借金返済のコツ 使わないのが一番
とにかく買わないっていうのも大事な事です。
メディアは買ってもらう為に、いつも宣伝している
TVCMや雑誌、インターネット、たくさんのメディアがいつもあなたに対して物を売り込んでいきます。これ売れてる!これがあったら便利!いつか使うだろうから。そんな理由から、物を買ってしまう事って誰にでもあると思います。
ですが、よく吟味しないで買ってしまうと本当に必要かどうかよくわからない物が残ります。
今まであなたが買ってきた中で本当に必要なものはどれ位あるでしょうか?
買ったけど使っていない、ずっとクローゼットの奥に入れたままの物、誰にでもあるのではないでしょうか。
必要な物だけを買おう
節約にも通じますが、本当に必要な物にだけお金を払って、時間もお金も上手に賢く使っていこうという気持ちを持つ事が大切だと思います。
物が増えてしまうと、それを置くスペースが必要になります。物が多ければ多い程、居住空間は狭くなり、快適ではなくなっていきます。
住まい=スぺースです。
そう考えると物を置いているところにも家賃を支払っていると言えます。
住まいが広ければ広いほどコストがかかる
住まいにかかるお金は、広さによって決まって来ます。狭いところで暮らせば暮らす程、理論上、家賃がかからない事になります。(同じ場所に、同じ築年数で、同じ部屋であれば、スペースの広さによって、家賃の高低が決められる事でしょう。)
ワンルームよりも1LDK、1LDKよりも2LDK、2LDKよりも3LDKの方が家賃が高くなります。物が増えれば増えるほど、それを置くスペースが必要になってきます。
物は増えれば増えるほど、家賃がかかってくると考えておいた方がいいと思います。
そう考えれば、物を買うと時、これでいいのかな?これは本当に必要かな?と考える癖がつくようになると思います。
借金があるときこそ、必要なものだけを買うようにしよう
ホント物質社会ですから、周りを見渡せば便利な物が次々出てきます。新しい服が欲しい、靴が欲しい、サンダルが欲しい、鞄が欲しい、財布が欲しい、ゲーム機が欲しい、テレビが欲しい、いくらでも欲しい物が出てきます。
ですが、全部買っていたらお金はすぐなくなっていきます。
物を買うときには買う前にそれが本当に必要なものかどうか、なければどんな被害(または効率の悪さ)があるのかを考える為に一ヶ月位買わないで生活してみて、それでもどうしても必要な時にだけ買うという方法はどうでしょうか?
生活していく上で消費は避けて通れない事です。しかし、消費(支出)をいかにコントロールするかによって返済のペースは変わってきます。賢者の消費とはNEED(必要なもの)とWANTS(欲しい物)を分けて考えた消費だと思います。
消費か投資か?借金があるうちは、それを考えてからお金を使おう
おいしい物を食べたい、かわいいと思う子と話したい、酒を飲みに行きたい、働きたくない。およそたくさんの人が思うような欲望はお金があればできます。
ですが、そうい短期的な欲を満たす為のお金の使い方は、投資ではなく、消費です。
少ない金額しか手元になくても、有効にお金を使う事で上手にお金を使っていきましょう。
投資的なお金の使い方とは、未来にお金を生み出すお金の使い方です。
損をしなければ株は投資の代表的なものなんですが、借金がある状況ではそんな大きな投資はできません。そういう本当の投資ばかりが投資というわけではなく、借金があるような状況で仕事の道具を購入する、こういう事も立派な投資なわけです。
仕事をすればお金が入ってきます。そして、いいスーツを着ていれば同じ仕事をしても周りからの評価も高まり、給料が上がり、スーツを購入した分以上の効果があるかもしれません。
サラリーマンがスーツを買う事は小さな投資なわけです。
お金を使う時に気をつけるといいのが、この消費か、投資か、という考え方です。
気をつけてみて下さい。
心貧しい消費、心豊かな消費
お金を使う事をずっと嫌がっていては、ずっと貧しい心のままです。
お金を使う事を嫌だと思っていても、お金を使わずに過ごす事なんてできません。生きていればお腹がすきますし、お風呂も入りたくなります。どうしても食費はかかりますし、光熱費もかかります。
借金の返済の為にはとにかくお金を使わない事、自分を消費しない体質に改善していく事だと思いますが、どうしても削りきれないところが出てきます。
お金を使わなければいけない部分なのか、そうでない部分なのかを見極めなければ、いくら収入があっても、全部借金の返済をしなければならないというお題目に吸い取られていくので、ずっと心は貧しいままです。
それでは駄目だと思います。
借金を返済しながらも、食べる物のおいしさは感じていい。
借金の返済が苦しくても、お風呂位はお金の事考えないで普通にお湯使って自分の気持ちを癒せばいいと思います。
借金の返済を真剣に考えてない人にとっては次元が違いますから、こんなケチケチした精神状態の事言っても仕方がないでしょうけれども、でも、極限まで削ろうとしている生活態度だと、無味乾燥過ぎて人生が楽しくなくなってしまうという事を、このサイトを見て下さってる方ならわかっていただけるのではないかと思います。
使っていい金額、使ってもいい費用、これを見極めてどこかで線引きをしないと借金返済生活はとても惨めな、心が細っていく生活になってしまいます。
どうせ使うなら、この金額は仕方ないと覚悟して使う事が大切です。
借金を返したいという気持ちは強すぎても、なさ過ぎてもダメです。
借金返済のコツ バランスが大事
借金を返す事に焦り過ぎてはいけないし、借金なんてあったっけ?どうでもいいじゃん的な考えも良くないです。
何事もバランスが大事という話ですね。
生活しているとお金を使うシチュエーションが必ず来ます、その時自分がいつも借金の事をどんな風に考えているかが問われます。
どこまでのお金なら使ってもいいか、借金している自分にとってこの買い物はしてもいい買い物なのか。
お金を使う時、瞬時にそれがいい買い物なのかを判断しなくてはなりません。長く借金を返していく事になるのなら、この感覚、判断力を磨いていこうと思いながら生活していくといいと思います。
借金がある状態で生活していくには、考え方を借金モードに切り替えた方が、精神的に安定します。
借金があっても、結局、支出をゼロには誰もできないわけです。
どこかでお金を使っていかなければならない
お金の事なんて考えるの嫌だと、借金から目を逸らして生活していれば、全然借金が減らず、長い間借金したままの人になってしまいます。
ですが、繰上返済をして早めに返す為に極端に切り詰め過ぎるっていうのも、最高の借金の返し方ではないと思います。
バランス感覚を持って、お金とつきあい、できるだけストレスを少なくして借金とつきあっていく。これが理想なんじゃないかと私は思います。