このページでは私が15年以上の借金返済を経験した中で気が付いた、返す技、返済期間をいい時間にする為の考え方を7つの方法としてまとめてあります。
借金を返す技 1 これ以上借金しない
これ以上借金しない為にはどうすればいいのか。借金をしないで済む方法を考え、できるだけの回避策を取ってから、それでも仕方がない時だけ再借入れをしましょう。無理に繰上返済をし過ぎて、生活費が足りなくなったので再借入れ、とかは別にいいと思います。それは前向きでよろしい、みたいな。
関連;借金道: 借金しない方法を考えよう
借金がある人にとって大事なのは借金を今以上に増やさないことです。
ですが、多くの人が借金を返すどころか増やしていってしまいます。
どうすれば借金を今以上に増やさないでいれるでしょうか?
限界点を決める事が大事です。
まず第一に必要なのは、この額以上は借金しないっていうラインを決めてしまう事です。
例えば今80万円の借金がある人は、絶対に100万以上には増やさない、それ以上増えていくようなら自分はもうヤバいので債務整理をする、という具合に自分で決めてしまうといいでしょう。
実際、借金があるのに甘く考えて歯止めなく生活をし、借金が増えていってしまう人はどこかで行き詰る額を超えて債務整理をしなくてはいけなくなります。
借り入れの理由は人それぞれですが、借金が増えていく人に共通していえるのは根本的な原因がどこかにあるという事です。例えば仕事でのストレスが強すぎて、それを発散する為に飲みに行ってしまうという人。そういう人は思い切って仕事を変えてしまうとか。
そうすればストレスの元がまた変わりますから、キャバクラやラウンジ、バーなどどこかに飲みに行って発散するという事が少なくなるかもしれません。
さらに前向きにキャリアを考えて転職すれば、そこから年収アップへの道が拓けてくるかもしれませんし。
あと、借金を増やさない為には支出を減らす事も大事です。
お金がないとできない事はしないということです。
でもこれが本当に難かしいんですよね。過度の節約は生活が暗くなる一番の原因になりますし。
支出を減らす事は大事ですが、できない事はできないと、線引きをしっかりする事も必要です。
どこをどんな風に節約するか、上手に取捨選択していくのが上手な借金返済生活です。
借金を返す技 2 少額の借金を早く返すコツ
80万円位までの借金の場合、少しの努力で完済できます。
だいたい年収300万円の人で、1年半~2年位でいけると思います。
自分の生活や、お金の使い方を改める場合、どこを改めればいいのか?
これを探っていく事が、少額の借金をはじめてした人がやるべき第一の行動です。
借金を返すテクニック
1.家計簿をつける。
→そして、節約するポイント、節約できないポイントがどこかを分析する。
2.実際にその節約生活をやってみる。
3.お金を残し、繰り上げ返済していく
(節約して、次の給料日までお金をとっておくと、余剰金ができます。それを通常求めらている返済額以上返す事で早く借金返済を進める事ができます。しかも早めに返した分、元金が減り、その分には利息がつかなくなります。)
そして、うまく繰り上げ返済できるようになってきても、油断してはいけません。
今の状況ならもうちょっと借りても返せるとか、自身を過信してしまうといつまでたっても借金は減りません。
ほしい物があっても、したい事があっても、まずはそれを置いといて、先に借金を返してしまおう、そう思う事が大切です。
…簡単な事ではありませんし、あんまりこんな風に真面目に考え過ぎていても疲れてしまうんですけどね。
ですが、今まで一度も借金の問題に対して真面目に取り組んでこなかったという人は、一度は真剣に取り組む事をお勧めします。
★一時期、一生懸命やって自分のレベルを上げ、そこから緩めていくっていう風に考えるといいと思います。
ですので、今まで全力の節約をした事がないという人は、借金をし初めてから最初の半年間は、借金をしてしまった事への後悔と自責の念があるでしょうから、自分への自戒の意味も込めて、ある程度節約しまくるのがいいと思います。
今以上に借金しないようにする為には、どうしても節約が必要です。
欲しい物を我慢したり代わりになる物を探したりして状況を乗り切る方法がないのかを考えてみるのがいいと思います。
借金が増えていっている人に共通している事は、
収入以上に使っているから借金してしまう…、という事です。
家計簿をつけてみて(家計簿は面倒だからできないという人は1か月分だけでもレシートを取っておき、それをチラシの裏にでも書き出して集計するだけでもいいです。)、自分はどういう事にお金を使っているのかを調べてみて、例えば私は化粧品買いすぎているなぁとか、外食多いなぁとか、そういう自分のダメなところを探し出してみるのがいいと思います。
借金を返す技 3 繰上返済できるペースを掴もう
どんどん多めに返す癖、ペースを作っていくのがいいと思います。
できるだけ短い期間で借金を終わらせる事ができないか…最大限の行動をしていきましょう。
借金を返す技 4 収入を上げる
借金100万以上の人に最も有効な返済方法が収入を上げる事です。
たくさん稼げれば借金も余裕で返済できます。特に20代の人、30代前半の人にこれが当てはまります。努力次第、自分の売り方次第で収入を変える事ができるからです。
できる限りのチャンスがあれば、正社員を目指した方がいいと思います。
もう本当に語り尽くされたような事ですが、フリーターを現実にやっている人は、若いうちに正社員の仕事に就けないか考えてみた方がいいと思います。
何も条件のいい正社員を目指さなくてもいいと思うんですね。
ブラックな会社の正社員でもやってみればいいと思うのです。それでやってみて、ダメだったら辞めればいいだけです。
基本戦略として、収入を上げれる方法を考えながら、節約して生活コストを下げる…、これがいいと思います。
10年後、何をして自分は食べていきたいのか、それを考えて仕事の方向性を決めていくといいと思います。だいたい3年やれば、自分はその道なら今後どんな風になれるかどうかわかると思います。
借金道: 10年出来る仕事を
まずはどんなジャンルでも少しでも興味のあるジャンルならやってみる事だと思います。
借金を返す技 5 自身の気持ちを安定させる
借金を返している時の考え方として、他人に気を遣いすぎない、という事が大切です。
借金をしていても、別に誰かに迷惑をかけているわけではありません。
金融機関にお金をお借りして迷惑をかけている?
そんな事はありません。
利息というお金を支払って、正当に借りて、正当に返しているのです。
借金があっても恥じる必要はありません。
お金(利息)を払って商品を買っているのと同じなのです。
ですが、なぜか借金があると、自分に借金がある事で誰かに迷惑がかかっているんじゃないかとか考えてしまいがちだと思います。
私自身、初めて借金した時はそうでしたし、ネットや本で、たくさんの借金している人の体験談を見ていても、やっぱり自分が借金がある事によって周りの人に迷惑がかかっているのではないか、という風に多くの借金がある人達には考えられているようです。
私の場合も、今でこそ開き直れるようになりましたが、以前は借金がある事ですごくそれを恥じているような思いをしていました。
友達、知人に借金があるっていう風に話す事がありますが、借金がありますけど、それがそこまで悪いか?という感じで話せるようになりました。(褒められた事ではないので、積極的には話すわけではないですが^^;)
借金があっても、それであなたに迷惑かけてるか?私は苦労するのをわかってて、それでも借金する事を選んだんだ!って言える位に堂々としてやればいいと思います。
(もしも借金をした理由が恥じるような事でなければですが)
ですが、借金があっても開き直る感覚、意味図太い感覚っていうのは、借金を初めてしてしまった方にはちょっと持てないと思うんですね。
ただホント、借金があるからといって、他人に気を遣いすぎる必要はないと、私はそう思うのです。
…開き直るまで行かなくていいですから、(自分に借金があるという事を周りの人が知ってても、知らなくても)借金がある事を必要以上に恥じる事はないと思います。
あと、開き直る以外に大事だと思うのは、しっかり働いて、ちゃんと借金を返せていってるなら、
たまには自分の事褒めるのも大事だと思います。
ああ、俺よく頑張ってるなと。
借金を返していく生活っていうのは孤独なものです。
誰かに頻繁に借金の話をするわけにはいきませんから、自分との対話って結構重要です。
職場でも暗くならないように明るく振る舞い、一生懸命働いて、疲れてても外食せずにスーパーに寄って家まで帰って、一人、家で自炊して、無駄遣いをしない…。
ベストな生活をしてても、別に誰も褒めてくれはしません。
借金を返していく生活って、ホント孤独です。
だからこそ、せめて自分で自分を褒めてやらないと、なんかどっか、報われないような気持ちになってきてしまうと思うんですね。
★自分へのご褒美を作ろう!
スーパーでちょっとだけ高い、食べたいと思う食材を買ってきて、料理を自身で作って食べる、とか。そんなご褒美があってもいいと思います。
ただ、さすがに1万円越えるご褒美はやり過ぎだとおもいます。あくまで借金を返していく自分を保つ為のご褒美です。
楽しみながら、ちゃんと人間を生きながら借金を返していく時間を堪え忍ぶ。自分なりのご褒美、あなたなりのストレス解消法を考えてみるのがいいと思います。
例えば私の場合のご褒美は、ネットでアニメを見ながらお菓子食べるとか、PS3の好きなゲームを買うとかです。
借金があっても他人に気を遣ってビクビクせず、仕事が終われば、(お金をあまりかけずに)自分の楽しみを追求する。
自分はストレスの溜まる暮らしをしているっていう事を意識し、いかに上手にストレスを散らしながら暮らすかを考える。
借金を返している間でも、有意義に過ごす為に、人の事を気にし過ぎない。
大事な事だと思います。
返済期間中でも有意義に過ごそう
借金は返す期間を苦しい時間に変えてしまいます。
何もできない、そういう風に考えてしまうと、本当に人生的に悪い方向に進んでしまいます。
でもできるだけいい時間にしようと考えながら過ごしましょう。
借金を返す技 6
いきなり高い目標を立てると達成できず、心が折れてしまいます。
本気になれる借金返済計画を立てるには、工夫が必要です。
1.小さな目標を立て、それをやると宣言します。
2.小さな目標を達成したら、記録します。
3.小さな目標を達成する毎にご褒美を自分に与えます。
それを繰り返し、最初の大目標を達成します。
画像はafbライターのコンテンツ作成講座
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より借金返済計画を立てよう
借金返済計画の立て方給料日に予算を組みます。
何にいくら使うのかを決める事が、予算を組む、という事です。お金の割り振りがわかると精神的に安定します。
予算といっても、何に使うかを書き出すだけです。
収入額=給料の額から、支出予定を引き算して、その下に借金の額、カードの支払い予定を書き入れてみましょう。
そこで残った金額から借金を繰り上げ返済する額を決めます。
給料日の時点で何にいくら使い、いくら繰り上げ返済するのかを決めてしまうのです。
2、3か月の間予算を決めて生活できるようになると、毎月いくら繰り上げ返済できるのかがつかめてきます。
例えば70万円の借金をしている人が月8万円づつ繰り上げ返済できるのなら、10か月で借金返済ができるという計画を立てれます。
・・・数字で考えるのは簡単ですが、実際に借金返済計画通りに繰り上げ返済を続けていくのはとんでもない苦痛があります。
上記の10か月間だって、限界まで節約して、やっと回せるのが月8万円です。
10か月間(=借金返済の期間)我慢する為には目的、目標がないと耐えれないと思います。(少なくとも私は目標がないと気持ちを安定させる事ができませんでした。)
借金返済して、生活を変えるには「目的」が必要です
何の目的で、いつまでにいくら返済するのかという目標を立てると、それを達成するために、毎月いくら繰り上げ返済すればよいのか、計画立ててわかるようになります。
自分が熱くなれるような目的を書き出そう!
自分がワクワクするような目的…夢って言い換えてもいいです。そういう目的を設定したほうが達成できる可能性は高くなります。
本気になれる借金返済計画の立て方!みるみる返済が進む方法! | 借金道
借金を返す技 7 完済した後の目標を持とう
借金を返さなければいけないあなた、完済したらどんな事がしたいですか?
自分の中に完済した後の自分の姿を描いて下さい。
今の自分からしたら、夢みたいにかけ離れた目標でもいいです。
最後に、借金を完済する為にすぐできる行動を3つ箇条書きにしておきます。
どれもすぐに取り組めることなので、何かやってみて下さい。
1 20代は早く借金を返すのがいい。低金利にすると早く借金を返してしまおう!
2 20代は借金問題の相談!1日も早く、行動は1時間でも早くする方がいい
3 まずは1回、失敗してもいいから家計簿をつけてみよう!