが溜まる選択です。
ですが、気をつけておいていただきたいのは、最低クラスを選ぶ事がいつも最上とは限らないという事です。最低クラスのものを選ぶ事でストレスばかり溜まって、それ程節約効果がない場合もあるのです。
難かしい事なのですが、費用対効果というものを考えなければなりません。
たとえば、東京と大阪を行き来するのにはたくさんのルートがあります。
早くて高い選択肢がが新幹線、時間はかかりますが安く済まそうと考えればいろんな方法があります。
たとえば、青春18切符を使って鈍行列車を駆使して行くという方法、もしくは高速バスツアーを検索していくのもいいでしょう。
ただ、こういった鈍行列車や高速バスは、新幹線と比べて時間という対価を払っています。
時間はとても重要なポイントです。
東京から大阪に行く場合に、新幹線で行くのか、それとも鈍行で行くのかは、何の用事で行くのかという事によって変わってきます。
お金だけをケチっていては、東京から大阪までわざわざい用事がうまくいかなくなってしまうかもしれません。
たとえばこれが就職の面接の為に行くのだとしたら?
交通費をケチって時間のかかる移動方法を選んでしまうと面接に行くまでに疲れてしまって、面接がうまくいかなくなってしまうかもしれません。
こういう場合は、高くても新幹線で行く価値があるという事になります。
お金がある人なら、こんな事を考えずにいいのでしょうけれども、借金がある人は選択があった場合に、できるだけ安く済ませたい、でも安くする事によって何か弊害はないのか?ここは安くするべきかという事について上手に考える癖をつけていきましょう。
このように費用対効果にシビアになって考えれるという事は借金があるシチュエーションだからこそできる事です。これはとても勉強になる事だと思います。
のんびり生活している人は、ずっと高支出体質のままですが、借金がある事によってこんな勉強ができるのです。
借金生活は自分の後々の人生の為の勉強だ、そう思いながら生活していきましょう。
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