借金完済のコツは完済をイメージすること

たった2700円で、借金による奴隷契約から人を解放した話です。

借金がある限り、借りている人はある意味奴隷だという事がわかる記事があります。

ちょっと読んでみて下さい。
27ドルの奴隷解放

借金とは人の生活を変えるものだなぁと思った文があるので、以下に抜粋します。

アメリカからバングラデシュに帰って来た私は、(チッタゴン大学で)学生たちに経済を教えようという熱意にあふれていました。ところがバングラデシュは飢饉がすさまじく、さらに人々は貧しくなって食べ物もなく、人がどんどん亡くなっていくのです。

しかし、後でわかったのですが、食糧は余っていました。経済学が役に立たない。私は現実の前には無力でした。理論を捨て去ろう、人間に戻って考えようと思いました。村人の状況が何となくわかってきて、ビックリしました。

追い込まれた人々が高利貸しから少額のお金を借りていて、その奴隷になってしまっているのです。こんなことがあっていいのかと大変ショックでした。だから、もう少し知りたくなって自分で調べてみたのですが、そうすると、42人が総額27ドルを借りていたのでした。こんな少額を借りて苦しんでいるのかと、驚きました。

ただ、この問題は解決できると思いましたね。27ドルをあげて、返済してもらえばあとは自由なのだから。ただちに実行すると、人々は喜びました。こんな少額で幸せになれるのなら、できないことはないはずです。

ムハマド・ユヌス氏(グラミン銀行総裁)経済学どころではなかったバンクラデシュの飢饉

以上抜粋終わりです。

お金を借りるという事は自分と世界との関係を大きくを変える事だと思います。借金があるとないのとでは、世界観が違う、私はそう思います。幸せを求めるんなら1日も早く借金してない状況を作れるような生活をすべきだと思います。もちろん、今借金をしてない人は借金しないで生活するのがいい。←当たり前ですが。

どんな状況でもこれから先、自分が生きてく上でどんな出費があるのか考えてお金の計画を立てるべきだと思います。大局を見てれば、目先の余計なお金は使わなくなるはずだからです。

今の日本での借り入れを取り巻く法律の方が倫理的に進んでいるので、27ドルで奴隷状態はありえないですが、ある意味、借金ある人はお金の奴隷とも言えると私は思います。

言う人に言わせれば借金があってもなくても、経済的に働かなくていい状況にある人以外は皆何かに使われている奴隷とも言えるんでしょうけれども。

小学校の時、学校が終われば、次の日の朝が来るまで私は自由でした。
ゲームしても、本読んでも、外に遊びに行ってもOKでした。

それはお金とか、将来の事とか、なんにも関係なかったから。
そんな人生を私は本当は送りたい。今は程遠い状況なのですが、絶対この人生中にそんな風になりたいなぁって、それが今の私の夢です。

でもそれをするにはたくさんのお金が必要です。小学校の時は、親が自分の代わりにお金を作ってくれていたのです。だから、自分は自由だった。経済的自由を買うには大量のお金が必要です。お金と自由の関係はとても密接に結びついていると思います。

冒頭の27ドルで自由を奪われた人たちは、お金で自由を買われたと、私は思います。貸主が、借主の自由を、お金を貸すことで買ったと。

27ドルで自由を奪われた人たちは借金を完済した状態をイメージする事ができず、本当の意味で奴隷になっていたのではないでしょうか。

完済すれば、借金から自由になります。

そうすれば、自分がこうしたいと思える事ができて、これが欲しいと思えるものを買えるようになるのです。

完済するのはいつ?具体的に考えてみよう

自分の完済時期を考えてみると、ああ計画を立てよう、早めに返せるように節約しようっていう意欲がわくのでいいと思います。

借金がある人にとっては、まず借金をなくす事が最優先です。ですが、最大の目標が借金を返す、というのではイマイチやる気が湧いてこないと思います。

借金を返して、それから先の事も考えてみましょう。お金だけが生きる目標だという人は魅力がないと思いませんか?

これがやりたい!っていうやりたい事を考えてみるといいと思います。

やりたい事、なりたい状況という具合に、具体的にイメージできる状態を目標として立てて、それを達成する為の過程として借金を返すっていう工程がある、そういう風に考えればやる気が湧いてきます。

借金を返すには思ったよりも時間がかかるものです。ですが、自分が決めた目標があれば、借金を返済させられているという精神状態から、借金を返済してくんだ!という精神状態に変っていきます。

ちょっと伝わりにくいかもしれませんが、この違いってすごく自分の気力に影響してくると私は思うんですね。

自分から借金を返すのか、返させられてるのか。どう思うかで今の苦労に対しての考え方が変ってきます。

完済した後、どうなりたいか?

何か自分が達成したいと思っている人の方が魅力的です。目標に向けて、頑張っているなら精神的にも前向きでいれると思います。

借金があるのなら、自分の目標を持って生活していく方がいいと思います。

記事を書いているのは?

楽に借金返済
貸金業務取扱主任者 3級 ファイナンシャル・プランニング技能士。元貸金業者で働いていた経験と、自身も長年借金をしている経験を併せ持つ。 借金道を10年運営。借金コラムを2000枚以上執筆。 借金アドバイザーとして、WEB上での借金相談を1,000件以上行っている。
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元金融マンが語る完済の鉄則 -目次-

  1. 借金道の想い
  2. 借金の悩みは語られない
  3. 自分の借金を把握する
  4. シロウの返済理論
  5. 家計簿をつければ効果的に返済できる
  6. 繰上返済で借金を減らす方法
  7. 繰上げ返済時に振込手数料を無料にする方法
  8. 借金してても楽しいことあるさっ
  9. 借金返済の生活
  10. 借金返済の生活 その2
  11. 借金が増えていっている人へ
  12. ストイック(=禁欲的)に
  13. 何のタメに働くのか
  14. 完済の向こう側
  15. 行動
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