友達に金を貸した話
自分で借入先を選ぶ
好きな後輩がいました。
シロウが二十歳の頃の話です。
お気に入りでよく可愛がっていたヤツでした。そいつはお金にだらしのないヤツで
事あるごとに貸しくれ、貸してくれというので、5000円、1万、3000円といった具合に
少しづつ貸していきました。メモ帖に書いていた貸金額は気がついた頃には
17万になってました。バイト先で同じだった事もあり、バイトが終わると
よく一緒にパチンコに行ってました。負けると貸してくれと言ってくるので、いいよって具合に。
ある日、そいつ何も言わずに消えました。
どこに行ったかもわかりません。何年後かにヤツの元彼女に聞くと他の人からの借金も
たくさんあり、逃げて遠い街のパチンコ屋で暮らし始めたそうです。
20才の時に17万は大金です。そいつが好きだったので、シロウはすごく悔しい思いをしました。
アホなんだけど、一緒に遊んでるとすごく楽しい、友情って言葉がぴったりくると
思っていた友達でした。見事に勘違いでしたけど。
しばらくして年上の尊敬してる先輩にヤツに金貸して逃げられた話をしました。
その先輩はこう言いました。
先輩「俺だったらそいつに貸してくれって言われたらこういうね。
人には分相応ってもんがあり、それぞれ使えるお金は決まってる。
貸してくれっていう事は君の収入以上にお金を使っているからだ。
そんな君に貸してもまた金に困るのは目に見えてる。
俺がもし君に貸してしまったら、君の為にならないし
君との関係も大事で壊したくないから、貸さない。ってね」
小学生だった頃には気が付きませんでしたが、友人にお金を貸して
返してくるのは美談だったようです。
小学生でも大人でも同じで、返せないお金を借りた時に悲劇が起こります。
友人からお金を借りる時は無利息です。
私が消費者金融業界が嫌いな理由は高利でお金を貸しているからです。
貸して欲しいと思う人はいなくならないので、これからも金貸しが
消える事はないでしょう。シロウがいかに高利だ!使わない方がいい!と
このサイトでどんなに大声で言ったとしても消費者金融は消える事はありません。
貸金業界をとりまく団体の中でも金利の低減を説く人は多く、法律を改正して
20%位まで上限金利を下げようという動きもあります。しかし下手に金利を下げれば
今、ギリギリの所で利益を上げている中小消費者金融の会社が潰れて、
闇金の被害が拡大していく事につながります。上限金利を下げると、
低利でしか貸さない金融機関に破産しやすい人が来て、貸し倒れリスクが高ります。
そうすると、審査は今よりなお一層厳しくなり、多くの借りたくても借りれない人を産み
悲劇がおこる事が予測できます。こう考えると消費者金融には
リスクの高い客を抱えこむ収容所的な役割をしている側面もあるとも言えます。
だから国は下手に上限金利を下げて消費者金融を潰してしまう事はできません。
だったら、私達消費者が自分の身を自分で守る為に勉強しなければなりません。
どこもあなたに消費者金融並の簡単な審査でお金を貸してくれるという事は
ありません。お金に関する事は自分で決め、自分で資産管理をして、
借りなければならない時があれば、どの金融機関で借りるか
借り手自身が賢くなって、選ばなければなりません。
次ページでは切っても切り離せない関係にあると思う
ギャンブルと借金の関係を考えます。