ブラックリストとは?
現実にはブラックリストなんていうリスト、紙は存在しません。信用情報機関に名前が載った状態がブラックリストに載った状態です。こうなると、闇金以外の普通の貸し手からは借入れできない事になります。
信用情報機関のデータで、延滞したとか、自己破産したとか、弁護士さんに債務整理を依頼したとかの事故情報が記載されるようになりますと、金融機関からの借り入れができなくなる、カードが使えなくなる事がもっとも大きなデメリットで、それを除けばほとんどデメリットはありません。ブラックリストというのは金融機関同士だけしか見る事ができませんので、金融機関以外の業者はほぼ絶対的に見る事はできないからです。
よくアパートやマンションに入るときに審査をされたりしますが、ああいうのとは全然違います。貸金業のブラックリストは貸金業者にしか見られないのです。
ブラックリストとは?
金融会社が借入申し込みがあった時に、他の金融会社での借入履歴を参考にする為に、信用情報機関というところでに人の借入履歴を集めてあります。
そこに異動情報(この人は過去に遅れた事がありますよ!っていう情報とか)が載ってしまう事が、俗に言うブラックリストに載るっていう事になります。
★支払いに遅れるとブラックリストに?
信用情報に傷がつくのは支払い遅れを2ヶ月程度以上もしくは数日遅れを数回繰り返した場合です。この場合、信用情報に遅れたという事実が5年間載ります。★債務整理(任意整理、個人再生、特定調停、自己破産)
信用情報に7年間の間載ります。★総量規制の影響を受けるケース
借入額が年収の3分の1を超えるケース、もしくは年収がおかしい場合(失業とかで在籍が確認されない場合も貸付け休止)ブラックリストに何らかの異動が載っていると、例えばクレカが作れなくなったり、新しく消費者金融で借りれなくなったりします。低利への借り換え申し込みをした場合も不利です。
借金がある人が、毎月気を付けた方がいいのは、数日遅れでの返済です。返済遅れを数回繰り返してブラックになってしまわないように注意して下さい。
★自分の信用情報を強化する方法
低利の会社に借り換える為に、最も効くのが属性のアップです。アルバイトをしている人が正社員になれば、それだけで年収が大きく増えますから、借り入れできる金がも大きくアップしますし、審査の厳しい低利の借り換え申し込みも通り易くなります。今正社員で仕事をしている人は、勤続年数をアップさせたり、より仕事ができるようになって年収をアップさせる事で、自分の信用情報を強化する事につながります。
信用情報機関って何を目的に設立されたの?
信用情報機関に個人の借り入れ状況を記録をする理由は以下の通りです。
一つ目の理由は一度貸し倒れになったり人(もしくは債務整理をしなければならない状況にまで陥ってしまった人)に貸すと貸し倒れ確率が高いので、金融機関同士で情報を共有してそういう人を避けましょう、という理由です。
第二の理由として倫理的な理由もあります。自己破産や債務整理等の金融事故を起こした相手に対して貸すのは元から返せない相手に貸す=激しい取立てを最初から前提にしていて貸す、という事になり、それは倫理に反するとして、そういった相手に貸す事を貸金業者が自粛しているからです。
消費者金融、カードローンを延滞してしまった人はまずJICCに問い合わせてみよう
JICC 日本信用情報機構(指定信用情報機関)”か”JICC”で検索すると信用情報機関の公式HPが一番に表示されます。アクセスすると、自分の信用情報を開示請求する方法がわかり易く説明されています。
他信用情報機関は以下の通りです。それぞれ、機関名で検索するとHPが出てきます。そこには問い合わせ先、最寄の支部の住所が書いてあります。どの機関も自分の情報については、自分で開示請求をして調べる事ができます。最近やたら審査に落ちるなぁとか、借り入れが多く、自分信用情報に自信がないなぁという方は一度自分の信用情報を開示請求してみて、調べてみられるといいかもしれません。
電話でまず問い合わせできる!
情報開示をお願いしようと思うのでしたら、電話でまず問い合わせてみて下さい。
もちろんHPからもどうやったら情報開示できるかの情報は出ています。
電話の対応は平日10時~16時です。途中お昼休憩が12時~13時です。
0120-441-481
ほかにもクレジットカード系のCIC、全銀協があります。
CIC クレジット、貸金業情報
CICは、割賦販売法および貸金業法の両業法に基づく指定信用情報機関です。クレジットやローン市場の健全な発展に貢献する為に作られました。
全銀協
全銀協は銀行系ですね。
消費者金融、カードローンを延滞してしまった人、過去に借金した時に返済せずにほったらかしにしてしまった人なんかは異動情報がつけられていて、消費者金融に申込をしても審査に通らない、クレジットカードを作ろうとしても作れない…、という状況が続いてしまいます。
自分の信用情報がどんな風に管理されてるか気になる方は気軽に情報開示をお願いするといいと思いますよ。
私自身、CICで窓口にいって情報開示をしてもらった事があります。
こちらの記事では情報開示を実際にセンターに行ってやる方法のレビューを書いてます。
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