悩みが深ければ深いほど、悩まない方がいいかもしれません。
どうやっても悩みからは逃げられないですし、悩み過ぎて無理矢理にひねり出した結論がいいものとは限らないですから。
まずは力を抜いてゆっくりと時間をかけて休んでみるといいかもしれません。コンディションが悪い時には良い考えが浮かぶはずもありません。
正常な思考ができない時ほど、人に騙されやすくなります。
紹介屋や闇金にひっかかってしまうのもこんな時です。
切り抜けよう=正しい解決策を自分が見つけた!
とは限りません。
詐欺というのは人を正常な判断ができない状態にして行われるものです。自分が悩み続けていては、そういう状態を自ら作っている事になります。
悩みが深い時程そのはけ口を意識して作る必要があります。
とにかくつぶやく場所が必要ならTwitterを始めてみたり、ブログを作ったり、ヤフー知恵袋に自分の悩みを書き込んでみたり、リアル社会での友達が…という状況でも自分の精神を安定させる方法ならネットにたくさんあります。
借金の額がもうどうしようかという人は、電話での相談窓口もあります。
自身が情報を手にとってみて、お考えになって今後の行動を考えて下さい。
↓無料で電話相談に乗ってくれる機関を載せておきます。
借金問題の相談は1日も早く、行動は1時間でも早くする方がいい
なんでもそうなんですけど、悩みや問題に対してはなんらかの対応策があります。今できる最善の行動を取っていきましょう。まぁ、私も悩みばっかりなんですけどね。
借金してからつらいのは、借金した事が失敗だったと思ってしまうからです。
自責の念にとらえられ、寝る前は後悔で眠れず、目が覚めても失敗『借金した事』を思い出して、まだ仕事の時間じゃないのに二度寝出来なくなる…こういうの経験ありませんか?
借金している時のプレッシャーは本当にキツイです。
では、どうやったらそういう最悪なゾーンから出る事ができるでしょうか?
借金生活時の良い考え方
これは無理やりポジティブになろう!と言っているのではありません。
自分はいい方向に向かっているんだと考える事が大事です。
苦労しているのに報われない…、そういう悪いサイクルの中にいるという思い込みを、データをつける事で進んでいる実感を持つようになれます。
参考記事:借金道: 支出を少なくする為に集計の日を
上記の記事でも書いてますが、①家計簿をつける、(家計簿を一回つけて挫折している人はレシートを集めて、一ヶ月に一回自分がどんな事にお金を使っているかチラシの裏にメモするだけでも可)②繰上返済をする、③そのペースで繰上返済していけばいつ返せるか、完済予定を立ててみる。
この流れを作る事ができるといいでしょう。
自分がお金を残せるような生活ができるようになってきたら、次の段階です。
なるべくお金を残して繰上返済にあてましょう
繰上げ返済していく為には生活をシンプルにして支出を少なくする必要があります。
借金した理由を分析しよう
借金をしてしまった人はどこかで経済的なミスをしてしまった人です。
そして、そのミスの原因は人それぞれです。自分自身がやってしまったミスを振り返り、それを繰り返さないように。
入ってくるお金、今月使う予定のお金、これらをちゃんと集計して生活しましょう。
基本的に持って置いた方がいいと思う考え方は、借金への戦略を定期的に立て直す機会を作るという事です。それは給料日の集計です。
ちょっと集計についてわかりづらいと思いますので、要旨をまとめます。
借金生活を上手に過ごすには予算を組むといいですよ
給料日に予算を組むと、お金の割り振りがわかって精神的に安定するという話です。
収入額=給料から、支出予定を引き算して、その下に借金の額、カードの支払い予定を書き入れてみましょう。それから借金を返済する額を決めます。それだけの話です。
人間誰しも知らないものに対して不安になるのです。
借金してしまう人は、お金の”出”の管理ができなかった為、極端に自分の金銭感覚を信用出来なくなってしまい、それで不安になってしまいます。
その不安感をなくしていくには、お金を自分でコントロールできるんだという実感を持つ必要があります。
お金のコントロールができるようになる為には、自分の出費、収入をまずわかってないとできません。
お金の出入りを紙に書き出す。(理想は家計簿)これをやってみるのは、やろうとすれば誰にでもできる事です。今借金の事が悩みで…、不安で…という人は一度やってみられてはいかがでしょうか。
あなたを満足させる選択を考えてみよう
借金をした事も、今のあなたの辛い現状、辛い生活も、すべては自分で選んだ事ではないでしょうか?
借金苦状態はあなたご自身が作り出したもの
自分が借りようと思って借りた。
だから、今借金がある。
苦しい現状かもしれませんが、それは過去を悔いても仕方ない面もあると思います。(反省する事は必要ですが)
今精神的にキテるなぁと自分の事思う人は過去を悔いるよりも現状できる事を考えるべきだと思います。
借金を返済する為にお金を使えないという事は、意識的に自分が自制して、自分でお金を使わないようにしている事でもあります。
これは自分のチョイス(選択)です。
借金をした過去、それも自分がチョイスした事です。
その時の自分がバカな自分だったと今は思うかもしれませんが、その時の自分はどうしてもそれがしたかった、未熟な自分だっただけで、後で借金返済に苦労するだろう事に気がつきながらも借金する事をチョイスした自分です。
現状が辛すぎると、過去の自身の選択を責めたくなります。
ですが、それは自分自身を攻撃してるだけで、後悔しているだけで、何も現状は変わりません。
後悔するという事は、後悔する今=後悔している時間を作る事 をチョイスしている事になります。
借金生活で限られたお金しか使えなくても…
今をいい精神状態で過ごす為には、わずかに使える資金の範囲内から今自分が何をしたいのかをチョイスしなければなりません。
精神的に病んでいては、目が曇り、感覚が曇り、自分が何を求めているのかすらわからなくなります。
借金生活は工夫次第でおもしろくできますよ!
今現状辛い人、とにかく何かやってみる事だと思います。図書館で本借りてきて読書100冊もいいでしょうし、安いTVゲーム買ってきてひたすらやるのもいいと思います。他人がどんなにつまらないと思っても、自分がおもしろいと思うものならそれでOKだと思います。
今、自分が最良と思う事を考え、選択する事が、限られた条件の中、自分を最も満足させるやり方だと思います。
借金持ちは時間持ち
お金があったらそれだけで最高に幸せな状態かというと全然そんな事ないと思います。
生活していると様々な局面に出会います。
お金というスコアを追い求める生活は、孤独で、誰からも褒められず、際限がないものです。
生活の中にあるわずかな幸せも、お金というスコアを上げる為には矛盾したものになります。
そんな状態では何が幸せかわからなくなります。
『幸せ』を『幸せ』と感じられるようになろうと思えば、借金があってもまた違った精神状態でいる事ができると思います。
借金を返していくという過程の中でも、たまに外でおいしいご飯を食べるとか、DVDを借りるとか、本を買うとか、安いゲームを買うとか、そういう幸せは大いに取っていくべきだと私は思います。
例え削りに削りまくってお金持ちになったとしても、お金持ち=時間持ちではないですから。でも逆に借金持ちは時間持ちでもあると思うんですね。
若ければ返していく時間をたくさん持っているとも考えれるからです。
少ないお金で、どうやって自分が満足できるか、その効率を追求しながらお金を使っていきましょう。人によって有意義な使い方は変わってきます。
考えながら、模索されながら生活していくのがいいと思います。
借金の悩みから離れる
仕事をしている時でも、通勤の途中でも、家事をしている時でも、四六時中借金返済の事ばかり考えてしまう…これはマズイです。
本当に悩んでると、その悩みについてずっと考えてしまうのは仕方ない事でもあるんですけど、それではどんどん追い詰められていきます。
借金の悩みというものは、考えても改善しません。実際にお金を作って、返済という行動をした時にしか借入残高は変らないのです。
仕事中は借金の事は考えず、仕事の事だけに集中するのがいいです。
ですが、感情を押し殺して奴隷みたいな気分で働くのはよくありません。
自分の為に働いているんだっていう事をしっかり意識した方がいいと思います。決して借金に働かされているわけではないのです。
借金を返して、通常の(不幸せではない)時間を取り戻す為に、働いているのです。切り詰めた生活をしていれば、借金の事を悩んでいるかいないかは同じです。
生活していて楽しい気持ちでいれるか。
全ては自分の考え方次第です。今より明るい気持ちでいれるかどうかは、倹約した生活の中で、いかに自分の感情をコントロールするかです。
時には、思い悩み、真剣に借金について考えるのは大事な事です。
そういう、借金の問題に対しての対策を考える時間を持たなければ借金は減らないからです。
ですが、借金の重荷というのは四六時中背負うには重過ぎます。
借金の事を意識して考えないようにする。
“気の持ちよう”次第で借金がある生活は明るくも、暗くもなります。
自分でコントロールできるようになっていきましょう。
借金生活の悩みを解消させる方法
借金を返している時って悩んでしまいますよね。
借金している時の精神状態って、放っておけばすぐに悪い方へ振れてしまうと思います。
これは誰でもなる、仕方のない事だと思うんですね。
お金の不安っていうのは、どうしよう、どうしようって迷いを呼び、それがどうしても人の精神状態の安定を奪っていくと思います。
まぁ、そんな事、ごちゃごちゃと言及しなくても、借金があると精神状態が不安定になるっていう一言だけでいいんですけどね。
お金の不安を消すには、お金を稼いで、使わずに残しておいて、その残したお金で借金を返していくという過程、そういう流れを作る事が大切です。
自分はうまい事行き始めてる。今は借金があるけど良くなりつつある。
そういう風に進展している感が得られるようになると、借金生活の悩みが解消して、精神状態が安定してくると思います。
本当は遊びに行ければ一番簡単に精神状態をリセットできるんですけど、借金があるとそうもいきません。
遊んでばっかりっでは借金減らないですから。
でもストレスが溜まったり、精神が不安定になる借金ですが、落ち込んでばっかりいたら時間もったいないと思います。
落ち込んでいる時間を作るというのは本当にもったいないと思います。
厳しい状況にある方は、この厳しい状況、借金がある状況をなんとか変えてやる!とか、逆にモチベーションに変えようって考えてみられた方がいいと思います。
自分の気持ちをよく分析していくと、できないからイライラしている、できないから欲求不満になってるっていう気持ちの動きが見えてくると思います。
本当はお金を使いたい。
本当は買い物したい。
本当は遊びに行きたい。
それをできなくしてるのってお金の問題です。
だから、正常な方向に持ってこうとする自分の欲望としては、お金を使えるような状態を作ってやる、買い物できるような状態を作ってやる、遊びに行けるような状態を作ってやる。そういう正しい方向への欲を持つのがいいと思います。
逆にお金に対する不安、お金が欠乏している感。そういうのが精神を不安定にする要素だと思います。ネガティブな感情を消し、自分が望む方向への欲を認めてあげる、そうすれば精神が安定すると思います。
あと、単純な事なんですが、借金を返していけてる(もしくは債務整理をして、返す期間を短くして返したり、自己破産という方法を取る)、進んでいる感を普段の生活からGETできていけば、もっといいと思います。
本当の意味で借金生活の悩みを解消させるには、行動こそが全て、だと思います。行動が状況を変えていくものだと思います。借金の勉強をしていて精神状態が一時だけ前向きになったとしても、それでは実際のシチュエーションは変わらないと思います。
気持ちばかり勉強してても状況は何も変わらないのです。
あと、借金がある状況をモチベーションに変える為には、お金がないとか、そんな事に目を向けずに目の前の仕事に打ち込んでいくタフさを持つのも大事だと思います。
一つ一つ、状況を変えていきましょう。良くしていく毎に、借金生活の悩みは解消していくと思います。
ケースによっては債務整理をした方がいいケースもあります
…今回の記事はあくまで自力返済が可能な位の借入バランスの人の場合です。借金してから失業したとか、収入では生活と返済の両方をまかなう事ができない場合には、債務整理をした方がいいケースもあります。
次ページは債務整理をするか、しないかです。