この記事を読むと、債務整理をせずに160万円の借金を返済した私の事例から、どうやったら借金体質から脱却できるのかが学べます。
借金がある人はある意味囚人です。
お金を自由に使えず、生活が苦しくなります。
ですが、そういう状況下でも上手く生活する事は可能です。適当に生活していれば、借りては返すを繰り返して借金が癖になっていきます。債務整理以外で借金癖を治す為には、何をすればいいか、それをこのコンテンツで明らかにします。
繰り返す借金から脱出する為に私がやった方法 まず危機意識を持つ事です。
借金癖…借金は本当に癖に、習慣になります。
今回は借金を繰り返して習慣にしないためにはどうすればいいのか、というお話です。
債務整理以外で借金癖を治す方法
私自身そうだったのですが、一回借金して、完済した後って変な自信がついてしまい、ああ、あれ位だったら返せたんだから、また借りてもいけるな…って安易に考えてしまい、気軽に再借入れをしてしまう癖がついてしまうのです。
どうすれば借金癖から脱却することができるようになるのか?
どうすれば借金を繰り返して段々と増やしてしまう借金をしてしまった自分は変わっていけるのか?
借金癖をなくしたいなら、まず借金と向き合う
要は”借金を減らしていく生活”ができるようになれればいいのです。
ムダな苦労が発生して後悔する事も大切
自分が作ってしまった借金癖がどれだけ自分にとって無駄をもたらしてしまったのか、どれだけ多くの犠牲を出してきてしまったのかという事に気付きます。
借金癖によってもたらされたムダがわかった時にこれからの自分をどう律していこうと思うか、どう変えていこうと心に決めるか?
そういう決心が生活を変えるターニングポイントになります。
またその気持ちを継続できるかが、これから先借金を繰り返してしまうか、今から変わっていけるかの別れ道になってくるポイントだと思います。
借金癖は自己嫌悪の感情を生み出す!反省の種にしてどうすればいいかを考えよう!
借金をしている人には、自分自身を卑下してしまう自己嫌悪の感情というものが誰しもに多少はあると思います。
とても苦しい事ですが、その自己嫌悪の感情は自分自身が変わっていく為の反省の種になりますので常にご自身の体の中に入れておくことが必要だと思います。
借金癖から脱却できるようになるには
返済が困難な状況から完済までもっていくことができれば、(誰しもが意思強いわけじゃないから、なかなか誰にでもできるような事じゃないと思いますが)そうやって借金と向き合って利息もちゃんと支払って元金を減らしていく生活を耐えしのぐ事ができれば、繰り返してきた借金体質から脱却できるのではないかと思います。
私の借金経験からも借金癖からの脱出は、1回完済した時が大事だと思う
私も借金を繰り返してきたベテランです。まぁほんとそれって最悪な事なんですけど(^^;)私がそうだったから、経験上そんな風に思います。
私の借金総額は最大時160万位でした。
借り入れ金額だって、かつての私は相談掲示板に書きいれて下さっているかなりキツイ現状にある方々と同程度あったことがあります。
私は年収と同列の寸前で引き返したので、一部の多額になってしまった方と比べると私の方が軽症といえばまだ軽症といえば軽症ですが…
収入から考えるとかなり重傷です。
借金は収入対、借金総額で考えるものですから、人それぞれに境界線は違います。
だいたい年収の3分の1~2分の1位借りると結構なストレスがかかる状態になります。
今どんな額になっている人でも、最初はほんの出来心、少額の借り入れだったはずです。
つまり過去のある点では私と(今借金で悩んでおられる)あなたとは同じような状況だったといえると思います。
返せた私と、返せなくて債務整理する事になった人の差は何か?
借金を増やしてしまった人、減らす事ができてきた人、その差はどこにあるのか?
借入金額の差はわずかかもしれませんが、”借金への対処法”を考えると大きな違いがあります。
債務整理せずに借金体質から脱出する為には、どうやっていけばいいのかについてまとめます。
どうして借金癖がなくならない人と借金を返していける人がいるのか?
それを分けたのは何か?色んな事が重なり合ってそういう事が決まると思うのですが、その理由の一つとして、私は望んだものが違うからという事があると思います。
借金がある状態であっても、さらに借金してでもやりたいが出てきてしまった…
私は今でもそうやって借金を上塗りする癖が強く残りすぎてて、かなり悩んだりしたのですが…
先の事を考えるように考えを変えていくとうまくいくように
その日その日よりも、先の事を考える生活を選ぶようにする事によって癖を改善してきました。
…つまり少しでも今日お金を残して、少しでも元金に入るように、お金を残す為に、人が普通出して当たり前の場面でもお金の事ばっかり考えて出さずに本当に苦しい生活をするようにしていきました。
うーん、うまく言えませんが…、私なんかより苦労してる人いっぱいいるでしょうし…。
今一番お話したいのは、ダラダラと借金を増やしてきたというのは、本当の意味でずっと借金を考え続けてきたんじゃないと思う事です。
そりゃ何かどうしようもない外的要因によって、お金がどうしても必要になってきて、仕方なく作ってしまわれた借り入れもあるとは思います。
でも、やっぱりコントロールできた部分もあったと思うんですね。
私の場合なんてもろありましたし、明らかに間違ってたって事ありますから。
借金癖から脱却に必要なものは継続
それに気がつくのも大事ですが、それをずっと継続する事、その気持ちを継続させる事が借金を繰り返さない為に、ほんと当たり前の事になっちゃうんですが、継続してモチベーションを保っていく事が、借金体質からの脱却に1番必要なものなのではないかと思います。
私、借金が少なくなってきた今でも全然取れないんですけど、かなり前から滅茶苦茶な危機意識を持って生活してきました。
人間的にはお金のことばかり考えてるのは嫌われますが、借金を返していくためにはそれは正解だったと思います。
自分への自信も失ってしまいますからね。
お金を使う時によく考えてからにする事
今借金がある人は、これからはどれだけストレスがたまってでも、お金使うシーンが来るたびに自分の状況はどうなのか、常に究極の選択を迫られてるつもりで、ちょっとども返済の為になるような行動を考えていって下さい。
そして今本当に厳しい状況にある人はこれからは絶対に借金返済の為の借金はしないと心に強く決めて下さい。
自転車操業をすると表面上は何ともなくうまくいっているように思えますが、元金が減らずに利息の分だけ借金が増えますから、自己嫌悪による精神的ダメージ以上にデメリットだらけです。
これ以上借り入れをしない!
借金を増やしてきてしまった方はこれ以上借り入れをしないで下さい。
もしもこれから何かあって、返せない場面が来たら思い切って利息だけ払うから1ヶ月だけ待って欲しいと交渉して下さい。
(遅れている間の信用情報は一時的に激悪になりますが、その次の月に返せば借り換え審査時にはそれほど影響しないでしょう)
遅れないように!ブラックリストに載ってしまったなら債務整理した方がマシ
今返済が辛いという方は、約定の額だけでも厳しいと思いますが、それでも少しは元金に入ってる事は入ってますから、遅れないようにだけ気をつけて返していってください。
やけくそになって変な事をしてしまうのは一番いけません。耐え忍び、金額が減ってくれば繰上げ返済も考えていけるようになると思います。
毎月の生活費(家計簿で算出できます)+返済額が給料を越えてしまうような状況になってしまった場合にはそれは返済が不可能な状況だと思います。そうなってしまった場合にはご家族のこれから、ご自身のこれからを考え、債務整理を考えられる事が必要だと思います。
借金癖からの脱却に一番必要なもの
精神論になってしまいますが、多重債務からの脱却に必要なのは”絶対ずっと順に減らしていこうという、絶対これ以上増やさないぞという気”を持つということと、”段々積み重なっていく今までちゃんと返してきたという自負”この2つだと思います。でもそれは世の中の誰にでもできることではないとも思います。
借金癖から脱出するには完済してしまう事です!
今でも節約されてるでしょうけれども、なんとかするにはもっと家計管理していくこと副業で収入も増やすとか、親族に低金利への借り換えの一時だけでも肩代わりしてもらえないか頼んでみるとか、普通無理なとこから利息を払いながら、自力返済していこうというのですからこれは本当に性根入れてやってく必要があると思います。
貸金業者で働いている時に何人かいた、借金癖がある人
完済、借入を繰り返し、なぜか借金を繰り返してしまっているタイプの人がいます。
借金癖がある人っているんです。
貸し手からしたら最上のお客様なんですけどね。利息をしっかり入れてくれる、元金もちゃんと払ってくれる、その人の為を思っても、何にも言わないでそっとしておいた方が会社の利益につながるような良客です。
長い間ずっと借金しているタイプですね。金融会社に勤めていて、こういうタイプを見かけたのですが、ほんとうになんというか、もったいない、しぶとい人達です。
一時的に持ち直したとしても、また何かの都合でお金が必要になって(おそらくはそこに甘い考えでの商売とか、なんらかの無策といった原因があるのでしょうけど、貸し手の立場から分析しようとしても本当に原因がわからないのです。
ただ、借金と縁が深い人、繰り返してしまう、借金癖がある人、という事ですね。
稼ぐ力自体が弱い、というのもあります、その面では上記の職がなくなってしてしまう借金と少し似ているところがありますね。
…うまく言い表せないんでしょうけど、どこか世の中なめているところがあるんでしょう。ヤバくなったら、また一時的だし借金してこの窮地を乗り切ればいいや、とか思っているタイプです。
この借金癖がついているタイプの人が借金と本当に縁を切るためには、本当の意味で自身が借金っていう手は自分の今後の選択肢の中には存在しない!っていう位の決意を持って変わらなくては本当の意味での改善はないと思います。
借金をした理由が何か自分の悪い癖による浪費が原因なら、借金をただ単に返す為だけではなく、悪癖(パチンコとか)を止める方法を考える事がまず先です。
…考えるだけではなく、悪癖がある人は本当に止めなくてはなりません。
借り換えして、無駄に払っている利息を元金に充たるようにするのも大事です。
借金の借り換えという技
淡々と、お金を使わない生活をしていくっていうのも、借金返済には有効って事です。
長い目で見て、(借金がある事によってもたらされる)今の辛い思いはあなたに何を教えてくれるでしょうか?
(借金がある)あなたが今後、今みられているような思いを一日でも少なくしていく為には、今の借金の金額で踏みとどまられる必要があると思います。
借金癖から脱出する為に今日から行動を変えていきましょう!
~まとめ~
繰り返す借金癖から脱出する為には、以下の3点が大事です。
- これ以上借り入れをしない
- 支出を減らす
- 家計簿をつける
後は、もし消費者金融からの高利の借金があるのでしたら、積極的に借り換えという技を使っていくっていうのもいい手です。