借金は将来の収入を今使うこと
借金をしていると、自分の生活を振り返る機会が多くなります。
欲しいなぁって思う物が出てきても、いや、私はこれを買ってもいいんだろうか?
っていちいち葛藤するようになります。
借金をしてからは自分の生活レベルを把握する事が難かしくなる
誰もそうなんですが、なかなか生活のレベルを下げることは簡単ではありません。
だいたいスマフォ見てても広告ばかり、テレビをつけても、ラジオでも、新商品が出ましたとか誘惑ばっかりです。町中を歩いていてもそれは同じです。お金があれば、楽しい事がいっぱいです。
また、借金をしてからも生活は続きます。車が壊れた、テレビが時代遅れになってきたとか、お金がかかる事はたくさん出てきます。車ある人は車検もありますし、何年かごとには車自体を買い換えないといけないですしね。
収入が落ちている人はどっかでそういう出費をあきらめたり、安い代換え手段を見つけて我慢したりしなければなりません。
住宅費のカット…、賃貸なら家賃の安いところに引っ越し。これができれば家賃という一番大きい固定費を削れます。但し、耐えられなくなってまた引っ越し、なんていう事になると元も子もありません。大技なのでよく考えてから実行する必要があります。
通信費のカット…、携帯電話のプランを見直す。例えばドコモ、ソフトバンクといった普通のキャリアからイーモバイルといった安いキャリアに変更する。これで月間3千円位のカットになり、しかも、500回まで発信通話料が無料になったりします。
CSなどの有料放送…もちろん借金している人は使ってないですよね?あまり見ていない有料放送は解約しましょう。スポーツジムの会費、使っていない有料年会費のクレジットカードなんかもそうです。
以上が固定費の節約ポイントです。ここからは、流動費で節約するポイントについて。
食費…、外食の回数を減らす、そもそも借金があるうちは外食回数ゼロを目指す位で考えた方がいいと思います。まあどうしても仕事の都合上、お昼は外で食べないといけないという会社勤めの方もいらっしゃると思いますので、そういう方は、夜を自炊にするとか、とにかく外食の回数を減らしましょう。
外食か、自炊かで食費はこんなにも変わってきます。
クリーニング代…、手洗いできるものはできるだけ自宅でクリーニング…スーツなんかでも最初は投資コストがかかってしまいますが、ウオッシャブルスーツなんていう便利なものもあります。それがあれば、クリーニングに出さずに洗濯機で選択ができるようになります。
借金をした以上は、節約してどこかで生活費を押さえていく事が大事です。そうする事で早く返していけますしね。
繰り上げ返済で効率的に返していこう | 借金道
収入を安定させれば借金の返済はうまくいきます
会社の倒産やリストラがあると、借金している人はさらに過酷な状況に追いやられます。場合によっては債務整理が必要になったりもするでしょう。
借金自体は悪ではないけど、その使い方が大事なのです。借金は諸刃の剣です
借金は将来の収入を今使うことです。借金は住宅ローンでも分かるとおり、現代の社会では必要なものです。
しかし、借金をするということは、将来の収入を、今使っているんだ、という自覚が必要です。そうすると、将来の収入が見込めない場合には、本来は、今使う部分はないはずなのです。借金しようと考えた場合、このことを忘れないでください。そうすれば借金地獄に陥ることもないでしょう。
本:お金を上手に借りるならこの1冊 石原豊昭著より抜粋
●借金の心得
借金の目的、返済計画を明白にする
必要なもの以外は借金してまで購入しないこと
バブル全盛期には、高額の商品が飛ぶように売れたそうです。
巷では借金も財産のうちだ、などと豪語している人もいました。
確かに、毎年給料が上がり年収が増えれば、借金は結果的に軽くなって行きました。
しかし、バブルが崩壊した今、給料が増えるどころか減少、あるいは倒産やリストラによる失業も考えなければなりません。高額な贅沢品を購入する場合、借金してまで購入する必要があるのかどうかを、まず考慮することです。
こうした時代を反映して、生活苦型の破産や自殺が増加しています。バブル期の感覚で住宅ローンはその借入れ目的が最もハッキ
リしたものの一つで、高額の借入れとなります。こうしたローンの場合には、誰もが、返済の計画について考えます。
しかし、消費者金融から借りる場合には、どう返済しよう、などと考える人は少ないです。
消費者金融で借りるのはどんな場合?
とにかく、その場でお金が欲しいという場合が多いようです。そして、返済の日が来て、お金がないとあたふたとお金の工面に奔走す
る、ということになります。どんな少ない額の借金でも返済しなければ、法律上は債務不履行ということになり、遅延損害金の請求や財産の差押えをされても、仕
方のないことなのです。とくに、消費者金融からの借金は小口でも高利のために返済額は多くなります。無計画に借金して、返済のために借金を繰り返していけば、借金はあっという間に膨れあがってしまいます。
借金は必要なもののために計画をしつかり立ててする事が大事です。
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