自分は住宅ローンをいくら借りれるのか?を知りたい場合
自分の場合は住宅ローンいくら借りれるか?っていうのは知りたいところですよね。
住宅ローンをいくら借りれるのか?目安
住宅ローン いくらまで返せるのか?
年収の5倍以内の物件であれば安心して購入しても大丈夫と言われています。
ですが、年収300万円の人だと、購入できる物件は1500万円になってしまいますね。
1500万円の新築となると、都市部ではまずありませんし、地方でもかなり厳しくなってしまうと思います。
実際に分譲住宅を購入している人はどれ位借りているか?
年収の5倍、6倍の物件を購入しているパターンが最も多いです。
年収450万の人の場合だと、6倍の2700万円の物件を購入している、年収800万円の人だと4800万円の物件を購入している、というパターンが多いです。
ただし、上記は住宅価格のお話です。
実際に家を買うとなると、1000万円の建物代でも、諸経費で800万円取られたりしますし、注文住宅の場合、土地代で1500万円位がかかり、土地+諸経費+建物で3300万円がトータルの住宅購入費という事になったりします。
住宅の価格だけでなく、トータルでいくらローンを借りる事になるのか?
という観点から住宅ローンを考えないといけません。
その上で、何千万とかになった住居費を、賃貸で借りた場合と比べてどうなのかを考えてみるといいでしょう。
例えば、賃貸で今10万円の家賃を払っている人だと、年間で120万円、子供が生まれたばかりの人だと、これから先20年位は同等か、それ以上の広さのスペースを賃貸する事になりますから、120万円×20年で2400万円は賃貸であっても支払う事になります。
当然、住宅を買う方が、賃貸に住み続けるよりも満足度が高い人が多いでしょうから、2400万円以上お金をかけてもいい、と考える人も多いでしょう。
また、賃貸と違って、住宅購入をする事によって、子供が独立した後も、自身はその住宅に住み続ける事もできます。
その価値も、住宅ローン総額に加味して考えてもいい、と考える人は、さらに住宅ローンの総額を大きくしてもいいわけです。
自分があと何年生きるのかを考えて住宅ローン返済期間を考えてみる
例えば今40歳の人だと、平均寿命をまっとうするまでの期間は40年なわけです。
40年間、家賃10万円を支払った場合、4800万円がかかります。
さすがに最後の10年、70歳から80歳までの間に働くというのは難かしいでしょうから、何か手放しで収入を獲得できる不労所得(不動産賃貸業とか、利殖していく資産とか)を持っていなければ、その10年間の家賃を確保するのは難かしいかもしれません。
ですが、それでも自分の人生の最後の10年を自宅で過ごしたい、そういう部分にも家を買うという事に魅力を感じるのであれば、住宅購入はアリだと私は思います。
仮に40歳から70歳までの30年間、家賃10万円を払い続けるのなら、その総額は3600万円です。
3600万円なら、地方都市なら結構いい新築住宅を買う事ができます。
中古物件を買ってリノベーションするという選択肢
中古物件を買って、リフォームをするというのは最も得をする住居の買い方です。
なぜなら、新築ですと、新しく土地を造成する費用から、基礎工事の費用、さらに分譲の場合ですとその新築を作ってから宣伝する費用や、営業マンのお給料といった新築プレミアムが上乗せされているからです。
中古物件を買ってフルリノベーションするというのはお得
例えば、1600万円の土地に建坪45坪の上物がついている中古物件があったとします。
その物件をフルリノベーションしようと考えた場合、713万円あれば、水回りも外壁もすべて含めてフルリノベーションする事が可能です。
そうなると、土地建物の仲介手数料やローン諸費用で2000万円かかったとしても、713万円のリノベーション費用だけで済むなら2713万円でフルリノベーションされた後の住宅を購入する事ができます。
今の新築戸建て(注文住宅)の購入平均価格は約4000万円ですので、これは約1300万円お得という事になります。
ですが、713万円のフルリフォームはあくまでネットで調べたパッケージ価格ですので、多少安く書かれているかもしれません。
現実的には、リフォーム坪単価はピンキリで坪単価30万円のリフォームから、こだわりを反映したリフォームだと坪単価85万円にまでなる事もあります。
平均的な金額から、少し上を取れば、リフォームの坪単価は60万といったところでしょうか。
坪単価60万で、延床40坪の場合2400万円のリフォーム費用がかかってきます。
そうなってくると、ローコスト住宅建築で新築をお願いした方がスッキリするかもしれませんね。
ずっと賃貸住まいでいるよりも、20代、30代の時点で仕事が安定してきたなら、住宅を買って住宅ローンという人生最大の借金をしてみるのも悪くない選択肢だと思います。
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