お金を貸す瞬間2
利息は飯の種
先輩 「ところで▲▲君、今、他で借りていて返してないところなかったっけ?」
▲▲様「え!?・・・はいあります。」
(何言い出すんだよ!先輩!!?)
先輩 「今回は初めてでどんな方かわからないのでこの金額にさせてもらったけど、お会いして
信用のできる方だと思った。この額=▲▲様の総借金額+数万までなら今用意するよ。」
先輩 「何軒も返しに行くの面倒でしょ?当社をメインに使えば、1軒返すだけでよくなるよ。」
▲▲様「・・・じゃあ、お願いします。」
シロウ(マジか!?即答?▲▲様よく考えましたか?ご利用は計画的にって・・・)
こっちが考えてる事なんか露知らず、▲▲様は目を輝かせて喜んでます。
先輩 「シロウ君、○十万円で契約書作りなおして。」
シロウ「ハイ。では至急作り直しますので申し訳ありませんが、少々お待ち下さい。」
○十万円で書類を作り直し、貸付が終わりました。
▲▲様は何度もお礼を言って去っていきました。
先輩の登場で数万円の貸付は○十万円の貸付に化け、
▲▲様は当社しか利用していない優良顧客になりました。
▲▲様が帰った後、シロウは先輩に尋ねます。
シロウ「初めから増額しても大丈夫だという許可をもらってたんですか?」
先輩 「いいや。許可なんか取ってないよ。俺がデカイ声で入ってきた時、▲▲君の反応
見ただろ?ビクッ!あーゆー反応をする奴は真面目な奴だ。だから増額で貸したんだ。
もしお前が取れなかったら俺が取って(回収して)やるよ。俺が責任持ってやる。」
先輩のセールスどうり、仕事が忙しい勤め人にとっては、数社に返しに行くより1社に
返した方が手間が省ける。人の借金がわかる機械のデータには他の会社に返済
していない事が載っていたので、▲▲様には取り立てが始まっていたはずです。
▲▲様は当社1件から借りる事で嫌な取立てから解放される事を選んだんでしょう。
▲▲様のような多重債務者の借り手から見ればいい話です。
貸し手側から見ても他の会社での借入れがなくなるんだから債権の安全性が増しました。
後はコミュニケーションをとって他で借りないようにして管理していくだけです。
これで長く利息(=飯の種)を入れてくれるお客様の完成です。
次はブラックリストに載った人との創作話です。