勤務初日
人の借金がわかる機械
今まで住んだことのない街
お引越しを済ませ、初めての一人暮らしが始まりました。
今日は勤務初日。社会人になって初めての日です。
(頑張って営業するぞ! どんな人と一緒に働くんだろう?)
期待と不安が交錯します。
会社のドアを開けます。
!!?
巨人だー!!
デカイ!
目の前で掃除をしている人は身長が2M位ありそうです。体は筋肉マンです。
シロウ「おはようございます!今日から一緒に働かせていただく事に
なりましたシロウです!宜しくお願いします!」
支店の人全員に自己紹介を済ませる。
ていうか・・・オイオイ、スーツは真面目だけど、社員の人みんな服装変えたらヤ○ザじゃん!
女性が多いのが救いです。支店長なんてヤ○ザそのモノ。
しゃべりが丁寧なのが余計に怖いッス。
早速、シロウは杯を受ける事になりました。・・・というのは冗談です(笑)
金融業は外から見るとイメージ悪いかも知れませんが
中から見ればちゃんとした会社です。
ただ、人が違います。取立てに行く時の事を考えて、男は背の高い人を多く採用するようです。
新入社員研修であった人も背の高い人が多かったです。
今日は女性社員から仕事を教えてもらえと言われました。
パソコンを使ったデータ入力を教わります。
トゥルルルル・・・電話が鳴りました。
他の社員「・・・ハイ・・・ありがとうございました。それでは、後ほどご連絡差し上げます」
社員「シロウ君、ちょっとこっち来て」
シロウ「ハイ!」
社員「今、この人から申し込みがあったの。この名前をこの機械に打ち込んでくれる?」
シロウ「ハイ。」
カタカタ。打ち込みます。
社員「次は生年月日。」カタカタ。
で実行。ポン。ボタンを押しました。ピー。レシートのような紙が出てきます。
なんだろコレ?
社員「これは○○と言って人の借金を調べる事のできる機械よ。」
シロウ「えっ?・・・」Σ(゚△゚;)
出てきたレシートのような紙を見せて、
社員「ここに件数、ここに金額が書いてあるの
この人は×件×00万借りているという事、事故もあるから無理ね」
オフィスの端に置かれた小さな端末機は信用情報機関のモノであり、
なんと名前と生年月日だけでその人の借入れ状況が瞬時にわかってしまう
とんでもない機械なのでした。
すげー!いつ借りたか、返済をいつしたかまで載ってる!
シロウはこれからの仕事にすごくワクワクしました。
しかし
ここは会社です。
シロウは、この後データ入力の仕事ばかりをやる事になります。
(外にでたいよう・・・)
思いのほか早く外出の機会はやってきました。
次は人の不動産を調べる方法です。