良い借金
その借金はあなたを満足させるか?
良い借金とは、借りて利息を払ってでも自分にとって価値があるモノを
手に入れる場合、もしくは投資としてリターンが成り立つものです。
今お金がないはずのところにお金を存在させる力、これこそが”借金の正体”です。
例えば、何故か人から非難されない借金に住宅ローンがあります。借金せずに住宅を
買おうとした場合、3000万貯めるのに一体どれ位の期間がかかるのでしょうか。
20歳から毎月6万円貯めたとすると3000万を貯まって住宅を買えるように
なるには41年かかります。20歳の人は41年後には61歳になってます。
それじゃもう老後です。
多くの人の価値観は若い今、家族を持った今、住宅を買う事に意味を
見いだすでしょう。それなら、借金をしてでも住宅を買う価値があると考えるからです。
今、住宅が必要だと考えると借金する事により、住宅を買う力を得ている訳ですから、
住宅ローンは良い借金と考える人が多い、と言えると思います。
(しかしながら、人生全体から広い視野で見た場合には住宅ローンを使ってマイホームを
持ち、不動産を持つ事は、不動産に傾倒する人生設計をする事になりますので、
倍位になる金利以外にも失ってしまうものは他にもあると思われます。)
多くの書籍、雑誌にある通り、今迄の日本は不動産の価値がずっと上昇していましたので
若い年代で住宅ローンを組んで住宅を買えば、不動産の価値の上昇により金利と同等か
それ以上の資産をもつ事になりました。今、住宅を買う資力を持つ人の大半が
不動産神話に乗って住宅を買ってきた親の背中を見てきた人です。
住宅を買う事は日本人にとって夢を叶える事のように尊ばれてきましたので
30年、40年ローンの金利よりも人生の中ゴールのような目先の新築の自宅の方が
勝るという価値観の人が多いのです。
シロウには持ち家がありませんが、彼らが幸福そうに見えて仕方ないです。
日本で自分の家を新築で持つという事は、非常に魅力的な選択肢の一つだと思ってます。
良い借金とはなんなのでしょうか?
ローンという借金を組む対象が住宅じゃなくても同じ事です。
車でも、ブランド物でも同じです。
今用意できない金額のお金を調達し、支払う利息にかかるお金よりも、借りた人が貯める
時間よりも、先に手にいれる事で買った当人が満足する状態。そして買って返済していく時
でも、これを買ったのだから返済の苦労も仕方ないと思える位にその対象を愛せる状態。
これが、良い借金だと思います。
若い今、お金が貯まってからでは遅いと判断して
住宅、車などを所有している状態をつくり出す為にする”借金”です。
継続的に自分が満足する事を見越して金利を吟味し、
自分の分相応の価格の住宅、車を選び、返済の見通しが立つなら
その借金は良い借金です。
投資としてリターンが成り立つもの、借金の利息の損を考えても、
自らにとって絶対に利益が上がるとはっきりわかっているもの。
これもまた良い借金と言えます。
次は消費者金融を利用することによって損をしている事についてお話します。