借金を返せない場合は廃業した方がいい?儲からない法人の社長はどうすればいいか?
借金で首が回らない!
そもそも仕事がうまくいかず、儲からない!
会社経営していると、うまくいかなくなるって事、たくさんありますよね。
私自身、法人を設立しましたが、うまくいかず、今現在、法人を休眠させています。
儲からないなら法人を止めて個人事業に
思い切って法人を休眠してしまうのがいいかもしれません。
で、その後、法人化する前にやっていたように、個人事業にするのです。
休眠する際、よく税理士は廃止しないと地方税の均等割りは払わなくてはなりませんよ、と言ってきますが、それは税務署、役所に相談すればなんとかなる場合がほとんどです。
青色申告を2年放っておく事はできませんが、廃業する位に悪かった場合はとりあえず休眠という事にしておくのがいいです。
借金がなければ、今まで法人でやってきた人が個人事業化するのは簡単です。正式手続きを取らず、届出書1枚でやる事ができます。
税金が払えないなら税務署に相談しよう
なにも税務署もリアルにお金がないところを追い込みまくったりはしな…ければいいのですが、でもまぁ少しでも利益や売上の実態があれば、請求は来るケースが多いです。
…税金の取り立ては甘くはないのですね。
せめてこちらから、税金が払えないのですが、どうしたらいいですかと相談に行くといいと思います。
儲かってるところから税金をちゃんと取ろうというのが税務署の一番の目的です。
ですので、儲かってない会社から税金を取ろうとは考えていないのです。
休眠会社で、今後も利用する予定がない場合や見込みがない場合、会社を通さず個人事業として続けたいという場合は、管轄の税務署、都税事務所(県税事務所、市役所)に出向き、会社が休眠している旨の届出を行います。
目的は、年7万円の均等割の免除です。
免除が認められれば、それ以降は、ほったらかし状態でも実害はないでしょう。なお、わずかながらでも売上や経費が発生している場合は、通常の営業活動と変わりない判断され、休眠として認められない可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
税理士は普通に払えって言ってきますが、税理士は立場上、税金を納めさせてなんぼの商売ですからね。
そういう風に税理士の言う事を立場を踏まえて解釈し、実際に税務署まで、お金がないから納税が無理だという旨を伝えれば、地方税の均等割りが払えないからって追い込んでくるとは思えません。
廃業を考えなければいけないのなら…
借金があり、儲かってない法人の社長でどうすればいいか考えていらっしゃる方はもっと方法がないか探ってみたり、時間を作って税務署に相談に行ってみるのがいいです。
事業をやめるという選択
事業は確かに大事なものです。思い入れがあるという方もいらっしゃると思います。ですが、うまくいかなくなった事業に執着し、ずっと借金に追われる生活よりも、幸せになる為に生きる方が、ご自身の為になると私は思います。
これは貸し手として働いていた時に、かなり思っていた事です。自営業者、経営者は孤独なものです。面と向ってもう手を引いたら?とか言われたら怒ってしまう位、事業がしたいっていう人もいらっしゃると思います。
でも、自分は(家族がいる人は家族が)本当にその事業を続ける事が幸せなのか?
真剣に働いていても、うまく稼げない時もあります。
そんな時は思い切って事業(法人)を投げ出すっていう事が、一番の手かもしれませんよ。
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