借り換えしても住宅ローン減税は継続されるの?
ローン減税って何?
そもそも、自分が住む自宅を住宅ローンでお金を借りて購入した場合に、住宅ローン減税(=住宅ローン控除)という税制優遇を受ける事ができます。
住宅ローン控除の分、所得税から差し引かれます。
住宅ローン控除の申請に必要な書類
1. 源泉徴収票
2. 金融機関等からの借入金残高証明書
3. 土地・建物の登記簿謄本
4. 売買契約書または建築請負契約書
5. 住民票
住宅ローンを借り換えした場合、上記の書類にプラスして、新しい住宅ローンの書類も必要になります。
それって住宅ローンを借り換えしても適用されるの?
答えはYESです。住宅ローンを借り換えしても、住宅ローン減税は継続できます。
借り換えした最初の年だけは自分で住宅ローン控除の確定申告をしなければなりませんが、翌年以降は会社で年末調整をしてもらえます。
住宅ローン控除が継続になる要件
(1) 新しい住宅ローン等が当初の住宅ローン等の返済のためのものであることが明らかであること。
(2) 新しい住宅ローン等が10年以上の償還期間であることなど住宅借入金等特別控除の対象となる要件に当てはまること。
国税庁のHPより抜粋。
住宅ローンの残り期間が10年を切りそうな場合には、住宅ローン借り換え要件によく注意して下さい
上記要件にあるように残り期間が10年以上でないと、住宅ローン控除が継続になりません。
例えば、住宅ローンの残りが12年の人が、今マイナス金利で住宅ローンが低金利になっているからという理由で、残り9年の返済期間の住宅ローンに借り換えをした場合、上記の返済期間が10年以上という基準に引っかかってしまい、住宅ローン控除(=住宅ローン減税)が受けられなくなるのです。
住宅ローンの借り換えを検討する場合、ただ住宅ローン減税の適用を重視するより、トータルでいくら得するかで考えた方がいいです。
特に今はマイナス金利により、住宅ローンの金利は劇的に低くなっています。ですので、10年以上前に住宅ローンを組んだという人は、借り換えで(住宅ローン減税が適用されなくなったとしても)利息負担額がかなり減る可能性が高いのです。
まずは住宅ローン借り換え申し込みをしてみる事です
借り換えを実行するとなると、諸経費がかかりますが、住宅ローン借り換え申し込みをして、銀行の住宅ローンの担当者に、借り換えでいくら利息負担を減らせるのかを聞く分にはお金は一切かかりません。
最近では以下の新生銀行の住宅ローンが借り換えに力を入れていておススメです
新生銀行の住宅ローン借り換えで利息を削れた口コミ事案があるのでよかったら参考にしてください。
新生銀行の担当者なら、住宅ローン減税の継続適用ができるかどうかも親切に教えてくれます。
新生銀行で実際に借り換えをした人の口コミ情報
埼玉県 30代後半 年収300万円台 物件価格3200万円
2011年に1800万円の住宅ローンを組んで新築一戸建てを購入。借り換え前は、住信SBIネット銀行で金利2.4%だったのが、新生銀行で1.2%の金利に借り換えました。1.2%は固定金利10年ですので、今後変動金利が動いても、10年は安心できます。住宅ローンを借り変えた事により、返済期間も短くなりました。
25年だった残り返済期間が、残り15年に圧縮された事も大きなメリットです。
ちなみに、この住宅ローン借り換えで使った商品が上記で表に出している、新生銀行パワースマート住宅ローン(借り換え)です。新生銀行の場合、基本的に手数料が無料なのも魅力です。
借り換えをした人より
借り換えをやってみて、はじめてわかったのですが、元の住宅ローンから抜ける手数料を差し引いたとしても、大幅に金利を落とすことができるのだったら、やった方がいいです。団信の料金とかも考慮に入れて考えていけば、住宅ローン借り換えをするといくら得できるのかを算出できます。
次ページはマイナス金利の今がチャンス!住宅ローンの借り換え先比較です。
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