一旦借金してしまうと生活は激変してしまいます。
借金している時の生活は、少ないお金で上手にやりくりしないといけない為、少しのお金を使うにもシビアな判断が要求されるようになってしまいます。
このページでは、間違った判断をせず、上手な借金生活を送る方法についてお話しします。
借金生活を上手に送る為には?
低金利のおまとめローンを使う方法、繰り上げ返済をする方法、(返済が難かしくなっている場合は債務整理をする方法)、通常返済時に上手にお金を使っていく為の考え方を知る、という事が大切です。
おまとめローンを上手に活用するのも一つの方法
数社から借りている場合、おまとめローンを利用するというのも賢い借金返済方法です。
おまとめローンに借り換えする場合、金利が安くなるっていう事が大前提です。
例えばSMBCモビットやアコム、アイフルといった消費者金融では50万円だと18%の金利になります。
おまとめローンと消費者金融の金利比較
仮にSMBCモビット、アコム、アイフルの3社から合計100万円借りていたとしましょう。
この場合、1年間で利息は18万円もかかります。
100万円×18%=18万円
このままにしておくともったいないので、低利の銀行カードローンのおまとめローン15%を使ったとします。
この場合、
100万円×15%=15万円
が利息になってくるので、利息の差だけで3万円も得する事になります。
ちなみに、今低利の銀行カードローンですと、14.6%という低金利のカードローンに受かるかどうか、スマフォ上でチェックする事が可能です。
入力1分、たった2項目の入力でお試し診断する裏技が使えます。
年収の3分の1が借金地獄との境界線
年収の3分の1まで借りると、法規制により、もうどこも貸してくれなくなり、その後は闇金やクレジットカード現金化のような借金地獄につながっていくような法外な利息の貸し手と関わってしまう可能性が出て来るからです。
年収の3分の1。このギリギリまで行ってしまったという方、これが借金地獄との境界線だと思います。
それ以上借りるなら、まともなところでは借りれなくなるからです。闇金や、クレジットカード現金化に頼って現金を作るしかなくなります。
今、年収の3分の1までいっておらず、債務整理せずに頑張って返していける金額はの借入の人もっと自分の収入&支出を分析し、繰り上げ返済をしていくのがいいと思います。
一定ラインを越えた借金をしてしまっているなら債務整理をした方がいいです
逆に年収の3分の1までいってしまって、債務整理が必要な人が整理をせずに苦しみ続けるのは良くないです。
返せない状態になっているのなら、任意整理(債務整理の中の一つの借金整理方法です)をして、返せる範囲の額に再設定してもらって、その範囲の中で返済していくという方法もあります。
債務整理について詳しくは、以下のページをご覧ください。
どれくらい借金したら債務整理した方がいいの? | 借金道
賢い借金返済方法とは?
最も賢い借金返済方法とは、お金を大事に使っていく事です。
消費か投資かを考えながらお金を使うようにすれば、無駄遣いがなくなり、後につながるお金の使い方ができるようになります。
その支出は消費?投資?
お金を使う時によく考える指針があります。
これは消費か、投資かという事です。
全ての支出はこの2つに分ける事ができます。消費か、投資かです。
ある方はお金は稼ぐよりも使う方が難かしいと言います。
確かにそう思います。お金を使って本当によかったと思える使い方、本当によかったと思える物を買えた経験って、思い返してみると結構少ないと思います。
たいていは、買わなくても良かったのに(まぁそんな事考えても仕方ないからいいか)とか、思ってしまう使い方が多いと思います。
ですが、今借金ある人はそれを繰り返していけばいく程、完済が遠のきます。
買い物をするシチュエーションでは、その買い物がどうしても必要なものか、もう一度熟考するのがいいでしょう。
繰り返しますが、支出は消費か投資かに分けられます。
その支出が後のお金を生み出すか、生み出さないかという事です。
後先考えない無駄使いが原因で借金ができてしまったという人にとっては、最も大切な考え方なのではないでしょうか。
賢く借金返済するなら目標と削りどころを考える事が大事
目標を考えましょう。
ここで言う目標とは借金の完済を通り越した、人生的な目標の事です。
目標を考える上でいつまでに、という事と、いくらという具体的な金額を考えましょう。いくらというのは借金を返済し終えてからいくら、という金額です。
そして、何の為に、という理由も考えてみましょう。
借金を返して、貯金までしようとするには、なんとなくではできません。それなりの気力、やる気がなければ続きません。
ですが、500万貯めようというだけではモチベーションがあがりません。
500万貯めて店を出して独立しよう、という意識がモチベーションになります。
お金は貯める事が目標ではなく、それによってどう自分の生活を変えるかをイメージする事が大事なのです。
そうすれば、自分の為ですからやる気が湧いてきます。
多くの人は何を目的にして、お金を作ろうと考えているのでしょうか。
多くの人は老後への備えです。これも自分を不安な状態から脱出させたいという目的をかなえる為ですので、納得のいく理由です。
また、500万貯めてから贅沢しようという理由でもいいと思います。
誰でもそうですが、やりたい事はやりたいです。
これは欲求なのですから仕方ありません。お金は使ってなんぼのものです。
借金している状態ではお金はマイナスの数字でしかありませんが、お金とは本来、物やサービスを買う為の手段です。
欲しかったものや、受けてみたかったサービスを購入することで、人は満たされるものです。
お金で買える幸せは、結構たくさんあるのです。(汚い言葉ですが)
何の為に借金を返すのか?返そうという気持ちを持つ事
何の為にお金を持とうとするのか?何の為に貯金したいのか?
自分の欲求をストレートに考えてみるのが一番モチベーションが上がると思います。
賢い借金返済方法とは費用対効果を考えた節約の事
ちなみに我慢=節約ではありません。
節約とは無駄を省く事です。
支出を減らそうと思っても、自分の存在の根幹のような出費を減らすかどうかは、(その出費の額にもよりますが)また別問題です。
よく考えていきましょう。
たとえば、それほど、大きくない書籍費。
どうしても小説を読むのが好きな人が小説を買うのを我慢していてはとてもストレスになったりします。
小説代は一ヶ月に2冊、1000円だったとすれば?そして、その2冊の小説で、ストレスが減り1回1万円もするような飲み代を節約できるようになれば?
これはもう我慢するよりも買った方が費用対効果としていいわけです。
なんでもかんでも節約ではなく、費用対効果を考えてやっていきましょう。
まとめ 借金初心者向け〜賢い借金返済方法
何の為に自分はお金を残そうと考えるのか?
目標をまず立てましょう。
そしてその目標の為に削るとしたらどこを削るのがいいのかをよく考える事です。
自分にとって最も楽にできて、最も効率的なところから支出を削っていくと、苦労せず、節約していく事ができます。
賢く借金返済するには低金利のおまとめローンを使う事、繰り上げ返済をするという事(もし、既に返済が難かしくなっている場合は債務整理をするのがいいです。)
あと、なるべく早く借金がある状態の生活に慣れて、上手にお金を使っていく事が大切です。