これ以上借金したら債務整理した方がいいというライン
最初にいきなり公式です。
借金を返していけるかどうかを判別する公式
収入-生活費-返額=マイナス
こういう風に、お金が残らず、家計がマイナスなるのでしたら、債務整理を考えられるのがいいと思います。
それ以上その生活を続けても借金が膨れていくか、何かにしわよせがいってしまうからです。
で、そこまで状況は悪くなってない、という場合には通常返済していきましょう。
債務整理せずに、通常返済をする時に注意すべき点
たとえば、
以下のように借りている人がいらっしゃったとします。
借り入れ事例
S銀行(R社)50万円 18% 残額45万円程度 H24.3~ 毎月11000円返済
M銀行 100万円 14.9% 残額96万円程度 H23.11~ 毎月15000円返済
A社 80万円 18% 振込みなので残額不明 毎月24000円返済
P社30万円 18%%
まず、返済額全体の事を考えよう!
借入の返済は全部合わせて5万という事ですので、金額的にはそれ程多くないと思います。
ですので、このケースの場合、収入にもよりますが、通常に返していっての完済は可能だと思われます。
●では、借金返済をしていくにはどうすればいいの?
件数を減らした方が、支払い金額も減りますし、今後もし低利申込をした際に有利になります。
この方は、この借り入れ状況だったのですが、P社30万円をまず一括返済しました。
あまり得策という方法を出せず申し訳ないのですが、この場合は金利が18%と比較的高いS社とA社に繰上返済していくお金を作って、連絡を入れて繰上返済していくといった正攻法で考えていくのがいいです。
借金していてつらいのは、何をしていいのかわからない事です。
まずは、今の状況でいけるのかっていう事を考え、いけそうであれば、全力で節約してお金を残し、繰り上げ返済していく、これが借金を返す正攻法です。
参考:https://www.hinsengumi.com/kansaitessoku/shinseiginkou.html
繰上返済のやり方は、
①まず、節約して毎月の返済額以上の余剰金を作る。
②R社、S社に電話をして繰上返済したい旨を伝える。
③2つ目のリンクにある振込手数料無料の銀行を使って繰上返済する。
こうする事で、これから支払う利息を効果的に減らしていく事ができます。
その効果は
借金道: 繰上返済の通りです。
毎月支払っている利息の額を把握しておいた方がいい
ご自身の借入利息かどれくらいとられているかご存知でしょうか?
長年借金に関する質問、相談を受けていて、いろんな方のケースを見てきました。その中で、基礎的なお金の事に意識を向けていない、危機意識が欠如している方がいらっしゃいました。借入利息かどれくらいかという事を意識していただければ危機意識は嫌でも高まります。
お話を聞かせていただいた方の中では、例えば具体的には、借り入れがある方が、自分がどんな利率で借りているのか把握されていないケースがありました。
誰でもご自身で借りておられるところの利率を把握していらっしゃると思っていたのですが、中には忘れてしまったりして、調べてみるまで利率について考えずに残りの金額だけを考えていた、という方もいました。
借り入れしてから時間が経てばそうなってしまうのもいたし方ないかもしれません。
自身で消費者金融ATMに行って返済するのならまだしも、銀行引き落としで、しかも、金融会社からの手紙は開かずに捨てる方の場合だと利率について触れる機会が極端に少なくなる場合もあると思います。
借金をしている人がさらに借金を増やしてしまうのは危機意識の欠如が原因だと思います。
常に利息を意識し、自分は毎月これだけの利息を払ってるんだ、しかも、お金を借りていなければこんな利息は一切払う必要がなかったという事を支払日のたびに思い返す。そうすれば早く返済して、無駄な利息を支払うのを少なくしようという気になります。
どうやったら早めに返す事ができるの?
それは繰上げ返済することです。
繰り上げ返済は誰でもできるとても有効な戦略です。借りたままの返済予定表は利息を多く取ろうとする貸し手の都合により、長い期間で作られたものです。従う事はありません。
もちろん繰り上げ返済を申し出ても、返すと言ってるものを拒む権利は向こうにはありません。
繰上げ返済は最高の資産運用
借金返済は最高の資産運用だ!という考え方をもって、毎月少なくてもいいですから定期的に繰り上げ返済していくという事が必要です。
返済にまわせばリスクなしで返済した金額が18%で運用されているのと同じだからです。(返済しないままにしておくと年利18%を取られるからです。)
借金している人は株とか、FXとかに手を出して一発狙いをするよりも、収入を増加させ、借金返済に投資して18%の運用利回りで繰上げ返済した方がずっと安全でタメになります。
借金をしている人は、”借金をしていない人が決して持つことのできない最高の投資活動”をする権利があるのです。
まとめ 利息を知る事こそ、借金を知ること!
自分が一ヶ月にいくら利息を払ってるのかがわかれば、早く返そうって思えるようになります。結局借金している時間って、自分が欲しいものも買えないし、食べたいものも我慢しなきゃいけないしで、本当の意味での充実とは程遠い生活です。
早く借金を返す為に、自分が支払ってる利息に目を向けていくっていうのは大事な事だと思います。
また、繰上げ返済する為に使える、繰上げ返済時に振込手数料を無料にする方法もあわせてご覧ください。
銀行手数料が無料になるのは住信SBIネット銀行というネット銀行です。この銀行の口座を持つのは無料ですし、振込みもタダになります。繰上げ返済時に振込手数料を無料にする銀行について詳しく書いています。
あなたがいくら利息払ってるかわかる!月利計算の式 | 借金道
これ以上借金したら債務整理した方がいいというライン
借入額が多くなってきてしまい、返済が困難になっている場合には以下のコンテンツをご覧下さい。
最近のコメント