借金がある事に気をとられ過ぎると視野が狭くなります。

たとえば、働いて帰ってきて、ただ寝る。休みの日には、お金を使わない為に家にずっといて、テレビやゲームばかりして外に出ない。借金の返済だけを考えれば、こういう生活はベストなように思えます。

ちゃんと働いて、おとなしく寝て、休みの日も全くお金を使わない。
この仙人のような生活を続けていければ確かに借金を返せていく事でしょう。

ですが私は、こういう生活だけでは良くないと思います。

理由は、何も成長しないし、時間を有効に使えていないと思うからです。

私自身がやってきた生活なんですが、働いて帰ってきて、ただ寝る、これを繰り返していると本当におかしくなってきます。

休みの日には、お金を使わない為に家にずっといて、テレビやゲームばかりして外に出ない。という生活を、初めて借金をして間もない頃に繰り返していたのですが、これをやってると、なんかどんどん暗くなっていきますし、サイクル…と言いますか人生的な流れがおかしくなっていきました。

仕事も、自分からやっているというよりは、借金があるから働かされているという風に感じたり、何より、お金を全く使ってはダメというルールを自分に課していましたので、ストレス解消の方法がとても限られ、ストレスが溜まっていく一方でした。

自分の気持ちに余裕のある時には、支出を少なくした仙人のような生活もいいでしょうけれども、ずっと働いていくという事、毎日を円滑に過ごすという事を考えると、ストレスを着実に消していくという視点も大切です。

借金生活中はストレスを着実に消す事が大事

借金があるからこそ、生活を借金生活モードに変えるのです。

そして、借金生活モードにはレベルがあって、そのレベルは、自身が借金を返済しながらの生活の中から見つけていかなければなりません。

では、借金がある状態でストレスを解消するにはどのようにすればいいのでしょうか。

借金生活を送る上で一番いいのは？

借金生活はストレスとの戦いです。

では、ストレス解消になる一番の方法とは何か？

ストレス解消に一番効くのは何かに夢中になる事です。

安く夢中になれるものといえば、DVDを借りてきて見る、好きなゲームをやるという方法があります。

またスポーツ系もいいですね。体を動かす事に関しては、精神も活発になりますし、ゴルフなんかを除けばそれ程お金がかからないものが多いです。

こういうのは人によって千差万別ですね。好きな事をするというのが一番だと思います。

お金を使えない間でも、楽しみはそれなりに探すことができます。

借金があっても自分の生活をクリエイトしていこう、そういうスタイルで生活していくのがいいと思います。

借金生活の理想と現実

理想と現実は違います。

借金生活の現実というのは、心を明るく持とう、明るく持とうって思っても、まるで何かすごく黒い物に下に引きづられるみたいに、気持ちが上がらないものだと思います。

一生懸命明るくしよう、そう思えば思うほど落ち込んでしまう事もあると思います。

どんどん下に落ちていくような感覚といいますか。

そういう時は笑顔でいるつもりでも、心から笑えていないので、目が、雰囲気が暗くなっているものです。

繕ってるつもりでも、大してできていないものです。

自分ではバレてないと思っていても、意外と自分の気が回っていない油断していた方向から見透かされてしまうものです。

借金生活中だからお金は使えない…。

そんな事ばっかり考えて暗くなってきたなら、私は思いきってリセットした方がいいと思います。

また休みが終わったら思いっきり働く、そのために今日は（くたばらない程度に）お金を使って遊ぶ！！！

そんな風に思って休みを過ごされてはいかがかと思います。

昨日、私休みだったんですけど、前からずっと行ってみたかった、ずっと行きたかったビルの高所にある喫茶店に行ってみました。

たまたまその喫茶店の中の一番イイ席が空いていて、そこに座れたので１０００円位（金額的には手痛い）の出費でしたが、自分的にはすごく嬉しかったです。

やりたい事をたまには探してみて、やってみる、小さな事でいいのです。

お金のかからないことでいいんです。

借金生活中だからといって、お金を全く使わないでおこう、なんて思わなくていいんです。

自分が満たされるような事を探して、探してやってみるっていうのが大事だと思います。