もう借金で苦しまない為に!借金返済の5つのコツ
1.借金返済の生活に慣れよう!
生活レベルを落とす事ができれば、支出を少なくすることができるようになります。
借金を返していく間の生活は、創意工夫でいくらでも変わっていくものです。
つらいと思えばつらいですし、工夫すれば快適に過ごすこともできます。
私自身、長い間借金生活をやってて気づいたのですが、上手な借金生活には2つの段階(レベル)があります。
借金返済する人の2つの段階
1.まず限界まで節約した生活ができるようになる。
2.慣れてきたら、自身のお金を管理する能力をしっかり上げて出す部分と、出さない部分を決める。
2.借金してしまったら何をすればいい?情報を集めよう
まず第1段階目の限界まで節約した生活ができるようになる為には?
最初にまず大切なのは、生活を変える事です。
これ以上借金が増えないように、借金の原因になった行動を止める事が大切です。
例えば衝動買いの癖がある人は、街中に行かないようにするとか、風俗通いをして借金を抱える事になったという人はなんとかして行かないで済む方法を考えるとか、とにかく借金の原因となった自分の悪い癖を封印する事です。
3.借金生活を脱出する!と決心する
今から借金をなんとかして、その後に幸せな生活を作るぞ!って決心する事です。
まず、気持ちが返済に向いてないと何もできません。
自身のこれからの人生を変えてやる位の事を思った方がいいです。
借金がある今のどん底から思いっきり這い上がってやる!位の意気込みを持たれるのがいいと思います。
4.借金返済のコツは返済生活に慣れる事です
努力を続け、削るところを削り、しっかりと借金を返していく事が大事です。
自分の生活管理が悪くて借金をしてしまった人は、悪習を改めて借金する前の元の質素な生活に戻すのはかなりの苦痛を伴いますが、改善し、改善したあとの生活が普通だと思えるまで耐えてみましょう。
それはとても辛い事ですが、自分の生活を変えない限り、返済には向かっていかず、効果の高い節約はどれも辛いことだからです。
節約した生活ができるようにならなければなりません
最初は節約生活ツライなぁって思うかもしれませんが、耐えてるうちに段々と慣れて、それがあたりまえになってきます。
節約にも限界があります
ケチり過ぎても、荒れた気持ちになるだけで、状況は何も変わらない場合が往々にしてあります。
例え借金まみれになってても100円高い定食を食った方がいい!
外食で100円の贅沢に迷った場合
例えば、どうしても仕事が忙しく残業しなければいけなかったとします、そこで仕方なく外食に行ったとしましょう。
800円の定食と700円の定食があり、本当は800円の定食が食べたい、でも借金が気になりケチり主義の考えにとらわれると、本当は食べたい800円の定食を我慢して700円の定食を選びたくなる…。そういう葛藤(笑)が生まれます。
このシチュエーションだと、どっちにするのがいいのか?
本当は外食自体がぜいたくなんだから、700円にすべきとも考えれるかもしれませんが、こういう時は私は自分の食べたい800円の方を優先してもいいと思うんですね。
食事ってすごく気力にかかわってくるものだと思いますから、借金がある状況でもある程度いいものを食べたほうがいいと思います。
毎日飲むジュース代の100円、200円といった毎日が積み重なる選択なら、それを削るというのは重要な選択だと思いますが、こういった単発で入るような、100円の違いなら、ケチった分のお金が効果薄で、かえってそういうのを我慢しないでいた方がいいと思います。
これは経験からそう思うのです。
全部を切り詰めるのではなく、効果的なところを切り詰める、借金生活をうまくやっていくにはこういう自分なりの感覚と考えを作っていく必要があります。
5.借金生活に慣れてきたら…
自身のお金を管理する能力をしっかり上げて出す部分と、出さない部分を決める。
自分が精神的に悪くならないラインを把握した、適度の節約でのお金の使い方を考えてみれば、借金返済の生活もそれほど暗くならずに、自分の時間のままで過ごす事もできると思います。
借金というものは、幸せと時間を奪っていきます。
借金というものは幸せに過ごせたかもしれない時間を、確実に不幸せだと思える時間に変えていきます。
働いて稼いでも、それを遊びや消費に使うのではなく、返済という不毛な方向にお金を回さなければならない…だからこそ、そんな状況の中でも、ご自身がツラくならずに続けていける節約ペースを模索していく必要があるのです。
これから借金返済に本腰を入れていこう!っていう人へ
いくぞ!全速で借金を返済するぞ!と意気込んで借金返済にあたると、実はすごい勢いで気力が削られていきます。
その理由はお金を使うたびに、ああ、本当はお金使いたくないのに、これを我慢して返済にあてたいのにとか思ってしまうようになるからです。
支出をゼロにすることは誰にもできません。お金使わず生活することはできないのです。ですので、自分の価値観を変えていく事が必要になってきます。
限界節約生活は心が削れていくような気持ちになります
やってみていただけるとわかりますが、必要最低限、限界までお金を使わずに生活を続けていくのは本当に辛いものです。
ランナーズハイ状態を作り出せればいいのですが、どうもそれができる人ばかりじゃないと思いますし、ランナーズハイを目指す事が合ってない人は独自の返済生活スタイルを作り出すべきだと思います。
返せると自分が考えるペースと現実に返せる実際の能力は違います。
多くの人は、そのギャップに苦しみます。
自分の繰上げ返済可能額はいくらなのか、どんな生活パターンなら長い期間でも平気なのか、今これから借金を返済していこうとする人は、それをつかもうとしながら生活していくのがいいと思います。
借金生活に慣れていき借金に対する考えをパワーアップさせていこう
借金があるなら絶対やった方がいいのが月一回の集計です。
給与が入った日が一番いいと思います。
いくら入ったのか、今月はいくらで暮らすのか、借金返済も含めていくら支払いがあるのかを計算します。繰り上げ返済できるならその金額もその時点で算出しましょう。
借金をしている人にとって大事な事は、とにかく状況を忘れない事だと思います。
私には借金がある。だからこれは買えない、こんな事にお金使えない、こんな感じに自制する気持ちを持つという事が必要です。
また、そういう倹約の心を持つのと同時に、自分を客観的に見て、節約しすぎないようにする事も必要です。
この二つは矛盾した正反対の事のように思われるかもしれませんがそうではなく、バランス感覚的に両方持っておかなければならない感覚だと思います。
借金を早く返したいばっかりを考えていると、どんな時でもお金を使う事がなんか悪い事のように思えてきます。
ですが生活していく以上、どうしてもお金を使わないと生活できません。
どんなに節約しても食費はゼロにはできないですし、電気代もゼロにはできません。
借金がある状況ではお金を使うのは悪い事であり、また同時に借金がある状況でもお金を使う事は必要な事でもあるのです。
上手に借金と付き合うには?
上手に借金と付き合うには、どこまではお金を使って良くて、どこを節約するかを考えなくてはなりません。
借金を返し始めてからすぐにこの感覚が身につくかというとそうではありません。
最初はどこをケチればいいかわからず、またどこを出せばいいかわからず、考え過ぎてしまってとても疲れてしまいます。
何ヶ月かそういう借金を返しながらの生活をしてみて、だんだん精神的に平静を保ちながら返していく事ができるようになるのです。
最近借金をして、これから返していかないと、っていう人、頑張って練習するつもりで生活していかれるのがいいと思います。
月一回集計をして、どれくらいなら使って良いのか、どういう支出は避けた方がいいのかを、だんだんと把握して、自分の借金に対する考えをパワーアップさせていく事が重要だと思います。
ああ、わたしも仕事を辞めたいと思っています。
しかし、あと3年で辞める、それまでにできることをしようと考えると、少し耐えることができます。
Rさんコメントありがとうございます。
>しかし、あと3年で辞める、それまでにできることをしようと考えると、少し耐えることができます。
共感していただいて嬉しいです。
>それまでにできることをしようと考えると、
そうですよね!できる時にできる事をやってくのが一番いいと思います。