借金道

自動車ローンがオリコなら借り換えを検討してみよう

ディーラーローンは高金利な事が多い

中古車販売店で車を購入する際、ディーラーローンを勧められますが…、実はディーラーローンは損な金利になっている事が多いのです。

車、バイク系ですと、オリコのカーローンと提携している場合が多いです。

私のディーラーローンで損をした時の体験記

私自身、以前バイクを購入する時にオリコのジェットローンという商品を使った事があります。

昔は私も金利の事がわからなかった…

この時の金利は11%でした。今考えると、なんて馬鹿なローンの組み方をしていたんだ…って思います。

バイク屋にお世話になっているという気持ちが強かったので、他のローン会社の金利と比較したりせず、言われるがままにローンの申込用紙を書いてました。

ORICOのローンよりも金利の安いローンがあるのです

自動車ローンの上手い借り方

自動車ローンも借金です。上手い借り方していかないと後で金利に苦しまされる事になります。

自動車ローンにどういうローンがあるでしょうか。
まずディーラーローンというものがあります。

ディーラーローンの時は、所有権が信販会社ということになります。銀行でカーローンという形で借金してからそれを車の販売元に払うことになります。

ちなみにディーラーローンが8%位の金利で、銀行カーローンの場合は、3%位です。

車を買うならカーローンが一番金利が安いですよ | 借金道

ORICOのローンよりも金利の安い銀行のカーローン 金利比較

230万円の車をオリコや、自動車ディーラーのカーローンで借りたままにしているのと、銀行カーローンで借り換えしたのではどれ位金額が違うのか?一目でわかる表が以下です。

出展:ガリバー https://221616.com/guide/loan/refinancing/
金利の高いところと低いところを比較してみると、390,000円も違う事がわかります。

つまり、借り換え手続きをすると39万円得をする可能性があるのです。

借金で一番大事なのは金利、一番効果的なのは借り換えです。

ORICOのローンを使っているなら銀行のカーローンに借り換えた方がいいです。

カーローンを借りている事のデメリット

カーローンが住宅ローンの審査に与える悪影響について、以下、お金に困らない人生設計(朝日新書) 神谷 巻尾 (著), 倉橋 隆行 (監修, 監修)という本から抜粋します。

車のローンが住宅ローンの審査に影響する

 結婚して、子どもが生まれると、どうしても車が欲しくなる。

必要に迫られて、また家族にねだられて、RV車やハイブリッドカーなど、大型で値段の張る車を、新車で購入するケースが30代は増えてくる。

車両本体の価格に加え、カーナビ、オーディオなどのオプションや諸経費、税金などを積み上げると、あっというまに数百万円の出費となる。

働きはじめて10年程度で、この金額を現金で用意するのは厳しい。

そこで、ローンを組んで車を購入する、となる。車購入のためのオートローンは、金利3~5%とさほど高くないし、家族のために必要なものだから、家計の中に組み込んでもいいだろう、と思ってしまうかもしれない。

ところが、ここに大きな落とし穴がある。もし、家を購入していないのなら、車のローンが原因で失敗してしまう可能性があるからである。

カーローンを組むことで住宅ローンが通らない可能性が出て来る

車を購入する際は、分割で支払うのが常識、と思う人も多いかもしれないが、よく考えればローンであり、借金をしていることになる。

20代、金融の項で、カードのキヤツシングの利用限度額は、使っていなくても借りたものとみなされる、カードを作っただけで借金をしていることになる、と述べたが、車のローンもすなわち借金をしていることになり、まさに住宅ローンを組む際、その融資額に不利に働いてしまう。

借金をしていることで、人的評価がマイナスになってしまうのだ。さらに、オートローンを組むのが面倒だから、とカードローンを使って買ってしまうと、ますます属性が下がり、いざ住宅を購入しようとローンを組もうとしたとき、住宅ローンの申込が却下されてしまうというケースもあり得る。

審査で見られる情報~信用情報で借金の情報は共有される

金融機関は、全国銀行協会という銀行の業界団体のデータで、貸付状況などの個人情報を照らし合わせる。

このとき、他で借金があり、その返済金額の比率が収入に見合わないと取り組みができない、と判断する。むろん却下の理由は教えてくれない。

借金を返し、返済した証明書を出して、初めて住宅ローンが通る、ということもある。普通に働いて、借金をした覚えもなく、必要に迫られて車を買っただけなのに、住宅ローンが組めません、といわれるのは、心理的なショックが大きい。

とにかく、車のローンは、住宅を買ってから。これが鉄則である。 

車は住宅と違って資産ではない

車が収益を生むことはないからである。資産にならないものは、一括償却、現金で購入した方がいい。

車は道具、コストと考えると、新車である必要はなく、何度も買い替えたりするとコストが上がり、不経済である。中古車を現金で買い、修理しながら乗りつぶす、というくらいの方が車との賢い付き合い方である。

安い中古車を選び、いいカーローンを選ぶのがベストです!

実際、アメリカでは目立たないお金持ちは、頑丈で多くの距離を走れるような車を購入し、その車と長く付き合う、それが一番賢い、とされるそうです。

車とは売っても買っても損をするものです。気に入った一台とできるだけ長く付き合っていくのがいいですね。

次ページはマイカーローンのお得な借り方~まとめです。

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