個人の金貸しと闇金への対処法
貸金業法の改正によって、多重債務者の数は施行前の7.40%にまで落ちました。
貸金業法の改正の効果は大きいと私は考えています。
個人の金貸し
しかし、個人の金貸しが水面下で増えてきています。
今、闇金に分類できない、個人の金貸しが出てきています。これ、闇金の法律をかいくぐってるので、やっかいなんですね。
貸金業規制法は、貸金業者を規制する法律です。ですので、これは個人の金貸しに対する規制強化ではないのですね。
個人間の借金は、上限金利が109.5%まで合法になっています(!)
個人の金貸しの取り立ての実態
今、闇金ではない、個人の金貸しが暗躍しています。
夜間取り立てを禁止になっている為に、日中の執拗な取立てが行われる等、法の隙間をぬった行為が相次いでいるのが現状です。
実態を踏まえて禁止行為の類型を追加する等の措置を講ずるべきである…と有識者見解が発表されていますが、後手に回っているのが現状です。
取り立てといかに嫌がらせをするか、です。
取り立てする立場にいる人の中には仕方なく、利害関係がからんでいるので、わざと嫌がらせをしている方もいますし、結局取り立ての本質っていうのはある意味、嫌になってもらって、払ってもらうっていうのが目的です。
ですので、個人の金貸しは、法律の範囲内(109.5%という利息内で)上手に相手を翻弄し、借り手の”お金を借りてきた事に対する負い目”を突きます。
個人の金貸しからお金を借りてしまい、結構マズイ状況になってしまっている場合は法律の専門家に間に入ってもらう方がいいです。
取り立ては、本当に精神的にキツイ
神経の細い方だと耐えられない人もいらっしゃると思います。
取立てに怯え、生活に支障をきたしてしまう位、悩まれる方もいらっしゃると思います。
ですが、借り手と貸し手は利息という対価を払ってお金を借り受けているだけで立場的には対等です。
個人対個人でお金の貸し借りという形態になってしまうと、返せなくなった時に相手(債権者)の方が偉いように思えてしまいますが、本当は対等です。
返せなくなっても債務者(借り手)と債権者(貸し手)の立場は対等です。
貸した金返せよ!という言葉はそれだけを聞くと道義的に聞こえますが、そこまで精神的に追い詰められる必要はありません。
個人間の借金トラブル、金銭トラブルの場合、法律の専門家に間に入ってもらって、返せる範囲で返す等の取り決めをしていくのが一番の解決方法になります。
貸し手が一方的に道義的でしょうか?シロウはそうじゃないと思います。
金融会社は困っている友人に貸したのではなくビジネスとして金利を取ってお金を貸し出しています。
そこには利害関係しか存在しないのです。
金融会社は貸す時にこの人なら貸しても返済してくると判断して投資しています。
個人の金貸しの場合もそれは同じです。リスクがあって、それを承知で貸したのですから、返済にならなかったのは貸し手にも投資判断のミスがあったからです。
借り手を心の中でバカにしている金貸し
金貸しにはいろんな奴がいますが、私が見てきた多くの金貸しは、自身はお金を借りてません。
むしろ取り立てを繰り返すうちに長くやっている人ほど、借金をしている人をバカにして蔑んでいました。
バカにして見下す事が当たり前になっていて自分でも気がついてないという感じでした。
弱い犬ほど、よく吠えます。貸した金返せよ!と吠える犬は道徳を盾にして借り手の良心を突いてきます。
個人で金貸しをしている人に、必要以上におびえる必要はないと私は思います。
借金取りに脅され、息が切れそうになるまで追い詰められる必要はありません。
取立てをされるような状態になってしまっても、安易に他から借りてしまえば状況はもっと悪くなるでしょう。
取立てが精神的にどこまで追い詰められるかシロウは知っています。
ですが、なんとか今から先の支出を切り詰めて、取立てに耐え、返済するお金をいかに残すか、その間をいかにしのぐかを考えて対処していって下さい。
今事情が重なり取り立てられる立場にある人も、取立てられる立場にあっても必要以上になじられる事はありません。
貸し手と借り手という対等の立場で関係を把握し、いつ返すかを約束し、係争をまとめていかれるのがいいと思います。
闇金、個人の金貸しの問題について相談にのってくれる法律事務所は少ない
以下の法律事務所さんは、数少ない闇金、個人の金貸し関係で無料相談に応じてくれる法律事務所です。今困っている方は相談されてみるといいですね。
闇金、個人の金貸しに対しての借金も債務整理できますか?
「闇金、個人の金貸しの借金であっても債務整理できます」というのが、質問に対する答です。
銀行や消費者金融などと違い、闇金、個人の金貸し、友人や知人、親戚などからの借金は、金銭消費貸借契約書や借用書などを作らないことが多いようです。
しかし、たとえ口約束やメモ書きにもとづく借金でも法的には返済義務があります。
したがって、闇金、個人の金貸しからの個人的な借金も銀行や消費者金融からの借金と同様に取り扱われるのです。ただし、闇金、個人の金貸しの場合、金利が法外な設定になっている事が多く、その場合は返済の必要がありません。
返済方法・金利・遅延損害金などが記載されているような公正証書を作成している借金であっても、免責が決定されれば個人間の借金も帳消しになります。
債権者が知人・友人・家族であることからあまり心配はありませんが、債権者が個人であることから、弁護士が介入した後も債務者に直接連絡を取ることを法的に禁止できません。
そのことで、弁護士介入後も督促などが止まらない可能性があります。
闇金、個人の金貸しからの個人的な借金も債務整理の対象になりますが、信用して貸してもらった借金を債務整理することは、債務者と債権者にさまざまな軋轢を生じる可能性があります。
債権者(闇金、個人の金貸し)に対する事前の十二分な配慮が必要です。
はじめまして 人気ブログランキングから遊びに来ました。上位の方のブログを見て読んで勉強してる最中です。
コメントのお返しが遅くなってしまい、ごめんなさい。
m(_ _)m
はじめまして、milktea777さん。ご覧になっていただき、ありがとうございました。