40歳で年収以上の借金を債務整理したパート主婦の体験談
借金は本来悪いことではありませんが、収入とのバランスが崩れた時点で様相は一変します。
中には年収以上の借金総額を抱え、返せるあてのない負のスパイラルに陥ることもあります。
今回は40歳で借金が年収以上になってしまったパート主婦、私の債務整理体験談です。
年収300万以下でありながら、総額400万近い借金を抱え、返済ができずに悩みに悩んでいた筆者。
既に破たんしていた状況に見て見ぬふりをし、傷をどんどん深めていっていました。
そんな筆者が選んだ借金解決の方法をご紹介します。
終身雇用の神話は崩れ、非正規雇用の問題が叫ばれつつある現在の日本。
銀行や大手企業のリストラや、民事再生などのニュースが当たり前のように報道されることが多くなりました。
国税庁の調査によると、現在の日本における年収300万円以下の世帯は40・9%にも上ります。(※国税庁が2015年に実施した「平成26年分民間給与実態統計調査」より)
苦しい生活の中で、収入だけではやりくりができず、借金をしてしまう人も少なくありません。
年収以上の借金は危険
住宅ローンや車のローン以外の借金は危険
本来借金とは、現在の手持ちの金額では購入できない高額な買い物をする時に分割で払う方法です。
住宅や車など、年収以上の買い物をしたとしても、月々の支払いができていれば何の問題もありません。
気をつけなくてはいけないのは、「ちょっと足りないから借りる」という、安易な気持ちで行う借金です。
「足りないから借りる」・・・返す算段が取れていればOKですが、足りないのだから足りるように努力をしなければ借金は雪だるま式に増えて行ってしまいます。
理想を言えば、貯金をして買うべきなのですが、それができないのも現実。
だからといって生活費を補てんするために借金をすることは非常に危険なのです。
月々の返済額・借金の総額を把握していますか?
月々の固定出費はある程度決まっています。
それに加えて借金の返済が可能なのか?ということを借りる際に考える必要があります。
今現在借金をしている場合
- 何社から借り入れしているのか
- 月々の返済総額はいくらなのか
ということを常に把握しておくことが大切なのです。
各金融機関によって返済方法は様々です。
口座からの引き落とし、振込、ATMへの入金・・・ばらばらに行っていると、月々いったいどの程度の金額が必要なのかということがわからなくなってしまいます。
家計簿まではいかなくても、いったいいくら収入があって、その中からいくらはらわなくてはいけないのかという具体的な金額をきちんと把握する必要があるのです。
収入と支出のバランスが崩れた時は要注意
収入に対して支出の方が多ければ、その月は赤字です。
補える臨時収入やボーナスなどがなければ、その赤字はずっと残っていきます。
その赤字部分を借金で補うということをしていると、収入が増えない以上借金はいつまでたっても返済ができないということになるのです。
日々の生活で節約をしていても、冠婚葬祭や病気などによって支出が一時的に増加することは必ずあります。
収入と支出のバランスが崩れ、支出の方が多くなった場合は、要注意です。
貯蓄で補えない部分を借金でまかなうということを続けてしまうと、多重債務への第一歩になってしまうのです。
借金が返済できない時はどうする?
借金の無料相談の活用がベストです。
筆者の場合、月のパート代は約10万円。
1万円程度なら返せるからという安易な気持ちで銀行ローンを利用したのが始まりでした。
子どもの進学や車の購入、旦那の収入減など様々な理由が重なり、生活費が追い付かなくなってからも「自分のパート代が少しあるから」という変な自信で、借金を重ねてしまいました。
最終的には10万円のパート代に対し、12万円の返済が必要になってしまいました。
毎月赤字、返せるあてもなく自転車操業の日々。
あっという間に限度額はいっぱいになり、どうにもならない状況になった時、目に留まったのが東京ロータス法律事務所でした。
弁護士事務所への相談
債務整理という言葉は聞いたことがありましたが、「弁護士」「法律」という敷居の高い物だとあまり真剣に考えたことはありませんでした。
ただ、既に来月からの返済ができない状態だったので、藁にもすがる思いで、法律事務所の無料相談を探しだしました。
そこでヒットしたのが、債務整理に強い東京ロータス法律事務所のホームページでした。
筆者のような知識のない者でもわかりやすく説明がされており、無料で相談を受け付けてくれていました。
借金の返済を楽にする方法があるということを知り、すぐにメールで問い合わせをしたところ、電話での相談を受け付けてくれました。
自分ではどうにもできなかった状態をきちんと理解してくださり、専門家としていろいろな方法があることをアドバイスしてくれたのです。
無料相談でわかった 借金を合法的に減額する方法
東京ロータス法律事務所の方に相談した際、借金の減額にはいくつかの方法があることを教えてくれました。
債務整理という合法的な方法で、その人の状況に合ったものが選べるというものでした。
- 定期的に継続した収入があるか
- 手放したくない財産=住宅があるか
- 減額した借金を払える能力はあるのか
といった点がポイントになるのです。
筆者が提案された方法を次にご紹介します。
債務整理とは?
任意整理
利息をカットし、残金を5年かけて返済する方法です。
高額な利息がカットされる分返済額は減りますが、新たな借り入れやローンの契約はできなくなります。
継続した一定の収入があることが条件で、返済をできるかどうかがポイントです。
個人再生
家のローン以外のローンを合算して計算します。
その総額が500万円以下なら100万円、500万円以上なら1/3に圧縮された金額を3年ほどで返済していく方法です。
裁判所への出頭や官報への記載があり、弁護士報酬が高額になるというデメリットがあります。
自己破産
現在の資産(家・車)などをすべて処分した上で、借金をゼロにする方法です。
返済の義務がなくなる以上、20万円を超える資産とみなされるものすべてを放棄しなくてはいけません。
信用機関への登録がなされ、金融機関や警備員等、勤務できない職業なども出てきます。
筆者の場合、継続的な収入があったこと、自己破産するほどの金額ではないとの判断から、任意整理を行うことになりました。
12万円あった返済額が4万円台に圧縮され、金利もカットされたことから4年以内で完済の目途がたったのです。
弁護士に依頼してすぐに借金の返済が止まり、新たに返済を開始するまでの半年間の間に弁護士費用も支払うことができました。
新たな借り入れは既にできなくなりましたが、8万円近く支払いが減ったので、計画的に生活をすることができるようになったのです。
40歳で年収以上の借金を債務整理したパート主婦の体験談 まとめ
借金問題は周囲には非常に相談しにくい内容です。
家族や友人、恋人などには逆に知られたくないと思ってしまうこともあります。
でも一人で悩んでいる間にも借金は増えていきます。
悩んでいても何も解決しなかったというのが筆者の実体験に基づく反省点です。
解決できないほどの借金があり、辛く苦しい毎日を送っているのなら、是非専門家に相談をして下さい。
借金をしたことに対し叱責を受けたり、冷たい対応をされるということは絶対にありません!
親身になって解決方法を一緒に探してくれます。
真っ暗闇のトンネルを走り続けるのは限界があります。
1日も早く、無料相談をする勇気をもってアクションを起こしてください。
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