借金がある事を公表するか?
自分の欠点って何なのか、これをまず把握する事が大変です。
大抵の場合、自分の欠点を指摘されると人は怒ります。
怒りが湧いてこなくても、欠点を指摘されると、それを認めたくないという気持ちが働いて、そんな事はないと反発してしまったりします。
世の中の大多数の借金をしていない人からすれば、借金があるっていう事は正常ではないと見られます。
大多数の人は借金と無縁ですから、借金があるという事を知られた時、その場では素で流すような態度を取りますが、後々、その事について考えると思います。人によっては距離を取られ、交流が薄くなる人もいるかもしれません。
そのリスクを考えると借金があるという事実は基本的に隠した方がいいという事になります。
ですが借金があるという事実を言えないという状況は、隠し事をしているような精神状態です。
とは言っても、借金がある事を公表するかどうか?は、慎重に考えなければなりません。借金があるという事を言うかどうか、これは結構デリケートな問題だと思います。
長く借金してきて思うのですが、職場では借金がある事は隠しておくのがいいと思います。反対に借金の事がすごく苦しくて、誰かにどうしても言いたい場合のみ、仲が良くて優しい人ののみ言ってもいいかもしれません。
人に言う場合、まずちゃんと理由を話す必要があると思います。「気がついたら借金があった」という風に曖昧に言うと、不審がられます。借金した理由っていうのは多くの人の場合、原因が複合的な場合があると思うのですが、少し整理して考えましょう。
(借金してしまった理由がシンプルな人なら別にこれは考えなくていいですが)どうして借金をしてしまったのか分析する事が必要です。
基本的に関係の薄い人には言わない方がいいと思います。
でも私は、借金がある事を打ち明けた方がいい関係の人っていうのもいると思うのです。人生における、本当の味方になってくれる友人、親族がこれにあたると思います。
そういう人に借金で自分が悩んでいるっていうのを打ち明けないで苦しんでいると、話した場合、どうしてもっと早く言ってくれなかったの!っていう反応になるからです。
(逆に言った後、言わなきゃ良かった…っていう場合もあります。言っていい人と悪い人を見極めるのが難かしい…)
…借金があると、お金がないっていうのを人にわかってもらえない事によって、交際に支障が出る事もあると思います。
上司、職場の同僚、先輩、あまり親しくない友人に言うのはやめておいた方がいいと思います。(実際に借金の事を打ち明けた私の経験上そう思います。)
結局借金の事を公表したいっていう思いは、苦しいから、わかって欲しいから、っていう自分の中の気持ちから発生するものだと思います。
余程、借金がある事を言わないと支障があるという場合は言った方がいいですが、言っても変わらない位の関係の人には言わない方がメリットが大きいのではないかと思います。
今日のまとめ
借金がある事を公表するか?公表しないか?
相手をよく考えて判断する必要があります。
借金がある事を打ち明けたところで、代わりに返済してくれるわけではありません。あるとしたら、気を遣ってくれて、お金がかかる遊びに誘われなくなる事位かもしれません。
最近のコメント