不動産覗き見
人の不動産がわかる本
(外にでたいよう)
事務所の中でデータ入力ばかりしているシロウは
審査や貸付、取立てといった刺激的な仕事に思いを馳せながら
店の中の仕事をしていました。
先輩「外、行こうか」
おおお!先輩、あなたはシロウの心を読めるんデスか!
シロウ「ハイ!ぜひ連れて行って下さい」いやもうどこまでも!
シロウは先輩とホモの道についていく事にしまし
おでかけの準備をして駐車場まで歩きます。
シロウ「どこにいくんですか?」
先輩「法務局だよ」
・・・法務局に着きました。
法務局の建物はミニ市役所みたいな感じです。入り口をくぐるとすぐカウンターがあります。
先輩は鞄の中から何やら紙を出しました。そして法務局にある申請用紙を1枚取って、
先輩「この申請書に、この住所を書いて」
シロウ「ハイ。」カキカキ。なんだろう、コレ?
先輩「じゃ、出してきて」500円印紙ぺたっ。(印紙とは手数料として貼る切手のようなモノです)
カウンターに住所を書いた申請書を出します。
局員「しばらくお待ち下さい。」
先輩は置いてあった新聞を読んでいます。
・・・待ちます・・
局員「シロウさーん、どうぞ」
先輩「おっ、呼ばれたな」先輩が中に入って行きました。
シロウも続きます。奥の机には本が置いてあります。
先輩「これは人の不動産がわかる本だ。」
シロウ「!!?」Σ(゚△゚;)
先輩「登記簿といって、見ると地番、建物番号から不動産の所有者と担保設定がわかる。」
先輩「”甲区”をみれば、所有者がわかる。差押があればここに書かれる。
”乙区”を見ればその不動産についている借金がわかる。」
金融業界と不動産業界にしかあんまり知られていない事ですが、誰でも日本国中の
不動産について調べる事ができます。誰が持っているのか、その土地には
どんな金融機関がいくらの担保をつけているのか、一般の人が公然と調べる事ができます。
勇気のある人は自分の実家がどうなっているのか調べてみるとおもしろいかもしれませんね。
金融機関はこの登記簿謄本によって、借入れ希望者の資産を調べます。
調べた土地は、貸付の状態が悪化した時に登記簿を汚されるか、ゆすりネタとなります。
次はシロウに千載一遇のチャンスがやってきた話です。