借金してる人はマイノリティ(少数派)
借り入れをすると信用情報機関に名前が載る事になります。
借り入れする際に、契約書に信用情報機関に登録する事に同意します、という文があり、大抵のひとは知らないうちに同意しているのです。ちなみにこれに同意しないとまともな金融機関では借りる事はほぼ100%できません。
(詳しくはブラックリストに書いてます。)
昨年までにこの信用情報機関に名前が載っている人は2000万人以上いらっしゃるという事です。
その中には完済された方も多く含まれているでしょうから、そこから考えると今現在借金をしている人は日本人口の全体の6分の1以下しかいません。
日本の総人口の約6人に1人が借金に関係して、その6分の1(=2000万人以下)の方が千差万別の借り入れを持っているということです。
この中で自分と同じ位の借り入れ額なのはいったい何人いるでしょうか?
同じような、独身、就職したて、一人暮らしの方はいったい何人いるでしょうか?
…結構少ないと思います。
もし、あなたが今、借金をされているなら、それは日本人のスタンダードからはずれた、とても特殊な少数派の状況という事ができるということです。
借金してる人はマイノリティ
つまり、借金しているという状況は特殊状況であり、周りの人とはまったく違うポジションにいるという事です。借金して間もない方はこの事について注意しないといけません。
周りの人の考え方、お金の使い方と自分のおかれている状況は大きく違う、という事です。
借金がない人は給料が入ってくればそれを全部使ってしまってもOKなわけです。(ファイナンシャルプランニング的な観点から見るとこれはよくない行動ですが)
しかし、借金がある人は、借りている以上、元金に見合った利息が取られていくわけですから、一日も早く繰り上げ返済をして、無駄な利息が発生する事を防がなければなりません。
参考↓
繰上げ返済~上手に借金を終わらせていく人達の戦い方
一番辛いのは誘われても断らないとならない時です。
借金している人(マイノリティ側)は借金していない人(多数派)の社会で生きなければなりません。
普通に社会生活を送っていると、ほとんどの職場では遊びに誘われると思います。
そこで、なぁなぁで普通に交流をしてしまうと…返済という目的からは遠のいていってしまいます。
考え方によっては嫌な上司との飲み会も投資ですから、仕事上必要な経費としても考えれますが、会社に長くいる人以外には、ただ単に愚痴を言い合うだけの集まりだったりして、行かなくてもいい場合もあります。
一度、飲み会には必ず出るという関係ができてしまうと、次も、その次も出席が当然になってきます。
断る勇気も必要なケースもよくあると、私は思います。
借金している人は非常時な状況にいるのです
相手に無駄に合わせる必要はないと思います。
…とか言っても、どうしても断りづらかったりしますよね…(^^;)
私も何年間もづるづると会社関係の付き合いにひきづられていました。
でもある日、後輩が入ってきたり、勤め先が変わったりしていろんなタイプの人間を見るようになると、ああ、こんな断り方もあるんだ、断っても人間関係的にはヒビ入るわけではないんだ、という例がある事に気がついていきました。
本当にどうしても断れないタイプの会、例えば誰かの送別会とかなら別ですし仕方ないですが、基本的に何もない場合には断ってもいい場合もあると思います。
交際費は自由に使えるお金の量で決まります。
自分と他人との差を意識して、(借金している場合)自分はマイノリティなんだと意識して周りに流されないスタンスを持つこと。
借金と上手に付き合うには必要なことだと思います。
最近のコメント