消費者金融の裏知識2
消費者金融が大きくなった理由
消費者金融は全国で8,843社、店舗数は24,826店舗あります。
(全国貸金業協会連合会資料より)
その中で大手のT社、A社、A社、P社、S信販、L社、AI社の上位7社で
業界全体の貸付金残高の約6割を貸し付けています。
全消費者金融業者のうち、99%が100億円以下の貸付残高の企業です。
宣伝にお金をかける事のできない99%の中小を尻目に
大手は豊富な資金にモノを言わせイメージ戦略を展開し、この業界の寡占化を進めています。
先回も申し上げたように無人契約機が大手消費者金融の躍進のきっかけとなりました。
T社は無人契約機を1995年10月に導入しました。
1995年3月業界全体でわずか36台しかなかった無人契約機は、1997年には3000台、
1999年には5000台にもなり、02年には9000台にもなっています。
こうなるともはや、無人契約機はあって当たり前になってきます。
あなたの家からそう遠くないところにも無人契約機を置いてる小さな店舗があるでしょう?
はっきり言ってもう無人契約機の時代ではなくなってきてます。まったく珍しくないですから。
数字だけを見ると順風満帆ですが、実は今の消費者金融業界はもういっぱいいっぱいです。
無人契約機とティッシュや新聞、テレビCMによるイメージ戦略により、多くの人をお客さんに
してきた消費者金融業界は新しく貸す相手を見つける事が難しくなってきています。
市場から大量の潜在顧客を取り込んでしまい、残されたパイはとても小さくなっているのです。
しかしそれでも大企業のイメージが浸透した大手の寡占はしばらく変わらないとシロウは思います。
シロウも大手の消費者金融を初めに利用しました。
そして高い金利に苦労しました。
だからこそシロウはあなたには言いたいです。
CMに流されて大手なんかで借りちゃダメだ!!!
(失敗してから言ってもなんか説得力にかけますね→自分)
今借りてる人は安い金利に借り替えて楽にしましょう。
今借金のない人は大手の消費者金融で借りない方がいいです。
次は消費者金融の罪について書いています。