借金道

無職になり、カードローンの一括返済を求められるケース

無職で借金

詐欺みたいな話ですが、1ヵ月後に退職が決まっているのにカードローン申し込みをして、借入枠を作っておく、という行動はとても合理的です。

失業してしまうと、カードローン申し込みをしても通らなくなりますからね。一応、申し込み時点では働いている事になります。

まさか申し込みの際に、カードローン会社から1ヵ月後に辞める予定はありますか?と聞かれる事はないですしね。

貸し手からすれば、いきなり回収ポイントがなくなるわけですから、詐欺みたいに思えます。でも、20代、30代なら、またすぐに仕事につける可能性が高いですから、無職になった事が発覚してもすぐに一括返済を求められる事はありません。

でも、無職で借金するととても苦労する事になる

当然ですが、無職で借金したら返済に困ります。

無職の状態で借金がある状態は非常にマズい状態です。

でも、無職で借金っていう状態になってしまう人多いんですよね。
私も今までに3回位なった事があります。

収入が乏しいから、所持金ゼロに陥る可能性が増え、借金をしてしまう事になる可能性が高くなる…。

無職と借金ってすごく距離が近いものなんですよね。

職業訓練の検討、ジョギング、料理…、探してみれば、借金していて無職でもやれる行動はあると思います。

でも、本筋はやっぱり期間を空けず、できるだけ早く仕事に就く事ですね。

難かしい、難しいと思える職探しですが、そういう時こそやる事をリスト化するといいと思います。

1、自分が面接受かるかどうかはおいといて、とりあえず、ここなら就職しても大丈夫、っていう会社をピックアップする。
2、とりあえず20社受けてみる。
3、20社でダメならまたその後20社受けてみる。

早く早くと焦っていれば、情報収集不足でブラックな会社に間違って勤めてしまい、すぐ辞める事になったり、仕事が決まらなくて精神状態が悪くなってしまったりします。

無職からできるだけ早く脱出する方法

仕事を選ぶ時は、過去の経験と、これからどんな経験をしたいかを考えて職を選ぶ事が大切です。

こんなご時世です、甘い仕事に空きはありませんから、自分なりに工夫して会社内でのポジションを作っていかなくてはなりません。

もちろん会社と合う合わないはあります。

うまくかみ合わなければ、職を辞める事になり、無職期間が長引けば、どんなに立派な人でも悪い状況になる場合もあります。

健康で、仕事がある人からすればあんまり想像つかないかもしれませんが、無職になってしまうリスクっていうのは誰にでもあるものなのです。

今仕事に就いている人は、ツライ事があっても、そこで踏ん張らなければ、失業して、次の年収が下がり、今よりキツい未来になってしまう事もあるという風に危機感を持っておいた方がいいと思います。

失業状態で借金があるなら | 借金道

無職になり、カードローンの一括返済を求められるケース

当然ですが、無職状態になったからと言って返済せずに放置していれば、一括返済を求められる場合もあります。

返済が遅れると、まず督促の連絡がきます。それでも放置していると、封書が来たり、ケースによっては自宅まで訪問取立てが来たりします。

そのままさらに放置するとブラックリストに載ります。
借金を返済をしないとどうなるのか?

1ヶ月遅れるとこんな督促状が送られてきました。  
   (注;シロウに送られてきたある会社の督促状を参考にして作りました)

                            通告書

弊社が貴方に対して有する下記の債権につき、本日迄お支払いがありません。つきましては、下記お支払い期限内にご請求金額をご契約のお口座にご入金下さい。

尚お支払いがない場合には、ローンの残高を一括でお支払いいただくことになります。

以上、通告申し上げます。(以下請求金額の表示)

この督促文の中で”ローンの残高を一括でお支払いいただくことになります”とありますがこれはただの脅しです。一ヶ月分を支払えない客に対していきなりに一括での支払いを命じることはありえません。

無理な一括請求はトラブルにつながるという事を知っているので遅れた一ヶ月分を支払えば、何も問題ありません。ここから更に1ヶ月半までは延滞しても信用情報機関に名前が載ることはありません。名前が載るのは3ヶ月延滞からです。

2ヶ月遅れるとこんな督促状が送られてきました。

                            通告書

弊社が貴方に対して有する下記の債権につき、本日迄お支払いがありません。

つきましてはかねてより通告致しました通り、リボルビング及び分割払いによる利用代金の総残高、各種ローンのご利用がある場合にはローン残高を一括にてご請求させていただきます。

貴方の氏名、及び延滞の状況等を弊社が加盟する信用情報機関へ登録すると共に貴方に対する債権を法的手続きをもってご請求させて頂きます事をあらかじめご承知下さい。

ただし、お支払い期限内に下記債権を完済頂ければ上記手続きを回避させて頂きます。以上本書面をもちまして通告させていただきます。

借り手が最も回避すべきポイントは?

さすがに2ヶ月遅れるといい感じですね(笑)素敵な文章です。

文中”貴殿の氏名、及び延滞の状況等を弊社が加盟する信用情報機関へ登録する”

とあります。これが、マズイ!です。一度三ヶ月延滞の情報が信用情報機関に載ってしまうと、延滞した債権を完済するまで一般のサラ金等の金融機関での借入れができなくなります。

延滞した債権を完済したとしても1年間の間、信用情報機関に過去延滞して、それが解消されたというデータが残ります。

延滞が解消したというデータだけなら貸してくれる金融機関はありますが、やはり審査時には敬遠されるようになり、信用状態は悪化する事になります。

つまり3ヶ月ギリ、いや安全の為に2ヶ月半まではなんとか支払いが滞っても信用情報は傷つきません。3ヶ月以降の延滞は他社で借りて返済するという自転車操業ができなくなるので自分の首を絞めることになるという事を知っておいて下さい。

延滞の限界は3ヶ月です。

延滞の限界より

今無職で借金があるなら

無職で借金を背負ってしまった場合、次の仕事を見つけ、働き出して、給料を得るまでに時間がかかります。

契約解除、3ヶ月延滞、一括請求…、私みたいに追い詰められる前に、できるだけ急いで返していくのがいいですね(説得力ないですが^^;)

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