お金を貸す瞬間1
同じ年齢の奴に貸す
トゥルルル・・・ガチャ。事務所に電話がかかってきました。シロウが取ります。
「お電話ありがとうございます。○○○のシロウです。・・・ハイ。・・・ハイ。大丈夫ですよ・・。
詳しくお聞かせ下さい。・・ハイ。・・・ハイ。では審査後、折り返しお電話致します。」
新規の申し込みだ!サラ金利用は○十万って言ってたけど?
カタカタ・・・。あっ、ほんとだ。本人の申告どおりの借入れだ。でもこの生年月日は・・・
シロウと同じ年だし!いいのかーこんな若いのに借りちゃって(゜◇゜ )←注;シロウも借りてます
聞き取りによると実家住まいという話でした。住宅地図を見ると同じの名字の家がありました。
申し込み人は実家住まいって言っていたし、年齢から考えても不動産は親名義でしょう。
次に勤め先を電話帳と企業情報サーチで調べます。ふーん。結構いい土建屋に勤めてるんだ。
勤続年数もOKだし。借入希望は数万だし、これはもしかして問題ないんじゃ・・・?
先輩に聞いてみます。
先輩「あぁん?・・いいんじゃないか。支店長のとこに持ってってみな。」
支店長「これならいい。よし、シロウ、お前がやってみろ。」
Σ(゚△゚;)(えっ!?貸付したことのないシロウがしてもいいんですか?)
シロウ「ハイ!」シロウ初めての貸付です。
申し込んできた▲▲様に折り返し審査OKの電話を入れて身分証等の必要なものを伝えます。
▲▲様は仕事が終わってから来店されるという事になりました。
契約書を作り、お金を○万用意します。ん!?先輩が来ました。
先輩「おう、シロウ、他に○十万も用意しとけ。」
シロウ「あ、はい。わかりました。」(別件で貸す案件があるのか。さすがだなぁ先輩)
約束の時間になり▲▲様が来店しました。
シロウ「どうぞこちらへ」同じ年齢の2人は貸し手と借り手となって、一つのテーブルに座ります。
(オイオイ。マジかよ。なんの変哲もなく、同い年だし。友達なれそ。でも気ぃ弱そうな奴だなー)
契約の説明をし、署名をもらいます。
(よし!うまくいったぞ!後はお金を渡すだけだ)
ガチャ。先輩がテーブルに来ました。
先輩「おう!!!!君が▲▲君か。」
▲▲様ビクッ!(((;゚Д゚))
(何すんだよ!!先輩!お客のイメージ悪くなるって! とりあえず終わらせちゃえ)
シロウ「では、どうぞこちらが○万円です。お確かめ下さい。」
お金を見たとたん、パァーっと顔が明るくなりました。
▲▲様「ありがとうございます。助かりました。」
先輩「ところで▲▲君、今他で借りていて返してないところなかったっけ?」
(何言い出すんだよっ!?先輩!?)
▲▲様「え!?・・・はい、あります。」
(おいおいおいおい、ぽしゃんのかこの貸付!?)
次は後編です。先輩の登場で流れが変わります。