自営業でも借金できる!審査に通り易くする方法

自営業者が審査に通り易くする為にはどうすればいいのでしょうか?

自営業が上手く借金する方法について解説します。

自営業者が借金する時の注意点

自営業者が審査をクリアするのは難しい、と言われる大きな要因は次の2つです。

  1. 銀行のように、債権回収不能の危険性が高いとして「事業性資金」としては貸さない金融機関が多い。
  2. 自営業者や事業主向けに、事業性資金への使途を認めるカードローンがある。

しかし、大手を中心に多くの消費者金融は、事業性資金としての利用を認めています。

そこでこのページでは、自営業者が消費者金融に借金を申し込む際の注意点について解説しましょう。

自営業者であることのデメリットを理解しておくこと

まず、知っておきたい驚きの事実ですが、消費者金融も、カードローンの会社も自営業者の収入を「安定した収入」とは認めていません。

3年以上の期間にわたって順調な収益を確保できていなければ、審査クリアは困難であることを覚悟しておくことが必要です。

お金を借りようとした時、自営業者は信用がないんですよね。

使途を明確にすること

「事業性資金」への使途を認めないカードローンに、使途を偽って申し込むことは厳禁です。

消費者金融系などのカードローンに、事業性資金への使途を明確に記載して申し込まなければなりません。

また、自営業者専用カードローンや国・自治体の事業融資制度などの利用も検討してみたいものです。

事業実態を説明する書類を申込前にそろえておくこと

商品によって必要書類は違ってきますが、借金しようとすれば以下のような「事業実態を証明する書類」が必要になってきます。

  • 確定申告書、青色申告決算書など
  • 営業許可証
  • 事業計画書
  • 受注書、請求書、見積書など
  • 納品書、領収書など

在籍確認の連絡先は固定電話を優先すること

自営業者に対しても、「在籍確認」が行われます。

事務所や店舗がありそこに固定電話がある場合には、そこへの電話による在籍確認です。

固定電話が無いからといったことだけで審査が左右されることはありませんが、携帯電話だけの場合は、事前に借金しようと思っている金融機関へ連絡しておきましょう。

自営業者の在籍確認は?

カードローンの審査においては、申込者が自営業者であっても、会社員などと同様に勤務先への電話で行われます。
自営業者の事務所や店舗に固定電話がある場合には、そこへの電話による在籍確認が行われるのです。

また、事務所や店舗が自宅の場合は、自宅に電話がかかってくることになります。

事務所や店舗として自宅で仕事をしている場合、申込書類の勤務先電話番号には、自宅の電話番号を記載すればいいのです。しかし。在籍確認に当たって問題になるのは、固定電話が無い場合です。

在籍確認は、「申告された会社などが実在しているのか」「申込者はそこに勤めて収入を得ているのか」といったことを確認するために、原則として固定電話を使用して行われます。

固定電話であれば、住所の特定とそこに申込者が居ることが確認できますが、携帯電話ではそれができません。

ところが自営業者の場合、近年は固定電話を設置しないで、自宅を事務所にメールやスカイプなどの通信アプリや携帯電話で仕事をしているケースが多いのが実態です。

こうしたケースでの在籍確認の対応方法については、カードローン提供会社によって異なります。

なお、固定電話がなければ申込を受け付けないといったことはありません。

申込の段階でカードローン提供会社に連絡し、どのようにして在籍確認に対応すべきかを相談しておかなければなりません。

事業が落ち着いてから申込みをすること

カードローンの審査で最も重要視されるのが収入の安定性ですが、自営業の場合、事業開業当初はどうしても収入が不安定です。

そこで、カードローンへ申込みをする際は、開業から最低3年ほど経過し、事業が落ち着いてから申込みをした方が審査にクリアする可能性が高くなります。

希望借入額は低く申し込み

特に収入の安定性が低く返済能力が低いと評価されやすい自営業者の初回申込時の限度額は、まずは10万円程度の低い額で申し込むのが審査をクリアするコツです。

必要最低の金額での借入申し込みをして、審査が通った後増額を相談していく方がいいと思います。

ここまで、自営業者が借金する際の注意点についてまとめます。

自営業者が申し込む際に注意点は?

自営業者がカードローンを申し込む際に注意すべきことは次の6点

  1. 自営業者であることのデメリット理解しておくこと
  2. 使途を明確にすること
  3. 事業実態を説明する書類を申込前に揃えておくこと
  4. 在籍確認の連絡先は固定電話を優先すること
  5. 事業が落ち着いてから申込みをすること
  6. 希望借入額は低く申告すること

自営業が上手く借金する方法

私自身、貸す立場として金融会社で働いていた時、よく自営業者の人が申し込みに来られていましたが、審査落ちになる人が多かったです。

自営業者がお金を借りに来るという事自体、回収の見込みが立たないからなんですね。

自営業者が審査に通り易くする為には

今、本業(自営業)が上手くいっていないのでしたら、思い切って事業を止めて(廃業、もしくは休止して)、アルバイトでもなんでもいいので、別の方向から収入を確保する方法を考えてみた方がいいでしょう。

自営業以外で収入が確保できると、勤続1か月のアルバイトでも簡単に借金する事ができるようになります。

SOHOやフリーランスでもカードローンでの借金は可能?

「一般のサラリーマンなどよりも難しいですが、カードローンで借金できる可能性はあります」というのが、質問に対する答です。
SOHOやフリーランスも、雇われずに屋号を持って税金申告するので、自営業者と同じです。

カードローンを提供している銀行や消費者金融にとっては、SOHOやフリーランスは融資対象として次のように見なされています。
・収入が安定していない。
・事業主に近い就業形態である。
カードローンの商品案内書の「申込みできる人」には、必ず「定期的で安定した収入がある人」という申込条件が設定されています。

SOHOやフリーランスは、そうした条件を備えているとは見なされていないのが現状なのです。

そうしたことから、カードローンでの借金は普通のサラリーマンなどよりも難しい、と一般的にいわれています。

とはいえ、近年は主婦や学生・アルバイトやフリーターなどでも、少額でも収入があれば限度額は少ないもののカードローンの利用が可能です。

そうした実態からいえば、SOHOやフリーランスでも、毎月決まった収入があり返済能力があればカードローンの利用が可能と判断されます。

「SOHOやフリーランスも申込可能」、などといったことが記載された商品説明書は見当たりませんが、「SOHOやフリーランスも申込不可」といった記載も見当たりません。

ということは、原則として申込みを受け付け、審査を受けられるということです。

審査の際には、一般の申込者については勤務先に本当に勤めているかどうかの「在籍確認」が行われます。

SOHOやフリーランスの場合の勤務先は自宅であることがほとんどですから、在籍確認は自宅に電話がかかることになります。

また、収入を証明する資料は一般には源泉徴収票ですが、SOHOやフリーランスの場合は納税証明書の提出が求められるでしょう。

カードローンで借金ができるかどうかは、審査結果次第です。

なお近ごろは、初回借入の際の借入限度額は雇用形態別に低額で決定されているケースが多いといわれています。

そのことから、SOHOやフリーランスが審査をクリアした場合は、最低借入限度額で設定されると考えておくことが必要です。

記事を書いているのは?

楽に借金返済
貸金業務取扱主任者 3級 ファイナンシャル・プランニング技能士。元貸金業者で働いていた経験と、自身も長年借金をしている経験を併せ持つ。 借金道を10年運営。借金コラムを2000枚以上執筆。 借金アドバイザーとして、WEB上での借金相談を1,000件以上行っている。
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  7. 繰上げ返済時に振込手数料を無料にする方法
  8. 借金してても楽しいことあるさっ
  9. 借金返済の生活
  10. 借金返済の生活 その2
  11. 借金が増えていっている人へ
  12. ストイック(=禁欲的)に
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