クレジットカードのリボ払いは損!一括返済で172,076円もお得に
クレジットカードを使ってリボ払いにしているままだと、元金がなかなか減らずに長い間利息の支払いを続けてしまう事になります。
この記事では、リボ払いがどれ位損をするのか、という事と、仮にリボ払いを使っている人が返済の途中で一括返済したら、どれくらい得をするのかを解説します。
はじめに結論を言ってしまうと、50万円のリボ払い残高があるとして、それを5年間で返した場合と比較すると、172,076円も利息差が出ます。
リボ払いは損です。
それをこの記事でお伝えできればと思います。
リボ払いと一括返済での利息の違いは?
リボ払いとは、借り入れた元金と利息を合計した一定金額を契約した期間にわたって毎月返済する返済方式です。
一括返済とは、契約した期間の途中で元金残高と今回利息を一括して返済する返済方式です。
なお、リボ払いの利息は日割りで発生し、完済まで毎月返済し続けます。
一方、一括返済の利息は一括返済する日までは日割りで発生しますが、当日以降に利息が発生することはありません。
リボ払いと一括返済の利息にはこのような違いがあることから、「一括返済すれば、リボ払いよりも利息が安くなる(減る)」といったように表現される場合があります。
しかし、「安くなる」とか「減る」という表現は、あまり適切とは言えません。
一括返済日以降に利息は発生しないので、厳密には「利息返済の必要がなくなる」のです。
リボ払いをやめて一括返済する事により、将来の支払利息が減り、その分、一括返済した人が得をする、という事です。
金額的には、リボ払いと一括返済では利息にどの程度の違いがあるのでしょう?
次のような条件で計算してみます。
条件:借入金額50万円・5年返済(60回払い)・金利14.6%・一括返済は6カ月時に実行
この結果、6カ月目に一括返済することで、207,378円-35,302円の172,076円の利息を返済する必要がなくなります。
なお、返済日を自分で決めた後は、カードローン会社へ電話して一括返済の日程を決め、日割り単位の利息の金額、必要返済金額の確認が必要です。
その金額を振り込めば一括返済は完了です。
住宅ローンと違って、繰り上げ返済手数料等はいりません。
クレジットカードのリボ払いはそのままにしていては損です。
積極的に繰り上げ返済していくのがいいです。
リボ払い カードローンの利用は止めておこう
カードのリボ払いやカードローンで買い物をすると、手数料が高く、支払総額が購入金額より割高になるので、利用しないほうがいいです。
特にリボ払いは月々の支払額が一定のため、次々と購入すると残高が膨れ上がってしまいます。すると残高に対して手数料がかかるため、トータル支払額がかなり高くなるという危険もあります。
ムック 一生困らないお金のため技 日経BP出版より抜粋
リボ払いと一括返済での利息の違い まとめ
・条件が借入金額50万円、5年返済(60回払い)、金利14.6%、一括返済は6カ月時に実行で次のとおり。
・6カ月目に一括返済することで、207,378円-35,302円の172,076円の利息を返済する必要がなくなります。
50万円のリボ払い残高があるとして、それを5年間で返した場合と比較すると、172,076円も利息差が出ます。
リボ払いは損です。
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