借金を効果的に減らしていくにはどうすればいいでしょうか?
私が、ひたっすら10年、借金の事を考えて編み出した方法が以下の手順です。
順番はズバリ、
1,自分が一ヶ月に払ってる利息の金額を書き出してみて、利息のムダさを把握する
2,家計簿をつけてお金を残す。(スマフォの無料の家計簿を使用)
3,繰上返済する
4,借り換えをする(こちらもスマフォでも可能)
以上の手順です。
では順を追ってご説明します。
利息を計算してみよう
あなたの借金の1日の利息はどれくらいでしょうか?
借金総額×利息÷365
で、1日の利息が出ます。
借金がある事により、1日でどの位の額の損を出しているのかを算出してみるといいでしょう。一度計算すれば、忘れられない金額になると思います。
利息は本当に無駄なお金です。
少しでも利息がかからないようにする為には、繰上げ返済をするか、低利に借り換えするかしかありません。
借入件数が多くなってしまって借入れ先が複数ある人は、各社毎に日割り利息を出してみると、利息を意識できるようになると思います。
また、これは返済の為になる事なのですが、支払い日を把握しておくと延滞が少なくなるので、返済予定日をリスト化しておかれるといいと思います。
いつも延滞しないで返済していれば、信用がついて利息を落としてくれたりします。長く借りていると利息を落としてくれたり、限度額を引き上げてくれたりします。
無駄を意識する事は苦しい事ですが、借金を正確に把握し、早く返済する事が、支払い予定利息を減らすという事を意識しておくと、返済のモチベーションが上がっていいと思います。
借金を最短ルートでなくすには?
家計簿をつけて、ムダをなくし、次の給料日までにお金を少しでも残す。
50万借りていて利率が18%の場合、1年でいくらかかるでしょうか?
答えは90,000円です。
50万円×18%=90,000円←1年間でかかる利息
では1日分の利息はいくらでしょう?
1年でかかるのが9万円でしたから、それを365で割ります
90,000円÷365日=246円…これが1日でかかる利息です。
では一ヶ月の利息は?
246円が1日でかかってきている利息です。
これに31日をかけると、
246円×31日(一ヶ月の日数)=7,626円
一ヶ月で7,626円、この利息は、支払っても何の意味のないお金です。
利息はムダ
利息なんて支払っても何にも幸せになりません。
ただお金をドブに捨てているのと同じです。
できるだけ利息を少なくする事が大切です。
利息を払うよりも元金を減らさなければ借金は減らない
当然の事ですが、利息なんて払っていてもあなたの借入額は減りません。消費者金融や、カードローン会社の肥やしになるだけです。
●ではどうすればいいのか?
繰上げ返済した時に
どれ位の得をしてるかを計算する方法について、です。”繰上げ返済額×利率÷12×残り回数”
↑これが繰り上げ返済効果測定式です。例えば、50万借りてて、29.2%の利息であと59回残ってるとしましょう。
そこに2千円返したとします。2000(円)×0.292(利率)÷12(ヶ月)×59(回) =2871円
繰上げ返済する時に↓この式に当てはめる事でいくら得したかわかります。
繰上げ返済額×利率÷12×残り回数この場合、2000円を多めに入れた事により、
2871円得した事になるんです!
繰上げ返済はとても得です。
ですが、●繰上返済のやり方はどうすればいいのでしょう?
無料で繰上返済をする為にはどうすればいいか
振込手数料無料の銀行を使います。
銀行手数料が無料になるのは住信SBIネット銀行というネット銀行です。
この銀行の口座を持つのは無料ですし、振込みもタダになります。
借金の返済で振込みをする時に便利です。
土日の預金引き出しのATM手数料までタダになります。
借金がある人は、まず利息というムダな支払いをしている事を理解する事、次に繰上返済という方法を知る事、そして、振込手数料無料のネット銀行口座(ちなみに新生銀行も大和ネクスト銀行も振り込み無料銀行です。)を持って、そこからネット上の振込で返済していく事が大事です。
住信SBIネット銀行だと預金額に関わりなく、振込み手数料が月3回まで無料です。
振込手数料はリアル店舗のある都市銀行では630円位かかってしまいます。それが無料になります。
繰上返済の具体的手順
自分の借金状況、各銀行口座にある資産状況を把握しましょう。
また一ヶ月単位で、収入がいくらあって、これから先の数ヶ月でどんな支出予定があるのかを書き出してみるといいでしょう。
財布の中にレシートを取っておき、一ヶ月に一回給料日とかに先月いくら使ったのか、今月はどういう風に予算分けをするのかを考えてみる時間をつくってみると、計画的に、最短ルートで借金を返していける事でしょう。
借金している時に一番悩むのは、自分はどういう事をすればいいのか、です。
借金を減らす為に大事な事は、消費者金融やカードローン会社が作ったペースで返済するのではなく、自分で自分のお金の出入りを管理して、繰上返済(=振込手数料無料のネット銀行を使って)をしていく事です。
支払い利息を少なくする為に借り換えをする
今18%で借りている人は借り換えを試してみるといいです。低金利の銀行カードローン会社への借り換え申込は無料でできて、金利を削って得できる可能性があるからです。
低金利にすると早く借金を返せますよ! | 借金道
借金を最短ルートでなくすには?番外編 任意整理すると3年で借金を完済できる!
任意整理すると3年で借金を完済できます。節約や借り換えよりも威力が大きいのが債務整理をするという方法です。ここでは債務整理の方法の中でも最も採用率が高い、任意整理という方法について次の2つのテーマでお話をします。
・任意整理と特定調停の共通点と相違点は?
・任意整理と過払い金請求は何が違うのか?
一つ目の任意整理と特定調停の違いは、任意整理よりも特定調停の方が費用が安く済むので、迷われる方が多いために書いています。
2つ目の過払い金はについては債務整理について知らない人に向けて、お金が返ってくると言われる事が多い過払い金と任意整理について解説しています。
任意整理と特定調停の共通点と違いは?
①任意整理と特定調停の共通点
・話し合いによる和解を目指す手続きであること
どちらも債務者と債権者の話し合いによって和解を目指す手続きです。
・借金を3~5年間で完済できる額まで減らせること
利息制限法に則った引き直し計算や将来利息のカットを行い、実現可能な返済計画を策定します。そのため借金の減額幅もほとんど変わらず、どちらも3~5年で残りの借金を分割払いします。
・整理する債権者を選択できること
全ての借金を整理対象にする必要がなく、整理する借金を選択できます。ですから、住宅や車のローンを手続きから除外すれば、手放す必要がありません。
なお、「返済能力(収入)がなければ認可されない」「認可されると個人信用情報機関に事故情報として登録される(ブラックリストに載る)」といったマイナスの共通点もあります。
②任意整理と特定調停の相違点
・任意整理は裁判所を介さないこと
任意整理は弁護士や司法書士が債務者の代理人として債権者との交渉を行い、特定調停は裁判所が選任した調停委員が債務者と債権者の交渉を仲介します。
・特定調停なら任意整理よりも費用を格段に安く抑えられること
債務者にとって特定調停と任意整理で大きく違うのが費用です。自分で手続きをしなければならない手間と引き換えに、安く債務整理を行う事ができます。
任意整理には弁護士費用や司法書士費用がかかりますが、特定調停なら数千円の実費だけですみます。
・特定調停には時間と手間がかかること
任意整理では書類の作成や債権者との交渉は弁護士や司法書士にお任せですみますが、特定調停では書類の作成や裁判官との面談などもすべて債務者が行うので時間と手間がかかります。
・過払い金請求まで同時にできるのは任意整理であること
引き直し計算をして元本の見直しを行うのは同じですが、過払い金が借金の額を超えていた場合、過払い金請求まで同時にできるのは任意整理だけです。特定調停では別途、過払い金請求を行わないと回収できません。
・特定調停では強制執行停止の申立てを同時に行えること
特定調停を行う上で、強制執行の停止が必要だと裁判所が判断すれば、強制執行をやめさせる効力があります。
これは、特定調停の大きなメリットのひとつです。
任意整理と過払い金請求は何が違うの?
どちらも利息制限法の上限を超える金利(グレーゾーン金利)によって払いすぎていた場合、引き直し計算を行って債務者が債権者に対して返済を請求する点で共通しています。
しかし、両者はそれぞれの手続きを行う「目的」に違いがあります。
任意整理は返済できなくなった借金を整理するのが目的で、過払い金請求は借金をすべて返済(完済)した上で払い過ぎた利息分の返還を求めることが目的です。
こうした決定的な違いがありながら混同されやすいのは、任意整理の手続きを行う際、任意整理の一環として「引き直し計算」を行うことに因るのでしょう。
任意整理を委任された代理人(弁護士や司法書士)は、債権者に対し「委任通知」とともに「取引履歴開示請求」をします。
代理人は、開示されたデータを「利息制限法」に定める上限金利で計算し直し(「引き直し計算」という)、借金の残額を確定するのです。借金残額が確定すれば、任意整理によって返済が可能か不可能かを判断できます。
このように、任意整理では過払い金の請求を行うためではなく、手続きの方針を確定するために引き直し計算を行うのです。
なお、任意整理と過払い金請求の違いとして、「債権者」と「債務者」が逆転するという点を挙げられます。
任意整理では借金をしている人が返済義務のある「債務者」で、貸金業者などが貸付を取り戻す権利のある「債務者」です。
しかし、過払い金請求では借金をしていた人が不当に搾取された利息を取り戻す権利を有する「債権者」で、貸金業者などが不当に得た利息を返還する義務を負う「債務者」なのです。
借金を効率的に減らすにはどうすればいいのか? まとめ
1,自分が一ヶ月に払ってる利息の金額を書き出してみて、利息のムダさを把握する
2,家計簿をつけてお金を残す。(スマフォの無料の家計簿を使用)
3,繰上返済する
4,借り換えをする(こちらもスマフォでも可能)
低金利にすると早く借金を返せます
任意整理した方がいいのかどうかは、以下の無料相談を使って聞いてみられるのがベストです。
本当に無料で、しかも、あなたの借金の状態を客観視してアドバイスをもらえるので、利用してみる事をお勧めします。