完済した私が語る!多重債務になった時の借金返済方法
余裕を持って借金返済生活ができるようになるにはどうすればいいかを解説しています。
借金返済の2段階
本当にうまい借金返済生活には2段階レベルがあります。
借金返済の第一段階目
1つ目はがむしゃらに頑張る期間、2つ目は精神的な豊かさを求めながら頑張る期間です。
ちゃんと出入りさえ管理できるようになって、順調に進むようになれば不安でなくてもいいと思います。
はじめから借金を返済する方法をていねいに解説します。
はじめての借金返済で大事なポイント
まず借入額の把握が大切です。
借りているところを、なんでもいいので白い紙にすべて書き出してみましょう。
そして一番借り入れが少ない所がどこかを把握します。
余剰金ができるたびにその少ないトコロに返済するようにしていきます。
債務整理せずに借金返済する為に~1社づつ、確実に完済していく
一つづつ、つぶしていきます。
一社へらすごとに管理も楽になっていきます。
返済し初めはがむしゃらで節約し、可能な限り収入を増やしてください。
また、どんなお金の出入りであっても家計簿をつける事も重要です。
自己分析していく事が大切でで、辛いながらも返済生活になれてきたらもう完済への道筋は見えたも同然です。
2つ目の精神的な豊かさを求めながら頑張る期間です。
お金がないと心も荒れます。どんなに心だけ焦っても勤め人にとって収入は一定なのですから期間がいります。
スピードは一定でも、ちゃんと進んでいれば最善の行動をしている事になるので、不安である必要はありません。
人間、精神と肉体とどちらが強いかと言うと、精神の方が強いそうです。
借金があり、辛い状況であっても、その状況から精神的にある程度分離する事は可能です。
初めのうちはお金を作って返済する事が当たり前になる生活ペースを作る事です。
借金を背負ってしまった人の通常返済ではどうしても思います。
自分を変える為にもできるだけ極端にやった方がいいからです。
働いてお金を作る、そして可能な限りストイックにそのお金を使わない、その為だけに生きる、という考え方を持って返済生活をしていく必要があります。
借金返済生活に慣れるまでが大変
借金返済期間の初期には大きな生活の変化があります。
代償としては友達づきあいをなくしたり、返済が終わるまでの数年間のうちの何か(=キャリアであったり、これから先どうするかといった未来への選択肢であったり、詳しくは過去は変えられない、でも未来は も見てください)、貴重な時間であったりします。
債務整理せずに借金返済するのは、人生的には遠回りの生活をするという事です。
債務整理しない代わりに貴重な時間を犠牲にする、という事は覚悟する必要があります。
債務整理せずに借金返済する為には、借金返済生活に慣れる事が大切
人はよくも悪くも状況に対して”慣れるもの”です。
キチキチの生活をしていても、どんなに最初は苦しいと思ったカツカツのお金で暮らしていても、ある程度の期間を耐えれば、けっこう自然にそれができるようになります。
その時が”精神をある程度分離させる事のできる時”です。
自身の借り入れの状況と、精神を(ある程度)分離したまま生活していくという段階…これはまず、どこかで借金を増やしてきた事に区切りをつけ、上記の修行僧スタイルの中で借金返済時の生活スキルを高めないと、”精神的な豊かさを追求しながら、自身を取り巻く金銭的な事情を鳥瞰視(=鳥のような視点で上から見る事)しながら気持ちと状況を分離させる事はできません。
これは意見がわかれるところだと思うのですが、私の意見では、”精神的な豊かさと、現在の自身の金銭状況とはあまり関係がないと思います。”
借金生活の間は、ツライ今ではなく、未来を見据えよう
例えば今貧乏であっても、自分の事を将来的にお金持ちになると確信している人は、現在の状況は”道の途中”と考えるので、苦境も苦だと思わないでしょう。
ほとんどの方の場合、”借金の問題がある=将来が不安”となると思いますが、生活が(辛いながらも)当たり前になってきたら、今度は自分の精神状態を変える時です。
本当はお金が全然ないのに、それを少しも出さず(と言いますか本人気にしてないのでしょう。)、幸せに暮らしている人はいます。あなたが思っている以上に、意外とたくさんいると思います。
1つ目のがむしゃらに頑張る期間、2つ目の精神的な豊かさを求めながら頑張る期間を経れば、ある程度お金なし状況下でのやりくり力が身につくと思います。
借金返済生活に慣れてくるとやりくり力が身につく
やりくり力というのは、お金の出入りに臨機応変な対応力と言い換えてもいいでしょう。
誰でも、財政的にピンチなときには、毎月毎月新しい課題が目の前に出てくるものです。
今月はここまで繰り上げ返済する、今月はどうしてもこの出費は避けられないから、その分を支出して残った分をこの日に繰り上げ返済する。
こういう風にやるべき行動は、幾通りもあらわれると思います。
どれを取捨選択するか、どうやって自身のお金をやりくりしていくか、初期の2段階を越えてもなお、お金をコントロールするスキルの追及に終わりはないと思います。ですがこのスキルを高めていくことはとても楽しい事だと思います。
借金返済中は疲れるものです
ブチッとキレ(そうになっ)たりしてしまうのは、どこか自分にも余裕がないからだと思います。
自分が満たされている状況、余裕がある状況というのはどんな状況でしょうか?
病気をした時には健康な、病気前の自分が幸せだった事に気がつきます。借金して稼いだお金を返済に取られていきお金に困るようになると、自由にお金が使えていた借金前の生活が幸せだった事に気がつきます。
本当は普通の状況こそ結構満たされている状況といえます。
借金したら、自分のメンタル管理をしっかりと!
私はよく余裕を忘れてしまったりしてます。我を忘れて時間を無駄に過ごした後、いったい何をしていたのだと、公開する事がよくあります。
仕事をしている時間以外は、自分の時間の過ごし方は自由です。
過ぎていく時間は、幸せでいても、目じりにしわ寄せてても、同じように過ぎていくので、なんとかして、余裕を持って、幸せでいたいと思います。
どうやって余裕を作り出せばいいのでしょう?
余裕を作り出すには残念ながら休息の時間がどうしても必要だと思います。人間、どんな強い人でも気分転換(ある意味逃避)がなければもたないと思います。
まず自分に休憩、休息の時間を与えてやる事が大事です
まず休む!ってことですね。単純な事です。
さらに余裕がある状態に自分を引き戻すには、多少気持ちに余裕がない時でも彼女や、友人や、何か(自分を取り巻くモノも含む)に与えるのがいいと思います。
人の為に何かをする事ができれば、人間は幸せになれます。偉い人がよく言ってますが人間は人類全体の発展の為に生まれてきている、人は誰かの為に何かする為に生まれてきているという事らしいです。
情けは人の為ならず、他人の為に何かをする、っていう事は、実は大きなストレス解消につながるのです。
借金したら余裕をなくすのは当然
借金をしている状況は慢性的に余裕をなくしてしまわれても仕方がない状態です。
普通の人よりもお金の事を考えてる時間が長いのでその分ストレス値は高くなるのではないかと思います。
そんな中で、幸せを見つけようとするのですから、普通の人以上に感性を磨いておく必要があるとシロウは思います。
何も感じない位に心が疲れてしまう事もありますが、たまの移動の時とかには遠くの景色を見たり、いい物食べたり、友達と話したり…窓際の花に水をあげるみたいに自分にも意識して栄養をつけるのがいいと思います。
おいしいもの食べて、友達と話せて、自分の心が元気だったらもう何もいりません。必要なものとはそういうもんなんじゃないでしょうか。
借金返済生活は余裕こそ大事
余裕を作りだすのには調整が必要です。ストレスは寝てない、食べてない、風呂入ってない、からくる事が多いそうです。
簡単な事でもサイクルを変えて、相手がちょっとでも求めてそうな事があれば考えてあげてみて下さい。
それが自分のゆとりを作り出す事、日常生活を豊かにしていく事だと思います。
そしてそういう行動を自分に与える事になって、また他人にも与える事のできる余裕につながっていくと思います。
忙しい、それは素晴らしい事ですが、あんまりにも忙しすぎるのはどうかと思います。
どうしても返さなければいけないお金がある人は、思い切って休んでいきましょう。
仕事が忙しければ忙しいほど、それは必要です。忙しいのはいいことですが、疲れきってきた時は思い切って自分を癒す為に時間を使ってみられるのがいいと思います。
日本人は働きすぎとか言われてますが、借金してる人で返済に燃えてる人はさらに働きすぎになりがちだと思います。
しっかり休んで余裕を作っていきましょう.
これから借金返済に本腰を入れていこう!っていう人へ
いくぞ!全速で借金を返済するぞ!と意気込んで借金返済にあたると、実はすごい勢いで気力が削られていきます。
その理由はお金を使うたびに、ああ、本当はお金使いたくないのに、これを我慢して返済にあてたいのにとか思ってしまうようになるからです。
支出をゼロにすることは誰にもできません。お金使わず生活することはできないのです。ですので、自分の価値観を変えていく事が必要になってきます。
債務整理せずに通常返済で返していく生活はつらい!
限界節約生活は心が削れていくような気持ちになります。
やってみていただけるとわかりますが、必要最低限、限界までお金を使わずに生活を続けていくのは本当に辛いものです。
ランナーズハイ状態を作り出せればいいのですが、どうもそれができる人ばかりじゃないと思いますし、ランナーズハイを目指す事が合ってない人は独自の返済生活スタイルを作り出すべきだと思います。
返せると自分が考えるペースと現実に返せる実際の能力は違います。
多くの人は、そのギャップに苦しみます。
自分の繰上げ返済可能額はいくらなのか、どんな生活パターンなら長い期間でも平気なのか、今これから借金を返済していこうとする人は、それをつかもうとしながら生活していくのがいいと思います。
次ページは家計簿をつければ効果的に返済できるです。
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