借金生活でやるべき事まとめ
借金している人が知りたい事はどうやったら借金がある状態から早く脱出できるのか?
借金がある状態から早く脱出する為に具体的にやる事は、まず一ヶ月単位で自分がどんな事にお金を使っているのかを家計簿を使って分析し、必要のない支出を締めていく事です。
家計簿
家計簿をつけてみよう
家計簿は、自分のお金の健康診断書です。
車でいうなら整備簿、学生でいうなら成績表です。
家計簿は毎月ごとの支出を管理していく指針になってくれるのです。
そして、家計簿を使って支出をコントロールしていく事で、次の給料日までお金を残していき、余ったお金で繰り上げ返済をしていく、これが借金を返していく為に大切なサイクルです。
一番効果が高いのが、家計簿なんてつけた事がない!っていう人です。そういう人は、1ヶ月だけでも家計簿やってみるとすっごく、おおー!これが家計簿の効果かー!ってなると思います。
自分の出費を見返す事で気づく事が多いんですね。
反省する機会も得れます。これってホント、大事ですよ。
私は、初めて借金を返そう!って決心した時、袋分け式家計簿を買いました
雑誌の特集で家計簿について書いているのを見て、まず最初に家計簿をつけるノートを買いにいきました。初めて買う家計簿は特集で評判の良かった袋分け式家計ノートというノートにしました。
借金があると、このお金は返済、このお金は食費といった具合にお金の使い道が自動的に決まってしまいます。
自動的にお金の使い道が決まっている生活の中では、お金というベクトルと違うベクトルの世界を探すのがいいと思います。
家計簿をつけると、家計を金額で”見える化”する事ができるようになります。
図 anan 5月29日号
どういう風に生活するかっていうペースが決まった後は、ひたすら自分を経済的に強くしていこう
仕事終わったら本屋さんに行って立ち読みして”お金じゃない時間という資産”を最大限に活用するのもいいでしょう。ランニングやストレッチをして体を鍛えたりする事も時間の活用だと思います。
働いて入ってくるお金は決まってます。いかに仕事が終わってから時間を有効に使うかによって、借金生活の過ごし方に差がでます。
お金があったとしても時間がなければできない事をして、いかに自分を鍛え上げるかを考えてみるといいと思います。
どんなにお金がない状況であっても時間の使い方は選べます。借金減らなくて辛い、でも気持ちまで借金に縛られなくてもいいです。
どんなに借金がある状況でも、借金のあるなしと関係のない事もたくさんあります。
家計簿を使うと心の余裕ができます。関係のない悩みが減り、借金を減らすという一点に集中できるのです。
繰上返済
繰上げ返済
借入してから完済の直前までの間、黙って約定日を待てば返済額の大部分を利息に取られてしまいます。
仮に1ヶ月に1万6000円の返済のところに5万多く返済すれば、繰上げ返済分の5万に利息がつかなくなります。
例えば、あなたが50万を5年返済で借りて一回目の返済で返済額より5万多く返すとそこで返済予定表は再計算され、そのままにしておくと455,920円取られてしまうはずの利息が333,493円となり、繰上げ返済という行為により、元金を減らしただけでなく122,427円の支払い予定利息を削った事になります。
借金している人にとって繰り上げ返済は非常に有効な戦略です。
借金してる時、闇雲に節約だーっ!と思って貧乏生活してても、誰が褒めてくれるわけではありません。
そこで繰り上げ返済できたかできなかったか、って自分の評価をする時に役立つんですね。
繰り上げ返済できて、初めて、俺(私)偉いっ!
って自分に言ってやっていいと思います。
自分自身で返済スケジュールを作ろう!
借金してしまったのに、なんとなく過ごしていてはいつまで経っても借金は減りません。
消費者金融、カード会社が作った返済スケジュールで返していくのではなく、自分自身で返済スケジュールを作って繰り上げ返済していく方が支払利息が少なくなるので得です。
借金生活では捨てる、諦めるという決断も大事
達成する可能性を捨てる、諦めるという事は本人にとってはとても重大事項ですが、固執すれば生活そのものが困難になるような場合には諦めて根本的に他の方法を探していくのがいいケースって結構あると思います。
抱えている物(問題)をシンプルにしようと考える事が、意外と問題を解決する為にいい方法かもしれません。
生活をシンプル化する事が、安定した精神状態で暮らすために必要かなぁと最近考えています。
悩みとか問題がある場合、遠くから自身の状況を眺めるような気持ちになって考えてみるのがいいかもしれません。
それが今の生活を根本から変えるような案だったとしても、思い切って決断した方がいい場合もあります。
例えば仕事で問題抱えてて、辞めようかどうかとか。
(たいていの場合は踏みとどまって辞めないという選択に落ちつく方が多いと思いますが)
例えば、身内が事業をやっていてずっと連帯保証してるけれども、それをなんとかする方向で強硬に身内に話してみようかとか。
将棋の羽生名人という人が書いてますが人生は決断の連続だと。
こんな大きな選択でなくても、人生って決断の連続だと思います。
借金生活は決断の連続
例えば借金のある生活を終わらせるために今日から本当に倹約した生活にするという決断。
コンビニで何かを買わないという決断。どれも選ばなければならない決断です。
お金を使わない生活も、お金を使わないで過ごすという立派な選択、決断だと思います。
そう考えると、単調な毎日でも重要に思えてくるんじゃないでしょうか。
借金している人には、それぞれにその人だけの課題がある
借金した理由は人それぞれです。
突発的な事情で借金してしまったという方もいらっしゃると思いますし、例えば風俗やパチンコなどの悪い癖によって徐々に借金を作ってしまった方もいらっしゃると思います。
もし、自身の悪癖によって借金をしてしまった場合には、それをいかに克服するかも課題になってきます。
パチンコ依存等の悪癖を断つ | 借金道
自分自身のお金の使い道を考え直してみましょう。
たとえば、タバコ、ブランドの服や小物、パチンコ、麻雀、競馬、飲み代です。今までこれらの習慣がある人は無意識に使ってしまいます。
1年で150万円もお金がたまる本 横山光昭著 宝島社という本の中から、借金がある人にとって役立つと思われる記事を抜粋します。
隠れた浪費の存在について
作者横山氏は日常的な支出の中に、隠れた浪費が潜んでいる事を指摘しています。
少し抜粋します。
これ以上支出を切り詰めるなんて、絶対ムリ、そういう人でも、この1ヶ月間でどれだけを何に支出したのかを把握している人は少ない。
生活に欠かせないというわけでもなく、また、将来自分の為に役立つというわけでもない支出、しかし、自分の中では無駄遣いだと感じていない支出。そういうものが誰にでもいくつかはあるものです。
以上抜粋終わりです。
収入が少ない、不況型の人が支出を抑える為には、まずこういう盲点の支出に気付く事が大切だと説かれています。
つまり貯金を始めるための第一歩は、自分のお金の使い道(=支出)を知る事にあると言えるでしょう。
このサイト借金道でも繰り返し書いてますが、借金から脱出しよう、家計を改善しようと思った場合、まずは、自身の支出状況を分析する事だという事ですね。
(関連;家計簿をつけてみよう)
そして、分析する為には、まずデータ集めから入らないといけないということです。
自分がどれだけ無駄使いをしているかを自覚する為には、まずレシートを集めて調べていく事が大事です。また、交通費、自動販売機といったレシートが出ない出費は忘れないうちに紙に書いていくといいでしょう。
とにかく初めは記録し、把握する事が大切です。
そして、自分の生活支出の中から当然だと思っていたけれども、実は削れる部分に気付く事。これも大事だと思います。
また少し同書から抜粋します。
重要なのは改善
(分析した後)自分でも気付いていなかった生活の乱れや、自分自身でも嫌だと感じる生活習慣を、改善してくことです。(中略)自分にとって不必要な、あるいは有害な生活習慣を見直していくことで初めて、貯金への道は拓けるのです。
(関連:借金道: 自分の悪習を断て!)
他にもこの1年で150万円もお金がたまる本の中で、借金がある人にとっての重要だと思う部分がありましたので抜き書きします。
以下、趣旨を抜き書きしてます。
まず自身の支出をレシートを取っておいて記録する事。
次にその支出の中から、生活に欠かせないというわけでもなく、また、将来自分の為に役立つというわけでもない支出、しかし、自分の中では無駄遣いだと感じていない支出がないか分析する事。
そして、上記結果に基づいて、改善する事の重要性について。
データ化→分析→改善。
ですね。
借金生活では食費を削ったりたばこを辞めて節約する事が大事
食費を考えると外食しないのが一番なんですが、ストレスため過ぎもよくないので、たまには楽しみの為の食事もいいかもしれません。外食がどれだけ浪費かはこの記事をご覧ください。1年単位で考えるとどれだけお金の面で違ってくるか書いてます。
外食以外にもお金喰ってしまう事もありますよね。例えばキャバクラとかの飲み代です。お勤めの会社によっては付き合いがあるかもしれませんが、借金がある状態で行くのは本当に苦痛ですよね。(私も経験者です。)
今日読んだビジネス本に、お金を貯めた人の話が載っていて、お酒も飲まず、タバコも吸わずひたすらお金を貯めていって夢をかなえた人の話が載っていたのですが、そう考えると、この2つは重要だと思います。
私はタバコもお金がないせいでやめました。
酒とたばこをやめる、人によってはこんなの無理っていう人の方が多いとも思いますが、やっぱり両方とも体(健康)にもいいことですので、金銭的メリット以外にも病気リスクを減らしているという面でもいいと思います。
最近思うんですけど、お金を使わないでも余裕を持って、幸せでいたいと思います。あまりお金を使わない生活の中でも余裕を作り出すには休息の時間が必要と思います。気分転換、逃避があればお金を使わないでシノいでいく事ができます。
できるだけ安く自分に休憩、休息の時間を与えるのがいいと思います。
借金生活では本当にパチンコは止めた方がいいのですが…
私も、未だにパチンコが止めれなくて、ホントダメ人間です…。
ですが、パチンコ一生止める!とかじゃなくて、1ヶ月に1回行って負けてるのを、3ヶ月に一回、処女オープン、グランドオープンの時にしかパチンコはやらない!って決めれば、少なくとも出費(この場合は負け額)は少なくできます。
自分自身の生活を変え、返済に回せる余剰を作る為に工夫していく、これが借金をしてしまった人にとって、もっとも早く借金を減らしていく対策になります。
家計簿、繰り上げ返済、自身の取り組みの振り返り、です。
時間をかけて段々繰上返済上手になっていこう
もちろん最初からなんでもうまくいくわけではありません。
何度も苦労して、やっと節約した生活が身についていくものです。最初は気持ちだけが焦ってしまい、借金している額は(約定分しか)減らないという状態が続くと思いますが、できる限りやろう!という気持ちで取り組んでいれば、段々節約も苦にならなくなってきます。
借金を返すっていうのは難かしく、時間がかかるものです。
自分自身を成長させていくのが大事です!
私もパチンコ止めたり…、もっと仕事できるようにして、収入安定させたり…、とりあえず成長できるようにがんばります…。
あなたも成長していって下さい。(偉そうに言ってすいません。)何歳なってもたぶん自分を良く変えたり、良く戻したりはできますよ、きっと。
上手な借金生活を!
自分のコンディションを整える事はとても重要です。
借金があるという過酷な状況ならそれはなおさらコンディションに気を遣っていく必要があります。
コンディションを整える為の行動というのは、難かしい事ではありません。たとえば風呂に入るとか、食事を取るとか、ちゃんと寝るとかいう、そういう当たり前の行動です。
借金を返そう返そうとやっきになって、自分ができそうな節約の方法を手当たり次第やっていると、自分の為の当たり前の生活行動をするのでさえ後回しになってきてしまいます。
借金を早く返そうという気持ちが強ければ強いほど、自分の気持ちを無視しがちになって来ると思います。(借金があるけれども、この部分に共感できないという人はちょっとのんびりした方なのか、それとももっと本腰を入れて繰上げ返済して返していこうという気持ちを持った方がいい方なのかのどちらかだと思います。)
お金を使わない借金生活をしていく方法
本屋さんで本を買うというのも、いい時間の使い方だと思います。本って買ってもそこまで無茶苦茶な金額にはならないですし、いい情報が得れれば仕事にも生かせると思います。
仕事だけではなく、自分の生活にも役立ちます。本屋でマネー本を見たりして、借金がない状況の人の情報を得て刺激を受けることも大切です。
借金をしてお金が使えない状況ですと、他の人の様子が全然見えなくなるんですよね。
そういう孤独で情報の少ない状況をなんとかいいように変えていく為には、やっぱり他人がどんな生活を送っているのか、借金がない暮らしとはどんなものなのかを知っておく必要があると思うのです。
人間は他人と比較してしか、伸びていく事はできないと思いますから。
もし、過去に過ち(借金をしてしまった事)がなければ、どんな生活ができていたはずなのか、他人をうらやんだり妬んだりする必要はありませんが、本来取れるはずだった生活がどんなものなのを知っておくというのは、今後、その生活を手に入れてやるんだという動機づけにもなると思います。
マネー本には、借金がなく、貯金があり、投資もして、さらに倹約して年に100万貯金しているという家庭がたくさん事例として出てきます。
借金を返していくという状況の中、有効に時間を使い、目標を作って有意義に暮らしていきましょう。
今でこそ借金で経済的にはボロボロかもしれませんが、借金がたくさんある状況の中から奮起してお金持ちになった人もたくさんいます。
お金持ちになる為の勉強をするのもいい時間の使い方ですし、ストレスが溜まり過ぎているなら、動画を探してみてみるのもいいと思います。
借金があってお金が使えない状況でも、ホントに探そうって思って行動していけば、結構やれる事が見つかってくると思います。
借金生活のコツは適度にお金を使う事
ケチになり過ぎると生活ストレスが溜まってきます。
ですが、自分は借金返済の為に正しい行動をしているのだと思い込んでいますから、ストレスが溜まっている事に気付かなくなっていると思います。
お金を稼いで、その上でケチって残すのは苦労する事です。苦労しすぎ、苦労に耐えすぎだと知らないうちにストレスが溜まってきます。
ストレスがたまり過ぎていないか、たまの休みの日には自分に問いかけてみて欲しいと思います。
休みの日には、少しはレジャー費を立てて、できるだけ意識的にストレスを発散し、リセットした方がいいと思います。
それでまたストレスの溜まる借金返済の生活に帰っていく。
意識してメリハリを作るのがいいと思います。
借金がある状況の中でいかにストレスを散らしていけばいいか、ある程度テクニックが必要です。
借金生活を明るく過ごすには情報が大事
たとえば検索エンジンで、”地域名+イベント”で検索して催し物を探して参加するとか、東京ウォーカーを見たりして、行きたいところを探すとか、遊び方も探していくのがいいと思います。
借金のある生活に慣れるというのは、いかに上手にストレスを発散していけるかだと思います。上手に自分のコンディションを保てるようにしていきましょう。
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